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ライフレート  作者: 岡本
第七章 退職すること
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53話 『ライフ』

多少性的な表現があります。





























 寝間着のプロセラとツキヨが、“アベニー”二階の自室に寝転がり携帯食料を齧っている。

家具どころか敷物なども全て取り払っているので、柔らかく生成した(ボード)がそのまま敷き布団代わりだ。

外は既に日が昇っているが、全面に分厚い(ボード)を張って防音してあるため二人以外の声や音などは聞こえない。

なお二人がいまだ寝転がっているのには理由がある。

ついさっきまで有り余る魔力と不滅の身体、そして若者の好奇心に任せて浴室で無茶をやっていたからだ。


「夜のご主人は意地悪だった……と」


「待て、それは誤解だ。

どうせいくらでもいけるんだからとか何とか言ってさ、腕を精髄(エッセンス)化して体内を弄ってきたツキヨの方に責任がある。

ずっと出っ放しとか、他色々とか、それ僕の再生力あんまり関係ないところだろ。

感覚おかしくなるって、普通に考えて」


「誤解じゃない部分しかないよ。

最初に人の感覚をエンチャントで操作しまくったのは、ご主人だし。

確かにわたしは普通より丈夫だけど、どこ触られてもだめなまで改変された状態のまま一晩中はひどいよね。

精髄(エッセンス)の力を使わなかったら、本当に壊れちゃったかもしれない。

ぜんぶ正当防衛」


「だから誤解だって、痛くないようにしただけ……まあ確かに、最初は無茶したかもしれない。

つってもその後のあれは、あんなことされたらこっちだって止めるに止めらんない」


「へへ、脊髄を直接は気持ちよかったでしょ?

感覚の通り道とかさ、いろいろ研究してるから。

すんごいいっぱい出してたもんね。

わたしにしかできないし、ご主人しか受けられないサービスだよ」


「確かに凄かったし、あれで後遺症出ないのは僕ぐらいだ。

普通ならショックでおかしくなるか、神経が物理破壊されて死ぬと思う」


 そう、プロセラはツキヨの能力を舐めていたのだ。

彼女は長期に渡って頻繁にプロセラの体内に侵入し、全てを知り尽くしている。

“初めて”だなど、詐欺もいいところ。

その恐るべき責めに対抗するため、プロセラ側も得意の感覚操作系魔法と半無限の体力をフル活用する必要に迫られた。

そうして勝負?がエスカレートし続けた結果がこの有様。


「次はもっと優しい感じのを考えてみるよ、でも今のでもご主人は平気だよね」


「それは楽しみ……待て、そうじゃない、平気だからいいとかそういう問題なわけないぞ!

うん反省すべきだ、互いに。

初めてだし数年分だしで調子乗ってた、ごめんよ」


「なんかそれ、色々ごまかされてる気がする。

あー、やっぱし少しだけやりすぎたかも、ごめんなさい。

今はともかく、子供の教育には悪そうだもんね」


「少しなんてもんじゃ……ううむ、今は別にいい、のか?」


「二人のうちは良いでしょ。

んー、今日はもう帰るの無理だよね、寝てないし」


「帰るって?

あ、そういえば今日か明日アルテミアに出発するとかだった。

明日にしよう」


「半日暇になったね」


「出歩く気分でもないし、激しいのは今日はもう十分だぞ」


「じゃ、吸って。魔力接続」


「……うん、特にすることないもんな」


 軽い食事を終えた二人が、再び重なり合う。

もっとも、今度は普段通りの平穏な方だ。

精神の集中を要するそれは、肉体を貪っていては不可能だった。

音も動きも無い、静かな時間。

霊気での繋がりは、また別腹なのである。



――――――――――――――――――――――――――――――――――――



「では、僕達はアルテミアに戻ります。お世話になりました」


「次はいつかな、少なくとも十年より先だけど」


 ゼムラシア探索冒険研究連合体、通称探索ギルドのバルゼア本部建物横、素材窓口。

そこの主、ゴブリンの二級研究者であるクッキーカッターはプロセラとツキヨが一番世話になった本部職員だ。

彼が居なければ、二人の暮らしはもっと大量の依頼で殺伐としていたであろう。

そして希少な獲物を簡単に捕獲してこれる二人は、彼にとってもこの三年間足らずの間なくてはならない人材であった。


「残念だが代替わりしているだろう」


「そういえばクッキーカッターさん、後継者は何とかなりそうなんですか?」


「有望な奴は見つけたが、教育が間に合うかどうかはわからんな」


「クッキーカッターさんが見込んだなら大丈夫だよね、ご主人もそう思うでしょ」


「うん」


「だといいがね、んならさらばだ。達者でなアルミラ夫婦」


「はい。しかしそれ、まだ言うんですか……」


「結構ショックだったんだよ?」


「冗談だ」



――――――――――――――――――――――――――――――――――――



「見送りに来てくれたのは嬉しいんですが、なんでそんなにぴりぴりしてるんですかね。

特にリューさんとヴァラヌスさん」


「ねー……」


「いや、別にそんなにこう、緊迫状態にあるってことはねえぞ、な?

