28話 『本当に遺跡ですか?』
ミツクリの説明は予想通り、夜明け前まで及んだ。
その遺跡は周辺のクリアリングと入り口の確認までは済んでいるらしい。
バルゼア大森林の北、つまりアルテミア寄りの丘の中腹から地下に向かって伸びているということだ。
周辺の下見をした別の研究者によれば、住人がまだ住んでいたり魔物の根城になっていたりということはなさそうらしい。
資料は最後に、空気と熱の流れがありシステム自体はまだ生きていると思われる……と締めくくられていた。
ミツクリ、プロセラ、ツキヨの任務は地図の作成と構造調査、そして存在すると思われる文章類のおおざっぱな解読。
遺物や宝物があった場合は基本的に探索ギルドが買い上げ、ガノーデが問題ないと判断したものに関しては後に私物化可能となっているそうだ。
「……それでだ、出発は明後日……もう明日と言った方がいいか、の明け方で問題ないか?」
「問題ないと思います。そもそも長くても五日もあれば終わるんですよね」
「移動時間は除くけれどもな。
俺達の仕事は後続の連中に受け渡すのがメインだから、簡単な地図と情報をメモする時間があればいいんだ。
プロセラさんが普通に文字を読めるということだし、大丈夫だろうよ」
「この地図にあるとおりの距離なら、二刻もあれば余裕もってつくよミツクリさん。
急げばもっと出るし、あんまり移動時間は考えなくていいと思う」
飛行板の性能は慣れとツキヨ本人の成長により昔と比べてだいぶ上がっている。
精髄はその他の進化魔道士と比べて、物理干渉力や耐久性がやや低いようだ。
その代わり、精密操作性と魔力の出力に優れる。
飛行板のようなものの操作は精髄と極めて相性が良い。
なお比較対象は帰還者カルバティア、先手ヴェルナ、否死者センペール、そしてプロセラ自身。
幻魔はまだ実物を見たことがないので判らないが、シトリナやセンペールによれば帰還者と先手の間ぐらいの特性を持つらしい。
「ほう、それは楽だな。まあ死なんように頑張ろうか。
待ち合わせは北の関門で」
「はい」
「また明日ね、ミツクリさん」
「俺も準備せんと、それでは失礼……なんだこりゃ?!」
下からミツクリの困惑した声が響く。
そういえばそうだった、とあわてて降りる二人。
「ああ、ミツクリさん、日が昇らないうちは表開かないんですよ。
店舗内だから」
「でも裏口開けると、たぶんケリーさんたち起きちゃうよご主人」
「すいません窓からお願いできますか……」
「……」
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朝日を浴びながら、大森林を北へと急ぐ飛行板。
件の遺跡の入り口があるという丘は、既に見えている。
今のところ問題らしい問題は起きていない。
強いて言えば、道中に制圧者の影響で不毛の地と化した広場が目に入ったことぐらいか。
ミツクリが不審そうに首をひねり、二人が青ざめたのは言うまでもない。
「丘の真ん中あたりに小さな空き地が見えるだろう、あそこに降りてくれ。
しかし本当に便利だな、下手な風魔道士が飛ぶより早いぞ」
「はーい」
三人を乗せた板が物理法則を無視した挙動で下降する。
木や草が除去された空き地、その中央が少し掘り起こされて遺跡の入り口が露出している。
それなりに大きな建物の門といった感じで、かなり広い。扉は既に無いようだ。
その横に“大森林北12-ニホン”と書かれた木の看板が刺さっていた。
「これか」
「なんかさ、遺跡って名前な感じじゃないよね。
入り口にドアがない以外、今も人がいたって全然おかしくない雰囲気」
「昔の遺跡であることと古いということは別だ、むしろ……
ん、何かやっているのか?」
「……なんだろ?
