俺はここの支配者だ。
太郎は死ぬことになったのだが、美少女ジュリアの裸を拝み、勇者になれば超絶美少女リルルと結婚できるということになった。
創造主と勇者の両立だ!
「ちっ。またお祈りメールか」
俺は超有名企業にわざわざ面接しに来てやった。この俺が?凄腕プログラマー鈴木太郎様が。
なのに落とすなど、見る目がない。潰れる気満々じゃねぇか。少しくらい、少しくらい目を合わせなかろうが、足を組もうが、こちらの勝手だ。なのに何だ?
「まだニートなの?鈴木くん」
近所に住む佐藤が言った言葉だ。ただ、胸がデカくて顔が女優に似てるだけの、性格クズだ。俺と結婚したいって言っても百億光年早いわ。
「クズしかいない世界なんて、もうごめんだ」
丁度タイミング良く、電車がホームに入ってきた。よし、これでグチャグチャになってやろう。そして阿鼻叫喚の渦に巻いてやろうじゃないか。身をもって世界に復讐をする!
俺は電車が失速する前に、ホームに飛び込んだ。ザマァ見やがれ。
★★★
肉が崩れ、骨が砕け。異臭に困り果てる人々。を想像したが。俺は何も痛みを感じていなかった。綺麗な空が見えるじゃないか。
「きゃー!」
きゃー?声のほうを見ると、中学生くらいの美少女が真っ裸で池の中に佇んでいた。金髪のツインテール、青い目だ。側には、見覚えのあるような衣服が落ちていた。
あれ?俺の作ったデザインと似ている気がする。と言うより、胸デカいな…。ケツもプリッとして……。
「ぎゃっ!」
俺は顔を彼女に踏みつけられた。彼女から池の水が垂れる。
「うへへへ……ぎゃっ!」
「この無礼者!」
この偉そうな口調、ジュリアだな?多分この少女はジュリアな筈。ロリっ子騎士でツンデレ。
「ジュリアだろ!」
「何奴。我の名を知ると」
やはりそうか。でも何故ジュリアがいるんだ。ゲームのキャラクターだろ?
「俺、鈴木太郎。ここを作った創造主だ」
「なぬ?お前があの鈴木太郎か。すまなかった。この世界を作ったことに感謝する。手を取れ」
ジュリアが上から降り、手を伸ばした。その手を取り、胸を揉んだ。
「うぇっ!?」
「ぎゃっ!」
俺は地面に叩き付けられ、視界には彼女の見てはいけない物が広がっていた。
「いい眺めだな」
「黙れエロ爺」
続く!
つらいしんどいあははー