あんまり気にするんじゃねえぜ。

俺はアルテミアには行かんが、また縁があればな」


「そうよ、別に喧嘩とかしてるわけじゃないわ。

ただアズレウスに悪影響があるとは思ってるのだけど、ねえリューコメラス」


「おいヴァラ、今はいいだろうが」


「まあね、それではお元気で」


「「はい」」


 二人の発する、どうにも居心地の悪い雰囲気に顔を見合わせつつも挨拶を返すプロセラとツキヨ。

だいたいの原因は、リューコメラス達のやや後方でアズレウスを抱えて浮遊するフェルジーネだ。

雰囲気と髪や肌の色こそ前と変わってないが、外見が大幅に成長し魔力も更に上昇している。

セルカリアの件で強力な精霊の核を一つと、イミタトルとリューコメラスの属性適性の一部を吸収したせいだ。

特に人格に変化があったわけではないのだが、六歳児相当の姿ならともかく、成人女性に近い姿でそこらを漂っているため非常に良くない。

近所の評判だとか、リューコメラスの目だとか、ヴァラヌスの精神衛生だとか、アズレウスの教育だとか色々全体的にだ。

まあ、要するに。


「ふふふ、みんな不器用なのさー。

んじゃまたねえ、何十年後か、もしかしたら何百年後かに」


「うわあい逆さまだ、あ、プロセラ兄ちゃん、ツキヨ姉ちゃん、さよなら」


 いつの間にやら、目の前までやってきていたフェルジーネが妙なアクロバット飛行をしつつ別れを告げる。

抱きかかえられて笑っていたアズレウスも手を振った。



――――――――――――――――――――――――――――――――――――



 アルテミアの僻地にある、過疎で滅びゆく小村の管理者、アルミラ家。

村の名前と同じ家名を持つその古びた屋敷が、プロセラの実家だ。

貴族の邸宅というにはかなり辛いが、並よりは大きな門を掃除しているのは、“元”プロセラ家住み込み使用人でありツキヨの父でもあるカワラ。

その瞳が、南の空から高速で接近してくる謎の飛行物体を捉えた。

小さな馬車ぐらいの大きさで、なにやら迷彩されておりちらちらと瞬いている。

狩人でもある彼は、大変目が良いのだ。


「なんだありゃ……うお、こっちに来やがる?!