あ、下に向かって生命感知を。
それでですね、生き物はいなさそうな感じなんですがなんか変だなと」
事前情報では、住人や魔物“は”いないとのことだった。
今プロセラが調べた感じ、人がいないなどという次元ではない。
まさに何もいない。まるで、建てられたばかりであるかのようだ。
「ふうーむ…………俺は深いところからいくらか魔力を感じる」
「何か動力があるのかな。
途中までなんもなくて突然魔力?」
「ここからじゃ限度があるし入ろうかな。
僕なら、罠があっても建物ごと爆発するようなものじゃなければ平気だし」
「そうだね、じゃあわたしが簒奪管で視ていくから全部踏んじゃって」
「んなら俺が記録と細かい部分の解析だな、やるか!」
ミツクリが張り切っている。
おそらく研究者にとってこういうものの先陣を切るのは最高の気分なのだろう。
ツキヨの掌から半透明の魔力触手が伸び、床に沿って通路の奥へと展開されていく。
触れたものの詳細情報を読み取ることが可能なのだ。
「暗い、魔力反応無し、動くもの無し、空気の流れ有り、付近に部屋無し。
文字っぽいものがちょっとあるみたいだけど、わたしには読めない」
「ツキヨ、構造はどうなってる?」
「一本道だよ。なんか渦を巻いてるみたいな感じ」
「なら明かりをつけて入るか、俺が後ろでいいんだよな?」
大型の魔法灯をミツクリが取り出し、プロセラの後に続いて入る。
かなりの光量で、普通の照明と比べても見劣りしない。
なお三人の荷物は最後尾を歩くツキヨが念力で持っている。
身軽にする必要があるため、最低限のものだけで他は入り口に置いてきたが。
「なんか変わった材質でできてますねこれ、木と岩が混ざったような……」
「まあ、こっちの技術と別の世界の知識が混ざり合った結果だろうな。
少し削って後で調べてみんといかん」
中はやはり大型建造物の廊下という感じだ。
それほど硬い感じはしないのだが、やたらと足音が響く不思議な床。
「ご主人、あっちの字読める?」
ツキヨが曲がり角の先を指差す。
見た目上先頭を歩いているのはプロセラだが、簒奪管が先行しているため変化に先に気付くのはツキヨなのだ。
近寄ってみると。
「……なんだこりゃ、家紋か何か?」
「家紋……ああ、紋章か。
ここの主のものだろうが、下のは何だ」
「“藤林”うーん、名前っぽいですね、けどこの構造、到底人が住んでいたようには」
「地図は楽でいいんだがな。進むしかあるまい」
「ご主人、ミツクリさん、もうちょっと行ったら下への階段あるよ?
あと文字っぽいのは他にもあるけどこれと同じみたい」
「進むしかないな」
三人が一通りチェックしつつ進む。
どうやら渦巻状の一本道なのはずっと同じようで、どんどん下っていっても変化が無い。
そして階段を五つほど進んだところ。
「あれ、行き止まりだよ。
でももっと下があるはずだよね」
「とりあえず僕が突き当りまで行ってみるよ」
「ふうむ……もっと手前に下への隠しがあったのやも」
「特に何かがあるようには視えないねー……ん?なんか壁の切れ目が」
突き当たりの壁をミツクリの灯りが照らし、簒奪管が撫で回す。
そこにプロセラが踏み込み……
「う?!ごぼ……が……やばいこれ、硬くて折れないぞ、何で出来てるんだ」
壁から高速で飛び出した槍に、貫かれた。
プロセラはこの程度ではダメージを受けない……のだが。
「うわっ?!だ、大丈夫なのかおい!」
「ご主人はこれぐらいなら平気だよ」
「いや平気は平気なんだけど、困った。
槍が外せない、硬すぎる……ぐぬ……」
「上着諦めて身体ごと引きちぎるしかないよ、ご主人」
「俺がやってみようか、槍を外せばいいんだろ。
鉄ぐらいなら溶かせる」
ミツクリが高熱の球を操作し、プロセラに刺さっている二本の槍の根元を炙る。
「ぐわ熱い、ってか服が焦げるから!」
槍はうんともすんとも言わなかった。
とんでもない頑丈さである。
「諦めよう?」
「ちくしょう!」
めりめりと嫌な音を立て服と肉が裂け、槍の束縛から脱出。
再生して上半身裸で転がってくるプロセラに、ツキヨが換えの上着と浄化球を投げた。
「ここには何もなさそうだな、しかし完全にダミーということもあるまい。
この階層のどこかには下への道がありそうだが」
案外動じないミツクリが呟く。
「僕はさっきの槍が欲しい、予備の奴とか下行けばあるんじゃないか?
