~喫茶店を載せて~
ーー深海から目覚めたジンベイが、今、浮上する
とある喫茶店のとある日。
私はここで、ブラックコーヒーを片手に一人、書物と対峙していた。
午後二時を回ったところであり、客入りは昼間に比べて幾分か落ち着いている。
物思いにふけっていると、注文していたケーキが運ばれてきた。私は会釈をしてそれを受け取り、これから始まるティータイムに意識を傾けようとノートを静かに閉じたーー、
「っておい、何心読んでますよ風にプロローグを語ってやがる」
おっと、少々心が荒立てられたようだ。受験疲れは、全受験生の試練なのだから受けいられるしかない。
ここは糖分を補給しつつ、心をやすーー
「ってコラ、だから代弁すんなっつってんだろ。読者様が混乱してそっと閉じたらどうすんだよ」
「えー、それはないですよ(笑)第一読者様ってどこにいるんですか。はっ、もしかして自分達は二次元の世界に存在していると提唱した某方の模倣ですか?」
「ちげーよ。それに反証も出来てないんだから某方の言うことも一つの意見だろ」
「悪魔の証明みたいですね。存在しないことを証明するのは存在を証明することより難しいっていう」
「そうそれ」
「蜂退治しても近くに飛んでるんじゃとか思ってビクビクしちゃうアレみたいですね」
「論理が飛躍してるぅ。それに、君は普段陸にいないだろ」
「仲間は雑魚と泳いでますよ」
「大事な同種の仲間を雑魚と言いやがったよコイツ」
「これぞ悪魔の証明」
「悪魔は貴様だ!」
「まあまあ、それよりも早くしないとコーヒーが冷めてしまいますよ。ケーキも早く召し上がらないと」
「はいはい、じゃあ天からの傍観者様に自己紹介でもしてなさい」
そう言って、彼は窓の外を見ながらティータイムを過ごし始めた。
時刻は午後二時二十分。奥でマスターがティーカップを拭いている喫茶店あるあるを目撃しながら自己紹介をさせて頂きたいと思う。
私の名は、「ジンベイ」。
又の名を、人はこう呼ぶ。
『遥かなる蒼』とーー
「AR〇Aパクるな!」
この物語は、地球と火星を舞台に伊豆で始まる、日常時々ダぃ
「マッ〇ガー〇ンが来ちゃう!てかもうちょっと皆が分かりやすいネタにして!皆消えちゃう!」
「大丈夫です。元からいません」
「悪魔め!愛が微塵もない!!」
「 そして、真実よりも深く美しく醜い愛がー」
「始まらないよ!」
AR〇Aネタ多めです\( 'ω')/ヒィヤッハァァァァァァァア!!!
〇〇グガーでんンンンンンンンン
ーー
パタン
には、、、気をつけ、て....