弓か、いやだめだ普通のでは、魔弩(マジックボウガン)はどこだ、どこにしまったか、まずい、まずい、うおおお!」


 カワラが門の内側にある小さな倉庫をひっくり返している間にも、飛行物体はとんでもない速度で接近してくる。

魔弩(マジックボウガン)の捜索を諦め槍を構えて震えながら門から出てきた彼を、懐かしくも見慣れた、そして呆れた顔が迎えた。


「何やってんのお父さん」


「こ、ここは通さぬ……おや?」


「ただいま、バルゼアを引き払ってアルミラ家に戻ってきましたプロセラです。

カワラさん……いや、正式にツキヨと結婚することにしたから義父さんになるのかな、改めてよろしくお願いします」


「……おお?おお、色々と失礼。

そうか、オストロ氏も喜ぶな、呼んでくる」


 きまり悪そうに槍と兜を倉庫に投げ込んだカワラが、アルミラ邸へと消えていった。

季節は夏だが、それなりの標高に位置するアルテミアは特別暑いというほどではなく、むしろ爽やかな風が吹いている。


「まあ、うっかり狙われる可能性はあったなツキヨ」


「仕方ないよね、この晴れ空でさらに真昼じゃ完全に消えるのは無理だし、お父さんは魔法使えない分全体的に鋭いし」


「ちょっと迂闊だったかも、ってなんだなんだ」


「え、これ」


 しばらくどうでもいい話をしていると、突然あたりの温度が下がった。

慌てて温度調整用オーラの出力を上げるプロセラと、周囲に(ボード)を展開するツキヨ。

二人の目の前に魔力が渦巻き、氷の人形が出現、しばらく見ていると姉ヴィローサの実体に変化して優雅に礼をした。


「姉さん家に居たのか、全然わからなかったぞ、何故そんな強固な隠密を」


「師匠、大神殿にいるから戻ったら会いに来なさいとかいう話だったようなー」


「この僻地によくもまあ帰ってきたわね二人とも……冗談よ、私もここは嫌いじゃないわ、なんたって実家だし。

隠れてたのは特に意味はないわ、二人が今日か明日に戻って来るのは連絡で知っていたし、驚くかなと思っただけよ。

休みが取れたのは偶然だけどね」


「なるほど、ただいま姉さん」


「そうですか……あ、オストロ様たちも来たみたい」


 偶然か、それとも二人を出迎えるためか、今日は家族全員が家に居たらしい。

父オストロに、母モリーユ、そしてカワラ達ツキヨの家族が揃ってやってくる。


「よく帰ってきたな!これで俺も母さんも安心だ」


「何が安心なもんですか、まだあなたが引退するには早いわよ。

お帰りプロセラ、ツキヨちゃん。

ちゃんはもうおかしいわね、さん?」


「ところでオストロさん、私の娘は……」


 あっという間に周囲が喧騒に包まれる。

それにしても、二人を出迎えに来たはずなのに、関係なく盛り上がっているのはなぜなのだろうか。

まあ、それも家族だということなのかもしれない。


「……僕はやっぱり二つなのかな」


「突然何言ってるのご主人?」


「いや、どう言えばいいのか、やっぱり記憶が二つあるって不思議な気分だなあと。

昔ほどじゃないけど、父さんたちを見てるとたまにそういう感じなるんだ」


「“前”のこと?わたしにはよくわからないや。

けどガノーデさんはさ、知識は命と同じ価値があるって言ってた。

だからそれが二つあるご主人は、きっと値段高いよ」


「そういう話じゃない、いや、そういう話なのか?」


「どうかなー」


「……まあいいや、よしツキヨやるぞ」


「そうだね。みんな、こっち見て!」


 大声で視線を集めたプロセラとツキヨが迷彩フードを脱ぐと、下からはアルテミア式の礼服とドレスが現れた。

決して高いものではないが、このために仕立ててもらったものだ。

これを父オストロ達に不意打ちで見せたいがために途中で着替え、迷彩をかけて飛んできたのである。


「「今から、結婚を誓います。よろしく!」」


「ああ。それはよかったな、プロセラ」


「そうねおめでとう」


 二人で頑張って考えた演出は、何故か完全に流された。

唯一ツキヨの祖母であるマンネンが微笑んでくれただけだ。


「え、あれ、なんでだ!?」


「さあ……」


「そんなことを言われてもだ、手続き等はとうの昔に終わっとるしなあ。

俺も母さんもカワラさんも、プロセラ達の手紙は見ておるから今更というか。

自分で送った文言を忘れたのか、夏から家で暮らすから二人で使える部屋をいくつか空けといてくれと……」


「サプライズ力が足りないわねえ二人とも」


 何やら申し訳なさそうにオストロが呟く。

ヴィローサが肩をすくめた。


「何か悔しいぞツキヨ」


「よし、結婚式をしようご主人」


「でも呼ぶ人が少ない……」

 

 最後が締まらない二人ではあった。



――――――――――――――――――――――――――――――――――――

































――――――――――――――――――――――――――――――――――――



 薄暗い部屋の中で、何者かがごそごそと荷物や衣類と格闘していた。

突然、その扉がノックもなしに開く。

魔法灯の明かりを背に、茶髪で中肉中背の中年女性が腕を組んで立っている。


「本当に居なくなるんですか、父上も母上も。

一番下のカンドレはまだ十四歳でしょう」


「カンドレは首都の神官学校に居るし、他の子達はみんな自活か結婚してるでしょ。

それよりインターメディは百十九歳にもなってまだ自立できないの?

