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・登場人物&その他(1巻終了時点)

今話は、第1巻まとめであり、ストーリーには一切影響しません。

読み飛ばして頂いても、全く問題ありません。

★登場人物(1巻終了時点)


森木もりき ゆう    音楽家・配信者。貧乳教徒。高1。

桃山ももやま 咲月さつき   バンドメンバー、サブマネ、元子役。高1。

青島あおしま 鈴菜すずな   バンドメンバー、一時的にカレカノ。高1。


赤城あかぎ      ベルゼ音楽事務所の社長。50歳。

黒原くろはら      ベルゼ音楽事務所のマネージャー。35歳

黄川きかわ 梨穗りほ   悠の後援者。国内トップ企業の取締役。中3。

・大林      黄川グループの広報部長。赤城と同世代。

・大橋 香雅里かがり  30代の子持ち芸能人。元アイドル。黄川のCMで共演。

緑上みどりかみ 優理ゆうり   5歳からTVレギュラーのマルチタレント。高1。



★弾ける楽器


・悠  =ギター、ベース、ピアノ。(多少のドラム、篠笛)

・咲月 =ギター、ベース、ドラム。

・鈴菜 =ピアノ、キーボード、バイオリン。



★出した曲


・1曲目『星振る海辺』

 初配信で弾き語り。曲単独では動画サイトでメンバー限定公開。

・2曲目『夢追い人』

 動画サイトで一般公開。

・3曲目『それぞれの光』

 動画サイトで一般公開。

・4曲目『白の誓い』

 鈴菜に楽曲提供。演奏はジャパン交響楽団。合計ミリオン。

 初週=ストリーミング5000万再生、ダウンロード72万件、CD45万枚。

・5曲目『歩んだ道』

 咲月に楽曲提供。演奏はジャパン交響楽団。合計ミリオン。

 初週=ストリーミング3300万再生、ダウンロード76万件、CD48万枚。

・6曲目『夏の蛍』

 悠がボーカル。演奏はジャパン交響楽団。ダブルミリオン。

 初週=ストリーミング6800万再生、ダウンロード148万件、CD106万枚。



★出した曲の収入目安(著作権収入を含む事務所への社入金)


・ストリーミング再生  =約5000円/1万再生。

・デジタルダウンロード = 約150円/1件。

・物理メディアのCD  = 約600円/1枚。


 ストリーミング1億再生で、5000万円。

 ダウンロード100万件で、1億5000万円。

 CD売り上げ100万枚で、6億円。

 鈴菜や咲月の曲は、最終的に推計8億円ずつの社入金になる。


 利益配分は、作詞作曲の悠50%、ベルゼ音楽事務所50%で折半の契約。

 つまり悠とベルゼは、それぞれ4億円ずつを受け取る。

 ベルゼは、受け取った4億円を自社とパフォーマーと折半。

 演奏した交響楽団には、買い切りで1曲400万円の支払いだが、ベルゼが経費で出す。つまり鈴菜や咲月は、2億円ずつの取り分。

 悠自身の歌は、4億円(作詞作曲)+2億円(歌唱)=6億円の計算式。

 『夏の蛍』は、鈴菜達の2倍売れているので、実際には12億円の収入。


※これらは、悠が契約条件として折半を求めたことによる利益配分。

 悠の契約 =作詞作曲50%、音楽事務所25%、パフォーマー25%

 普通の場合=作詞作曲15%、音楽事務所65%、パフォーマー20%

 ただし有名作家や有名歌手の場合、割合は上がる。

 ミリオンを出す歌手には、30%や40%のケースもある。

 悠の場合、作詞作曲と歌で75%は妥当。(他の事務所も契約に応じるため)



★チャンネル登録者数 推移


4月 1日    0万人 活動開始

4月 2日   15万人 初配信

4月 4日  100万人 ベルゼと契約

4月 8日  200万人 業務提携発表

4月11日  260万人 10日後

4月16日  320万人 収益化配信

4月25日  400万人 テレビCM契約

5月 6日  450万人 テレビCM全国放送開始

5月15日  700万人 『白の誓い』告知配信

5月22日  800万人 『歩んだ道』告知配信

5月29日  900万人 『夏の蛍』告知配信

6月 6日 1000万人 夏の蛍の初週結果が出る



★ニュース記事

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 【音楽速報】バアル『白の誓い』が異例の大ヒット!

