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僕らの物語  作者:
13/55

修行

僕が居間で待っていると数十冊ほどの本を抱えてお爺さんがやってきた。「待たせたの。」「いえ…あの…」「爺さんや爺ちゃんと呼ぶがよい。勉強をするぞぃ。」「爺ちゃんと呼んで良いですか?」笑顔で頭を撫でてきた。


「この世界には妖怪と呼ばれる闇に住むものがおる。妖怪は悪い奴らしかおらんと考えられてきた。」「人を傷つける妖怪?」傷つける妖怪…百物語が例かな…。「そうじゃ。傷つける妖怪はまだ序の口じゃ。人を殺す妖怪も居るのじゃ。」そういう悪い妖怪をやっつけ、人を守るのが陰陽師の役目と知った。

「考えられてきたってことは…今は良い奴らも居るってことだよね?」「そうじゃ。良い妖怪は桜家の妖怪じゃ。」桜家は総大将とか雪穂さんや仙が居るところだ。それだから敵対関係にあるはずの花院家と交友関係にあるのだろうか……。


「終わったか?」龍さんが休憩中に入ってきた。「爺さん、ちょっといいか?」龍さんに呼ばれた爺ちゃんは僕に自習をしとくように云い部屋を出た。

僕は爺ちゃんに云われた通り前半にやった陰陽師の歴史やこれからやる妖怪の種類を予習、復習している。


百物語…誠は今、どうしてるんだろう。



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