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歩く犯罪ホイホイ

 簡素な作りの部屋だった。壁一面灰色一色で、少年の目の前に置かれている机までもが灰色に染まっている。

 カタッ、カタッという無機質な機会音が部屋中に響き渡る。先程から少年の発言を逐一まとめているのだ。少年が明日は日経平均株価が下がると言えば明日は日経平均株価が下がると記録され、ショートケーキはどの辺がショートなのだろうかと言えばショートケーキはどの辺がショートなのだろうかと記録されるだろう。

 空白すら黙秘と記録されるが記録され無いのもある。

 否認したときだ。

 録音可視化によりここで調書を作る必要はないのだが、手荒な真似も出来なくなり大分制限されることになったせめてもの意地だろう。

 背後にはガラス細工の小さな窓があり、そこから時々稲光が磨りガラス越しに光り、不快な雷鳴を轟かす。前の壁には横に広がっている窓があるが、室内を写しているだけだった。その窓の向こう側には時としてこちらを除く者が居るかもしれないが、どれ程目を凝らしてもこちらからは分からない。窓に反射した顔馴染みになりつつある目の前の男の頭頂部が禿げつつあることに気付き、一抹の哀愁を覚える。

 まだ禿げ始める年でもないだろうに。

「証拠はあがってんだ。さっさと白状したらどうなんだ!」

 机を挟んだ向かい側に座る男が鬼のような形相をしながらいかつい声で言った。

「だからやってねえって言ってんだろ‼️ もう四日になるぜ。いい加減証拠不十分で出してくれよ。こちとら高校始まって四日も経つってのにまだ一度も行けてねえんだぞ」

 聞き慣れた言葉にすかさず言い返す。どうやら鬱憤が溜まっているらしい。

(──いくつになっても警官は好きになれない。)

 少年がいるのは取調室だった。  

「お前が素直に吐かねえからだろ。自業自得だよ、自業自得。ったく天下の犯罪ホイホイ様も地に落ちたもんだなあ。散々ぱら見逃してきてやったてのにこんなちんけな犯罪に手を染めるとわな」

 ニヤついた顔で嘲笑された。

 堪忍袋の緒も切れ、苛立ちはとうとう沸点に達する。

「何度言えばわかるんだよ‼️ 俺はやってねえんだ。それに散々ぱら見逃してきてやったって単にあんたらが署長の痰壺を掃除している間に犯人に逃げられてるだけじゃねえか。俺に擦り付けられても困るってもんだぜ」

「なんだとこの野郎‼️ もう一辺言ってみろコラ。その口二度と聞け無いようにしてやるぞ」

 短気な男は血管を浮き上がらせ憤った。机に身を乗り出して襟首を掴んでくる。警官は人をおちょくるのは好きなくせに自分が舐められたと思うとすぐに激昂する。

 今夜はこんな奴らの相手をするのにうんざりしていた。

「どうしたどうした盛りたって。前はよくも殴ってくれたな。でも良いのか? 確かに体の傷は誤魔化せるかも知れないがカメラの映像は誤魔化せないぞ」

 だからこその取り調べの可視化。二ヶ月前に委員会の審議会で待ちに待った条例案が通ったばかりだが、早速恩恵を受けていた。男は手を離すと悔しそうに歯軋りをする。それでも今夜は気が収まら無かった。

「もう諦めたらどうだ。俺の尻尾をつかんだと有頂天になっているところ悪いがはっきり言って時間の無駄だぜ」

 言い終わると同時に若い男が一人ドアを開けて入ってきた。若い男は禿げ始めた男に耳打ちする。禿げ始めた男はそれを聞いて不機嫌な顔になることはなかった。既にこれ以上ないまでに不機嫌な顔をしていたからだ。禿げ始めた男はゴーヤを磨り潰したような苦い声で言う。

「出ろ、釈放だ」

 それ以上言いたいことはないと言わんばかりにドアを力任せに閉めて取調室から出て行った。部屋には少年と若い男、そして調書を取っている婦人警官が残される。

「男女雇用機会均等法が実を結んできたようだな」

 目にかかった前髪を手で退けて、少年は婦人警官に言った。

「どういう意味だ」

 若い男は少年に詰問する。若いだけあり威勢がよかった。様々な職業があるが警官だけは年齢がものを言う職業だ。さっきの男も取り調べの腕は確かだ。ただ相手が悪いだけだったのだ。取り調べに限って言えば年を積むと相手に自分からシャブを打ち出して落とすときと、じっと黙って相手が勝手に落ちるときのタイミングが分かるようになる。問うに落ちず語るに落ちる。その逆もまた然り。語るに落ちず問うに落ちる。