       男性希少時代に響く"幻の恋愛"


 デビューから僅か1週間で、音楽界に激震を与えたのが音楽ユニット『バアル』の青島鈴菜(15)がボーカルを務める『白の誓い』だ。

 初週でストリーミング再生5000万回、ダウンロード72万件、CD45万枚という驚異的な数字を記録している。

 特にCDの販売数は、デジタルが主流の現代において、極めて異例の数字だ。

 音楽評論家の村田英子氏は「CDが10万枚売れれば、大ヒットと言われる中、初デビュー作で初週45万枚という数字は前代未聞」と語る。


 作詞作曲を手がけたのは、チャンネル登録者数800万人の男性音楽家、森木悠(15)だ。森木は今月、黄川自動車のテレビCMの楽曲で商業デビューを果たしたばかり。その才能が今回の大ヒットで改めて証明された形となった。

 本作品の最大の魅力は、男女比1対3万という現代において、ほとんど失われた「男女の恋愛」を繊細かつ美しく描いた歌詞にある。

 雪の積もる冬の風景を舞台に、二人の絆が春に向かって育まれていく様子が描かれており、多くの購入者から「現代では体験できない幻の恋愛を疑似体験できる」と絶賛の声が寄せられている。


 音楽プロデューサーの高橋愛里氏は「『白の誓い』の歌詞は、現代社会で失われた男女の繊細な感情交流を見事に表現している。『二人の息、白く溶け合い』や『温め合って、幸せあった』といった表現は、共に居ることの温もりや安らぎを、今の若い世代が知らない形で伝えている」と、高く評価する。

 さらに「冬から春への移り変わり」という季節の変化を通して希望を描く構成も秀逸だ。「いつか暗い闇も、晴れて彩った春に変わる」という歌詞に、現代社会の閉塞感からの解放を願う聴き手の思いが重なっているとの分析もある。


 演奏を担当したジャパン交響楽団の高い技術と、青島鈴菜の透明感のある歌声も相まって、『白の誓い』は既に近年最大のヒット曲となる勢いだ。

 音楽配信サービス各社によると、ユーザー1人あたりの平均再生回数も通常の2倍以上というデータが出ており、リピート率の高さも異例の数字となっている。

 音楽業界関係者からは「音楽界の情勢が塗り替えられる」との声も上がっており、今後のバアルの活動と森木悠の楽曲提供に注目が集まっている。

 音楽ニュースオンライン 5月23日 14:00

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 【音楽速報】バアル『歩んだ道』が大ヒット継続中!

       男性音楽家の描く"別れの美学"が女性の心を掴む


 デビュー曲『白の誓い』で音楽界に激震を走らせた音楽ユニット『バアル』が、今度は桃山咲月(15)のボーカルによる『歩んだ道』で再び快挙を達成した。

 初週でストリーミング再生3300万回、ダウンロード76万件、CD48万枚という大記録を樹立。前作に続き、歴代記録を塗り替えるメガヒットとなった。

 音楽評論家の水谷律子氏は「『白の誓い』は偶然ではなかったと証明された。『歩んだ道』の歌詞は、失恋というテーマに新たな息吹を与えた」と評価する。


 作詞作曲を手がけたのは、チャンネル登録者900万人を突破した男性音楽家、森木悠。森木は、前作『白の誓い』に続き、現代では失われた恋人との別れという感情を繊細に描写し、その技法に大きな注目を集めている。

 最大の特徴は、「諦め」と「応援」という相感情の共存を描いた歌詞だ。「あなたを後ろから押しているから、応援しているから」というフレーズは、多くの女性の感情に強く訴えかけている。

 音楽プロデューサーの西田麻衣氏は「『歩んだ道』は、前へ進んでいく相手を見送る切なさと、相手の幸せを願う純粋さが見事に表現されている。男女比が極端に偏った現代において、男性を想い続ける切実さが響いている」と分析する。