あんな丈夫な材質はあんまり見た事がない」
「略奪はよくないよ?」
「うぐ……」
「まあ、細かく調べながら途中まで引き返そうじゃないか」
今まで何もなかったのに行き止りの上、致死的な罠。
恐らく、この階層からが本来の用途なのだ。
「ごめんねご主人、警告が間に合わなくてさ」
「踏むのが仕事だしいいよ」
「ううむ、あんたら確かにとんでもないんだが、不安だな」
「僕達は戦闘能力や感知能力はあるけど、知識はあんまりなんでそこはミツクリさんに……」
「あれー?結局なんも怪しいところ無いまま戻ってきちゃったよ」
ツキヨが簒奪管を蠢かせながら呟く。
そのまま周囲に展開しなおし、再び首をかしげた。
「別の入り口があるんかなあ」
「うーん……あれ、階段の裏に何か。
文字と、なんだろ?」
プロセラが回り込んでみると、なにやらスイッチのようなものと家紋らしきマーク。
その横に数行の文章がある。
先程の罠のこともあり、ツキヨが丁寧にクリアリングしている。
壁を貫通して調べられれば楽なのだが、どうにも硬い上に何か妨害されていて無理なようだ。
ミツクリも興味深そうに覗き込んできた。
「暗号か何かか?」
「いや、どうもスイッチの操作方法みたいですね。
なんだか現代文みたいな書き方だ……」
「ふむ?」
「遺跡って言うから日本語でも古文みたいなのを想像してたら、普通の文章で変な気分です。
とりあえず下への移動手段だそうで、エレベーターなのかなあ、行きますか?」
「いや、一旦外へ出て休んだ方がいいな、もう夜だぞ」
ミツクリが時計を見て階段を登り始める。
二人は携帯用の時計を持っていない。
壁掛けは家にあるが、小型で頑丈なものは高いし、そもそも余り厳密な時間を知る必要が無い仕事だからだ。
そして翌日、再び地下六階の階段前。
「じゃあ、操作しますよ。
ちょっと離れといた方がいいかもしれません」
どう見てもいわゆる業務用エレベーターなボタンを押すと、わずかな魔力の流れを感じた。
そして静かな音と共に横の壁が割れる!
「乗って大丈夫なもんかね?」
「そんなに危険な感じはしないけどー」
「行くしか無いんじゃ、それにしてもこれが遺跡?」
「ここまで遺跡らしくないのは珍しいぞ、当たりを引いたってとこだな。
プラス方面かマイナス方面かはわからんが」
乗り込むと、静かに扉が閉じ、ゆっくりと下降。
驚くべきことに灯りがある!
操作盤のようなものにはスイッチが四つしかなく、どうやら止まる場所は一番下とここ、地下六階しか無いようだ。
「なんか緊急時の操作とか書いてありますよ。何が起こるかな」
「やめてね?」
しばらく待っていると、ガコンという音と共にエレベーターが停止。
扉が開く…………
「映画か何か?」
「え、何ここ……」
「なんじゃこりゃあ?!」
三人が三人ともぽかんと口を開けて目の前の光景を見ていた。
その通路はやはり一本道だ。
しかし非常に広く、今までの一本道が廊下だとしたらこれは道だ。
何より異常なのはその見た目。
柔らかい灯りに照らされているその床と壁。
「た、畳?!……じゃないな、畳っぽいけど違う。
何で出来てるんだろこれ、靴で上がっていいのかなあ」
「うおお、凄いぞ!俺の研究に新たなページが!」
「困った、どうしよ」
「ツキヨどしたの?」
「魔力の流れが綺麗すぎて他がよくわからない」
「ゆっくり進むべきだな、それにしてもこれは、奥に何があるのだ?!