 少年は単に堕ちるとこまで堕ちたのだ。

 一方、若い警官はたいてい元気が取り柄で後は特にない。警察学校の一年間で何を教わるのか皆目検討もつかないし知りたいとも思わないがいざ現場に出るとまるで役に立たなくなる。

 現場の空気を肌で触れ、泥臭い聞き取りをこなし、しぶとい犯人を泣き落としてようやく一人前になっていく。だが目の前の男が一端の警官になる成長過程にあるとしても、少年を見る視線はおおよそ看過できるものではない。

 近頃の少年課の警官だって一五歳の少年にそんな視線を向けないだろうに。

「お前に言ったんじゃない、彼女に言ったんだ。帰りは分かるからさっさと失せてくれないか、今夜はこれ以上むさぐるしいだけの警官の顔なんて見たかねえよ」

 ドアを閉じる音はさっきより幾分大きかった。

「どういう意味なの」

 婦人警官はキーボードを打つ手を止め、くるりと少年の方を向く。ショートカットの丁寧に手入れされた茶髪は今時だった。警官に似合わない真っ直ぐな青い目。幼く、綺麗よりは可憐と思わせるがそれでいて意思の強さを感じさせる顔立ち。益々警官に見えない。

「昔は婦人警官なんて取調室に入れさせてもらえなかった。勿論場の雰囲気を締めるためという理由もあったけど。気の弱い奴は刑事に睨まれただけで吐くぐらいだからね」

「なるほど。それと君、殴られたとか言っていなかった?」

「確かに言ったけど事実だよ。良くあることさ。原則取り調べでの強迫による自供は証拠にならないはずなんだけどそもそも証拠が揃った上で後は自供もっていうやつにやるからね。て言っても気に食わない奴には問答無用で殴るけど。そして俺は彼らにとって目の上のたん瘤なんだ」

「ふーん、警察学校では罪のない一般人への暴行はいかなる理由があってもやってはいけないと教わったんだけど……」

 婦人警官は年上のお姉さんが年下の男の子に話すようなしゃべり方だった。年相応の扱いを受けたのは久し振りに感じられる。

 捕まってからの四日間、少年は自分が一五歳の少年であることをすっかり忘れていた。人権なんてあったもんじゃない。この市の、然互市の治安に携わる仕事をしている人間は相手がちょっとやそっとじゃびくともしないと分かると、法律を煮すぎた枝豆を噛み潰すようにへし折る。

 相手が子供であろうと容赦しない。それが彼らの仕事の流儀であり誇りである。

「どうだろう、俺も警察学校の内情に詳しくないから分からないけどやっぱり現場は教科書通りには事が運ばないよ」

「君、人生が嫌になったりしない?」

 婦人警官の疑問には少年への憐憫が多分に含まれていた。

 少年は一つ大きく溜め息を吐いて立ち上がり、ドアの前で振り返って婦人警官を見ると言った。

「そりゃ勿論嫌になるさ。何もかもを捨てて逃げ出したい。俺を、俺という存在を誰も知らないところにね。ところで新卒採用のぱっとでの警官が何でこんな街に配属されたんだ?」

「そうね……私も良く分からないのだけど多分この街の治安がずば抜けて悪いからだと思う。公式発表されていない分も含めてだけど去年だけで二五三件の殺人事件があったと教えてもらったときは驚いたわ。もっともセンセーショナルさだったら君がそのうちの三分の一に関わっていたことには負けるけどね」

 首都である東京やその周辺首都圏は比較的治安が良い。しかしそこから少しでも外に出ると思った以上に治安が悪くなる。地方中枢都市である然冱市も情報統制が敷かれているはいるがそれでも治安の悪さでそこそこ有名な訳であって別格だが、だからこそなのか。

 新人研修としてはうってつけである。

 一度ドアノブに手を掛けたが離すと、

「そうか……。それとこれは取調室の先輩としてだけどえーと……」

「水鳥ヴィクトリアよ。母がフランス人なの」

「空手が得意だろ?」

 水鳥は目を見開き驚いた。

 図星のようだ。

「……どうして分かったの?」

「勘だよ。それじゃヴィッキー君、俺からのアドバイスだ。警官はタフじゃなければやっていけない。自分を信じて頑張ってくれたまえ」

「うふふ、アドバイスをありがとう巣蜂君」

 口に手を当てた上品な笑い方は警官が一生かけても出来ないだろうと思わせるものだった。

 少年はドアノブをもう一度掴み、取調室を後にした。


 少年は荷物を受け取ると、廊下を歩きエレベーターに乗る。人が慌ただしく部屋から部屋へと出入りしているが何か事件でもあったのだろうか。取調室がある階には大きな事件が起こったときに捜査本部がおかれる大会議室もある。ドアが閉まろうとしたとき、男が一人駆け込んできたので少年は間髪いれずボタンを押した。勿論『閉』だ。