 演奏を担当したジャパン交響楽団の卓越した演奏と、桃山咲月の切ない歌声とが見事に融和し、聴いた人々の心を惹き付けて離さない。


 音楽配信サービス各社の統計によると、若年層だけでなく幅広い世代に受け入れられている点も注目される。購入者の大半が『白の誓い』のファンを兼ねており、支持層の定着も顕著だ。

 ストリーミング再生の差は、『白の誓い』との分散によるもので、ダウンロード数は4万件、CDの売り上げは3万枚も増えている。

 本日は、森木悠自身のボーカル曲『夏の蛍』のリリース日でもあり、次々と展開されるバアルの活動に、音楽業界全体の注目が集まっている。

 音楽ニュースオンライン 5月30日 15:30

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【音楽速報】バアル森木悠の『夏の蛍』が前代未聞の大記録!

      初のダブルミリオン達成で"歌詞論争"も勃発


 音楽界を席巻する音楽ユニット『バアル』から、リーダー森木悠(15)自身のボーカル曲『夏の蛍』がリリースされ、音楽業界に激震が走っている。

 初週でストリーミング再生6800万回、ダウンロード148万件、CD106万枚という、過去の全記録を粉砕する衝撃的な数字を樹立した。

 特に注目すべきは、ダウンロードとCDが共に初週でミリオンを突破した史上初のダブルミリオン達成だ。

 音楽評論家の高島真美氏は「減少傾向が加速する中で、過去10年間の最高水準であったダウンロード100万件とCD80万枚を、初週だけでどちらも圧倒的に上回る事態は誰も想像していなかった」と驚きを隠さない。


 本作の魅力は、夏の風物詩である蛍をモチーフにした、儚い恋心と到達できない願いを繊細に描いた歌詞。そして卓越した男性ボーカルだ。「触れてはならぬ綺麗な清流、清らかな水が欲しい。叶うなら愛してほしい、僕の光で水面を照らさせて」という歌詞は、SNSで大きな話題となっている。

 この歌詞をめぐっては、「触れてはならぬ綺麗な清流」が誰を指すのかについて、バアルの青島鈴菜説と桃山咲月説の二つが有力だ。

 青島説の支持者は「触れられない高嶺の花」のイメージがお嬢様の青島に合致と主張。一方、桃山説の支持者は、1曲目『白の誓い』は恋が成就したのに対して、2曲目『歩んだ道』は失恋を描いており、その流れからすると3曲目『夏の蛍』は桃山咲月への想いを表現しているとの見方を示している。


 音楽評論家の西山千絵氏は「この論争自体が『夏の蛍』の奥深さを表している。森木氏の楽曲は単純な愛の表現ではなく、現代社会の男女関係の困難さや、男性側から見た恋愛感情の機微を表現している点が画期的」と分析する。

 バアルの3曲が出揃ったことで、曲の関連性についても議論が活発化している。「3曲で一つの物語を形成しているのでは」という観点から、楽曲を分析する動画コンテンツも人気を集めており、森木悠の意図を推測する歌詞考察が、新たなエンターテイメントとして定着しつつある。

 バアルは今後も活動していくが、チャンネル登録者数1000万人を超えた森木への期待は、日々高まっている。男性希少時代における歴史的な音楽現象として、この「森木旋風」は音楽教科書にも記載されることになるだろう。

 音楽ニュースオンライン 6月6日 14:30

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★おまけ


A=みかん

B=柿

---(秀逸)---

C=りんご

---(信仰上の限界)---

D=グレープフルーツ

E=梨

F=小玉メロン


※教義の厳格さについては、信者間で差があります。

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― 新着の感想 ―
後書きがwまあ同じカップサイズでも身長や体格差で見え方が違ってきますからね。
何時も楽しく読ませて頂いております! それでですが★登場人物(1巻終了時点)の女性陣に★おまけの評価も付けられるべきだと思っていますが如何でしょうか!何をいいたいかというと主人公が信仰上においてそのヒ…
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