胸が高鳴るのう!」
物凄くテンションの高いミツクリ。
何だかんだで残り二人も楽しそうなのだが。
「これ、いくつか混ざってるんじゃないですかね?」
「どういうことだプロセラさん」
「僕の記憶にこんな材質とか建築様式が無いんで。
でも畳とか家紋?とか確かに日本なんだよな……」
「昔は外からの魂がもっともっと多かったらしいからな、色々と混ざっていても不思議はあるまいよ」
長い畳らしき道はどうやら右に曲がっているようだ。
特に何も無いその道を、土足で踏む罪悪感を感じつつ進む。
と、ツキヨが叫び声を上げた。
「角からなんか来るご主人、すごく早い!ミツクリさん下がって!入り口まで!」
「う、おおおお!!」
ミツクリが下がったのを確認、ツキヨが通路いっぱいに分厚い板を展開。
プロセラが戦闘体勢に入り、ツキヨは浮遊。
しかし!
「これ……は!」
風を切り裂いて表れたのは朱い影!
とんでもない速度でプロセラを突き飛ばし、壁に叩き付けた。
生命感知にかからない……つまり人にあらず。
そのまま跳んだ影が、ツキヨの展開する板を次々と切り捨てる!
一通り片付けた後、間合いを取って着地。
その隙に復帰したプロセラが、ツキヨと影の間に割り込んだ。
「ワレ……ハ……ナガト……ノ……カゲ」
「喋った?!」
「なんて言ってるの、ご主人?」
「ううん?日本語だと思うんだけど……
こんにちは、私はプロセラ・アルミラです。
勝手におじゃましてすみません」
「ム?」
動きを止めた影が首をひねった。
どうやら意思はあるらしい。そして身体の各所から排気音、機械の身体。
そして問題はその姿!
仮面の隙間からのぞく瞳は藤色の淡い光を放ち、その服は柿色の忍装束!
刃が分厚く、非常に頑丈そうな脇差を片手で構えている。
「どちらさまですか?ゼムラシア語はわかりますか?」
「オオ…………オ……」
「どう、ご主人?」
脇差に対抗するため、全身に硬質の板を纏ったツキヨが心配そうにプロセラを見た。
「わかんないよ?!」
「ハ!ハ!ハ!」
「どうなされました?」
「同郷とは!我はここの言葉も喋れるぞ、プログラムを頑張って組んだからな!」
「はい?!」
一瞬前まで狂人か何かのトラップとしか思えなかった機械忍者が、脇差をしまって流暢に共通語で喋り始めた。
目を丸くしたプロセラが辺りを見回し、再び向き直る。
「まあよい、ここに人が来るのなんぞ千年ぶりか、もっとか?
そう警戒するな、いやいきなり襲い掛かった我が言うのもおかしいか、プロセラ殿」
「はあ、すいません、人が居られたなんて……」
「古代遺跡って聞いたから、調査に来たんだよわたし達。
住んでたんだ、ごめんなさい。あ、わたしはツキヨといいます」
「いや、住んではおらんぞ?主はとっくに亡くなられとる。
我はここの警備係にして管理者、機甲者・長門影である!
さっきぬしらを軽く攻撃したのはな、奥に我のお守りすべき方が居られるからだ。
だが攻撃の意思はないようだし、何より同郷なんぞ我が主以外に初めて見たしもうええ」
長門影と名乗る謎の機械忍者、いや謎の人物。
先程の尋常でない動きから、危険な存在であることは容易に推測できる。
奥に逃げていたミツクリがそろそろと引き返してきた。
「それは、どうも。
でも奥に誰かいるんですか?さっき亡くなられてると」
「おお、その話か。居られるが、住んではおらんのだ。
主、トーリン様は生前、いや生前の生前か、忍者の棟梁であった。
我は時代こそ違うが魂の故郷が同じ日本だったということで拾われたのだ、元はただの機械屋よ!