(──ちっ、間に合ったか。)

 男がドアの間に手をねじ込むと同時にドアが開く。男は少年の顔見知りの刑事だった。刹那、少年と男の視線がぶつかり合う。

「相変わらずだな」

 低く、年に似合わず重みのある声で男が言った。男の名前は沢島圭人、少年とまともに接してくれる数少なすぎる警官の一人だ。

 百九十はあろうかという身長と恰幅の良い体格。シャツの上からでもわかる筋肉は日頃から鍛えていることを伺わせる。こんな大男に追いかけられたら犯人もたまったもんじゃないだろう。少年は肋を二本持っていかれた。今でも時折痛むことがある。とはいえそれが縁で何かと面倒を見てくる警官に珍しくないタイプだ。

「警官は二番目に嫌いだからな」

「二番? 一番は何なんだ」

 少年は自分よりも二十センチも大きい沢島を見上げるとニヤっと笑う。

「お前らのレゾンデートルになっている犯罪者だ。意外かも知れないがこれでも俺は捜査には協力的なつもりなんだぜ。で、何か事件でもあったのか」

 沢島は顎の無精髭を右手の親指と人差し指でかく。身なりに気を使っている沢島は普段髭を剃っていたはずだ。心なしか目の下にうっすら隈もできている。最後の仕上げにボサボサの髪を更にボサボサにすると、

「女の暴行が二件続いてな。たぶん同一犯だろう。まったく、ひでーことしやがる。仏さん、全身傷だらけの上に、左手薬指がまるですり棒か何かで磨り潰して、踏み潰されたみたいに粉砕骨折しててな。上がマスコミに騒がれる前に解決しろって煩くて煩くて。お陰でここんとこ家にも帰れず署で寝泊まりさ」

「そいつはご苦労なこった。たまには警察署で一夜を明かさざるおえない人間の気持ちなってみる良い機会だろう」

「何でもいいから分かったことがあったら言ってくれ、運が悪ければお前も関わることになるだろうし。なんたって捜査には協力的なんだろ」

 少年はわざとらしく首をかしげ、

「言った覚えがないな」

 沢島は呆れたように目頭を抑えた。

 そこには疲れが混じっていたかもしれない。

「……相変わらずだな」

 二十一階から長かったエレベーターがやっと一階に着いた。沢島も他の階で降りることなく二人揃ってエントランスに向かう。出入りをする際には受付に一声掛けてからなのだ。       エントランスには先客がいた。スーツを着こなし、スカートから伸びる脚は芸術的な美しさ を持っている。いかにも仕事ができそうなとびきりの美人は用を終え、突っ立っている少年と沢島の前を通り過ぎる。

 少年は視線が合ったがお互いすぐに目を逸らした。見惚れていた沢島が我に返り少年に訊ねた。

「お前あの別嬪と知り合いか?」

「だったら紹介してほしいのかな色男君」

「茶化すなよ」

 少年と沢島は惚れ惚れするような後ろ姿を見ながら、エントランスの前で本来の用事も忘れて立ち止まっていた。後ろがつかえていることも気にせず。

「彼女は週刊入世工時事の記者で潮騒明莉、昔馴染みだ。」

「週刊入世工の記者………おい、まさか週刊入世工が事件絡みでよくすっぱぬくのって……」

「ったく、俺が捕まったって聞いて来たんだな……面倒が増えなきゃいいんだが」

「そうかそうか。こっちもこっちで周辺住民の聞き込みだよ。成果を出せって言うわりに事件のことは一切合切洩らすなってよ。やっこさん、情報握ってる奴に限って自分の知りたいことがわかるまで何にも言わないんだぜ。もうやになるさ」

「それが捜査ってもんだ。ま、気長に頑張ってくれたまえ」

 ごほんごほんと受付のお姉さんに咳払いをされ、沢島が受付を済ますと何時もの別れの挨拶をした。

「もう来るんじゃねーよ」

「それができてたら苦労しないぜ」


「そうだ、もう帰れるよ。心配掛けたな。お兄ちゃんの好物を作るって? それは楽しみだ。じゃあまた後で」

 ガチャっ、少年は電話を切る。刑務所の食事が便所飯と呼ばれるのは諸説あり、有力な説では部屋ごとに設置されているトイレのせいというのがある。留置所はトイレが外にあるから分からないが、ただご飯が不味いのは確かだ。とても食えたものじゃないしお腹を壊してからは手を付けないようにしている。不味いのは単に経費を削減した結果だろう。帰りに何か買って食べても良かったが、少年は家に帰るまで我慢することにした。

