第1話 出会い
初心者なもんで、おかしな部分があるでしょうがどうか我慢して読んでいただければ嬉しいです。
東京都立黒京高等学校に今をときめかす俳優の神山隼人が入学した。
彼は中学3年で15歳の時にタレントとしてデビューした。
デビュー2ヶ月で人気者になるなど、1年目は大躍進の年だった。
整った顔立ちに長髪で茶髪に近い金髪。178センチの高身長。誰もが魅了されるような美男子だ。
そんな隼人が入学して2週間がたったある日。
登校中、道の曲がり角を曲がった時だった。
隼人は1人の女性と出会った。
女性はあわただしく走っていて、隼人にぶつかった。
「ご、ごめんなさい!」
彼女はすぐに謝った。
「大丈夫です。そっちは大丈夫ですか?」
制服が黒京高校のものだ。黒京の生徒だった。
「大丈夫です。じゃあ急いでるんで行きますね」
彼女は走って行った。
「あれ・・・?学校とは反対だぞ・・・」
そして隼人は学校についた。
自分のクラス、1組の教室に入ると隼人の席の横に1つ席が増えていた。
転校生がくるというのだ。
「入学2週間で転向かよ」
「せんせー、転校生って女子ー?」
クラスの男子が先生に疑問をぶつけた。
「あぁ、女子だぞ。入ってくれ」
転校生が教室に入った。
「自己紹介でもしてくれ」
「・・・上原結衣です。よろしくお願いします」
肩にかかるくらい、いわゆるセミロングで茶髪の髪に、大きい瞳。そして平均的な身長にスリムな体系。文句なしで可愛いと言える。
「じゃああの席に座ってくれ」
1組担任は隼人の隣の席を指でさして言った。
結衣は自分の席の前まで行った。
「上原さん、よろしくね」
人見知りをしない隼人は結衣のほうを見ず、あいさつをした。
「うん、よろしく・・・あれ?」
「ん?」
結衣が何かに気づく。
隼人は結衣の方を初めて見た。
「あ。朝・・あったよな」
「う、うん」
結衣は驚いている。
目の前に芸能人がいるというのだ。驚いてもしかたない。
そして何事もなく、1時間目が終了した。
休み時間になるとクラスの女子が結衣の元へ集まってきた。
「結衣っていうんだよね? びっくりしたでしょー。あの神山隼人がいるなんてね」
「うん、すごいびっくりした~」
「ちなみにね、あたし、隼人と小学校、中学校一緒なのよ。大谷加奈っていうの」
加奈は大人っぽい顔立ちで、少し身長は高め。ロングヘアで黒い髪が特徴的。
「へ~すごいね」
「すごいでしょ。自慢できるのこれくらいだけどね」
「上原結衣・・・か」
隼人は廊下の窓から空を見上げてそう言った。
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