でだ、主にはジニア様という名の奥方様が居られて、もちろんここでのだ。
それが凄い理論を持っておったのだよ、なんでもまた別の世界の知識でな。
しかし二人には子ができなかった。
そこでジニア様の知識と我の技術、そしてここの魔法を合わせて娘を造った。
人工人間ではなく、機巧だがな。
二人の魂を少しずつ切り取って混ぜ固めた人造魂が入っておるから、人格もある。
主らの魂も機巧に入れようとしたのだが、うまい移植技術が確立できなくてな。
間に合わず亡くなられてしまった……二人はここの更に地下に眠っておる、もう骨も残ってはおるまいが。
我はその後しばらくして一応の理論を完成させ、機械の身体を得たというわけだ。
他の動物やらでやってみたら全く成功せんかったから、何で我だけいけたのかわからんがな。
ちなみにその影響で我は本名を忘れてしまった、長門影は機甲者の型番じゃ!」
ミツクリが凄まじい勢いでメモを取っている。
相当に報告することが増えそうだ。
「困ったな……」
「どうした?我は別にぬしらを攻撃する気は無いぞ」
「いや、僕らはこの遺跡、もう遺跡じゃないかな。
ともかく長門影さんの家を調査する仕事で来たもんで、ここにまたギルドが来ちゃうような」
「何だと、それは……うむ……するとぬしらもそのメンバーということか?
ぬしらの主はどういう人物なのだ?
我もウィステリア様、あ、先程申した機巧の娘の名だ。
どちらも別にここに居ないといけないわけではないのだ。
というか飽きたからな、外に出てもかまわんならそっちの方が嬉しい。
我らは食事は必要無い。
食えばまあ吸収はされるが、大気からの魔力のみで稼働できるでな。
なので、もっと良い住居や活動先が欲しいのう」
「それはまあ、いいんですが、総長か、なんて言えばいいのやら」
「ねえご主人、ミツクリさん、ガノーデさんを直接呼んで交渉ってできないのかな……」
「出来るとは思うがどうだろうな、うまくいくかねえ、俺は正直不安だ」
「我の機械の身体がまずいか?」
「いや、そうじゃなくてですね、総長は多分心読みなんで。
対応をお願いするのは簡単でも交渉は難しいかなと」
「何じゃそんなことか、我もウィステリア様も生きておらぬし、魂にはジニア様謹製のプロテクトがかかっておるから心読みなど効かん。
神、たしかディア様とか言ったか、それにすら魂を見られんかったぞ」
驚愕する三人。嘘を言っている感じではないし、事実なのだろう。
古代技術恐るべしである。
「じゃあさ、わたしガノーデさん呼んでこようかな?
早いほうがいいよね絶対」
「出向いてくださるのか?」
「忙しい人なので確実かはちょっと」
「いや、この用件なら確実に飛んでくると思うぞ俺は」
「ミツクリさんがそういうなら大丈夫なのかな?」
「そうか、ならば我はウィステリア様を起こしてくる。
再起動に半日ほどかかると思うので急がずともいいぞ」
「え?」
「遊び相手が我しか居ないのに飽きて、休眠しておるのだ。
300年ほどな」
言うが早いか、長門影が奥へと消え去る。
ほぼ同時にツキヨがガノーデを呼びに行くため、飛んでエレベーターへと乗り込む。
後にはひたすら何かを書き続けるミツクリと、何もすることがなく呆然と座ったままのプロセラが残された。
帰宅してみたらなんだか凄い事に!
拙筆ですが今後ともよろしくお願い致します。
地下から忍者。