 今や時代遅れの遺物と化したテレフォンカードを抜き取り、何となく端を撫でる。時代遅れの遺物、少年は近親感を覚えた。ふと目を上げれば取り残されていつも独りぼっち、時代にすら置いてけぼりにされるのも乙なものだ。

 激しさを増す雨にうたれ、身震いをするとコートの襟をよせ足早に公衆電話ボックスから遠ざかった。公衆電話は警察署にもあるが使いたくなかった。盗聴されているからだ。法律が届かない世界は二つある。一つはあの世でもう一つは警察署の中だ。

 少年はバスに乗り、満席な車内を恨めしく見渡した。二人席に並んで腰掛けている制服姿の男女。少年も同じ制服を着ているし、少年と二人の違いは殆どなく、誤差と呼べる範囲内だ。少年にとっては…。学校からの帰り道なのか警察署からの帰り道なのかそれだけだ。学校は桜が綺麗と聞いていた。しかし、この雨では桜も散ってしまい花見は望めないだろう。

 バスが交差点を曲がる。まだ五時過ぎだがこの天気ということもあり車はヘッドライトをつけていた。雨に濡れた窓ガラス越しのぼやけた光、時間が時間なだけに交通量も多くなる。それは少年にとって忌むべきことだった。

 車には数えきれないほどに轢かれかけてきたし何回かは轢かれた。車を見る度に思い起こされるトラウマに悩ませられる。カウンセラーにも通ったが結局治らなかった。

 そうこうしている内にバスが停車する。開けられたドアを滑らないよう慎重に下りる。雨は強くなっていた。少年が朝に読んだ新聞には台風が接近中と書かれていた。

 留置所では電子機器の使用が禁止される。少年はもともと持っていないが携帯も没収だ。そのため情報源は新聞や雑誌からになる。看守に金を払えば代わりに買ってきてくれるのだ。少年は一応自分のことが載っていないかも見てみたがそれは杞憂だった。考えてみれば少年が連行されたのは軽犯罪中の軽犯罪なわけで普通記事になるようなことではないのだが、多少なりとも動揺していたということか。今回は下手すれば前科がついてもおかしくなかったから。

 大通りをさっさと抜け、辺りは閑散としだす。少年はあえて人通りの少ない道を選んだ。犯罪というのは人が起こすから犯罪な訳であり、人が少ないところは必然的に犯罪も少なくなるという寸法だ。人が少ない通りの方がむしろ犯罪がおきやすんじゃないかと思われるだろうが、少年ぐらいの域に達すると黙っていても人がただそこにいるだけで犯罪が起こる。だから人が少ない通りを歩く方が良い。

 だけれど、今回はそれが裏目に出たようだ。

 薄暗い路地、街頭に照らされた血だらけの女。ザアザアと雨が地面を打ち付ける音は、不気味さを醸し出すのに一役買っていた。遠目でもわかるぐらい女のもとは白かったであろう柔肌は変色していた。捻挫をしたときや突き指をしときに見られる不快な青ではない。より深く、濃い青紫。痣だらけの顔、口元に垂れ流れる一筋の血、見慣れているとはいっても気分を悪くさせるには充分すぎるほどだ。

 少年は女のもとに駆け寄る。女は、雨で肌寒いのにも関わらず薄着なせいでそれを隅々まで見ることができた。女の体の見える範囲あちこち内出血しているのだ。過度な圧迫に血管が耐えられず、堪らず破裂。某有名ゾンビゲームのアンデッドとためを張れるだろう。

 犯罪はすでに起こされていた。

 もう死んでいるだろうと予想していたが女はまだ息があった。少年は着ていたコートを女に被せ、公衆電話を探す。制服だけだとさすがに肌寒い。体が外から芯に向かって冷えていくのが感じられる。

 錆びれた商店の軒先に見つけ一一〇番をプッシュしかけて、はたと気がついた。釈放されてからまだ三〇分と経ってない。そんな歩く犯罪ホイホイがまた事件に巻き込まれたとなればかなり怪しまれるに違いない。

 月一ペースで裁判所に通って─法廷で証言して─いるが今月は二回に増えるかもだ。と言いつつ、ろくでもないことしか起こらないとは知っていても高校にはきちんと通いたい。通報したとすると今度は少なく見積もって五日は拘束されるだろう。それは是が非でも避けたい。何より家には妹がご飯を作って待っている。

 少年は救急車だけを呼ぶことにした。怪我の具合をだいぶ誤魔化して伝え、名前を言わずに切る。物陰に潜んで十何分後、聞き慣れたサイレンを鳴らしながら目論み通り一台の救急車が路地に入ってくる。電話で嘘をついたのは警察に連絡を入れられるのを防ぐためだった。救急隊員はコートの下の女の傷を見て驚いていた。それを見届けたのち、再び家に向かって歩き出す。


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