カンドレなんかよりそっちのほうが問題かな。

そう思うよねプロセラ」


「だな、お前は父さん達の子供の中で唯一の幻魔(スペクター)なんだからもっと自信を持て。

お前がいれば村と家の守りも、管理の仕事も安心だ。

そもそも書面上のアルミラ家の長はインターメディなんだぞ」


「そう言われると、その通りだとしか言いようがないですけれども……」


 プロセラとツキヨがアルミラ家に戻って百三十年が過ぎた。

ゼムラシア大陸内に特に大きな変化はない。

強いて言えば、千年敵対してきたオーク帝国エオドと各国が五十年程前に完全に和解し、取引や国交が行われ始めたことぐらいだろうか。

ゼムラシア探索冒険研究連合体総長(ギルドマスター)ガノーデの尽力、というか各種裏工作によるものであることは言うまでもない。

ただし、共通語をオークに学ばせるシステムの作成までは不可能だったため、商人や外交官などはオーク語の習得が新たに必須となっている。

アルテミア教国は、王と議会の組み合わせによる政治形態が続いていて、大神殿も大神殿のまま適度に口出ししていた。

つまり、まったく変わっていない。

アルテミアで一番変化したのは、おそらくアルミラ村。

元々の140人にオストロ世代で増えた管理区域の34人を加えた当時の住人の家系は、一つも残っていない。

百三十年前の時点で、子孫を残せるような年齢の住人がほとんど残っていなかったからだ。

今の人口は600人ほどで、そのうち半分が他から農地を求めてきたり、嫁や婿に来たりした人々。

残りは全てアルミラ家、正確にはプロセラとツキヨの子供かその子孫だ。

経年劣化を起こさない肉体と、ある程度体を弄れる魔法を持つ二人は、育てるための予算が許す限り子供を作ることが可能だった。

ちなみに避妊は非常に簡単で、精髄(エッセンス)の特性による肉体の保持修復が挟まると体がリセットされ着床できない。

これを発見したのは偶然だったのだが、かなり役に立っている。

唯一の誤算は、前述の機能により出産後すぐにツキヨの肉体が妊娠前の状態に戻ってしまうため、数日で母乳が出なくなるということ。

一人目は慌てて乳母を探し回ったが、幸いバルゼアで人口乳、つまり粉ミルクが生産されていたので二人目からはトラブルなく育てられた。

そうして成長した子供達を、元の主が老衰などで居なくなった土地に割り振っていったのだ。

あまりにも粗末だった交通網は、トリオプス将軍一家とヴィローサを通した粘り強い交渉で、村から首都近辺へ伸びる道を作る許可を得て解決した。

具体的には制圧者(オーバールーラー)で、道中の木も岩も小山も全ての障害物を塵と化し直通の一本道を開いたのだ。

この交渉と整地は二人が行なった唯一の政治的活動である。

それにより、子供達の嫁婿を村に住ませ、またいくらかは住民を誘致することができるようになった。

唯一にして最大の欠点だった、直系が多すぎて村内でまともに婚姻できない問題も、首都方面との行き来が楽になったことによりどうにかなりつつある。

なお、二人にここ十四年の間新しく子供ができてないのは、夫婦仲が悪くなったわけでも、産むことができなくなったわけでもない。

住むに適した土地の空きに、あまり余裕がないから作っていないというだけ。

道だけは増やさないとどうしようもなかったので何本か作ったが、村周辺の自然を愛する二人にとって制圧者(オーバールーラー)を使った無理やりな開拓を続けることは精神的に耐えられないのだ。

ともかく消滅秒読みだったアルミラ村は、今では若者もいれば、小さな市場や店もある普通の田舎である。

村の運営も曾孫世代と、二人と同じく寿命から解放されているインターメディに任されているため、自由の身だ。


「数年に一回ぐらいは戻ってくるから、心配しないで」


「そろそろ行こうツキヨ、暗いうちでないとまた他の子に引き止められちゃうぞ」


「止めても無駄なんですね?」


「元々わたし、母さん達は子供達の世代が安定したら出ていく予定だったの、インターメディ。

まだ色々やりたいことが残ってたからね」


「あれだ、予定より五十年は長くいるよな。なんか子供も増やしちゃったし。

心配症すぎたかもしれん」


「はぁ、分かりましたよ。

もう止めませんから、あまり無茶だけはしないでください。

ところで、父上と母上が居なくなったら伯母さんはどう対応すればいいんですかね」


 インターメディが言うところの伯母、つまりヴィローサ・アルミラは今なお大神殿に居て、アルミラ家には基本的に関わらない。

相変わらず神衛(ディバインガード)最強であるし、容姿も昔のまま。

彼女は進化魔道士ではなく純粋なヒトなのだが、氷の魔法で肉体を維持しているため一切加齢しないのだ。

百年以上過ぎても、やはりプロセラとツキヨにとっては師であり家族であり恐怖の象徴である。


「もし義姉さんが家に来たらバルゼアに連絡するように言っておいてね、それで通じると思うから。

じゃあね」


「姉さん関連はさ、うまくやってくれ!信じてるぞインターメディ」


「あ、ちょっと、ああああ!」


 荷物を掴んで二階の窓から飛び出したプロセラとツキヨを、前もって外に展開しておいた飛行(ボード)が受け止める。

高速で飛翔するそれが、あっという間に闇の中へと消えていく。

大きく溜め息をつき窓を閉めたインターメディは、中断していた事務作業を再開するため書斎へと戻っていった。

暢気で優しく、ときに残虐な二人は今もどこかで生を謳歌しているでしょう。


活動報告にも書いたとおり外伝や閑話の構想はありますが、おそらく新作の方が先になると思います。

ここまでお付き合い下さりどうもありがとうございました。





















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