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桜色の中の面影

「いつからか分からないけど、もうそんな風には思わない…」


今日はごく普通の日だったけれど、高校生活初日だった。


「僕は光東高校、光東高校一年生です。今日が初めてこの学校に足を踏み入れる日です。」

(光東高校は東京都葛飾区立石の北東に位置する)


朝日が昇り始めた頃、校庭に足を踏み入れると、朝日に照らされてリラックスした様子のクラスメイトたちを見て、少し眉をひそめた。


教室(1年A組)のドアに近づき、厚手のウィンドブレーカーの下から手を伸ばしてゆっくりとドアを開けた。案の定、一番乗りだった。


座席の間を通り抜け、教室の後ろの窓際の席を選んだ。また退屈な高校生活が3年間続くのか、と思った。時は流れ続け、外の風が木の葉を優しく揺らし、一人また一人と、ゆっくりと歩いてくる人々の姿が私の視界から消えていった。


明るい表情の男子生徒が私の隣の机にスクールバッグを置き、私の肩を軽く叩いて、


「こんにちは、田尾島悠蓮です。どうしてそんなに悲しそうな顔をしているんですか?今日は新学期初日ですよ。」と言った。


「そうかもね」


と私はそっけなく答え、再び澄み渡る空を見上げた。彼は私があまり話したがらないことを察したようで、自分の席に戻り、漫画本を取り出して読み始めた。


その少女が入ってくると、教室の雰囲気はたちまち活気に満ち溢れた。誰もが驚いた。彼女はどんな男の子も愛らしいと思うような顔立ちをしていた。長く艶やかな髪は、まるでその日に入念にスタイリングされたかのようだった。


彼女は私の前の机まで歩いてきて、静かに座った。まるで私の冷たさが、彼女にとって小さな温もりの光であるかのように。彼女は私のよそよそしさを気にせず、振り返った。


「こんにちは、春香です。隣同士の席なので、手伝ってもらえませんか?」


「はい。」


失礼なのは分かっていたけれど、他に言うことが思いつかなかった。


「ありがとうございます」と彼女は答えた。


ちょうどその時、チャイムが鳴り、先生が入ってきた。私と彼女は、私をじっと見つめていた何十もの驚いた視線から解放された。


「皆さん、こんにちは。今年度、私が担任になります。皆さん、力を合わせてクラスを盛り上げていきましょう。」


こうして、こんな日々が繰り返された。1週間、2週間、何日経ったのか分からない。体育祭が近づいていて、こんな日にエネルギーを無駄にしたくなかった。翌日、私が一番乗りで登校し、その後、他の生徒たちが一人ずつやってきた。すると、隣の席の生徒が教室に入ってくると、まっすぐ私を見つめ、目が今にも爆発しそうなほど輝いていた。彼は興奮して駆け寄ってきて、私の首に腕を回し、こう尋ねた。


「おい、イケメン、どの科目を選ぶんだ?」


「まだだよ。」


「ああ。」


彼の目と、私の前の女子生徒の机は、がっかりした様子だった。


先生が入ってきて、試験のルールを説明し、生徒は一人ずつ登録に行ったが、私はまだ科目を決めていなかった。


「よし、冬宮、君は1500メートル走に出場するんだ。」


「はい。」


…「1500メートル?」


「あいつ、そんな距離走れるのか?」


ざわめきが聞こえた。私のような細身の人間がそんな距離を走れるとは思っていなかったようで、驚いているようだった。


完走さえすれば、それでよかった。

書き始めたばかりなので、間違いがたくさんあります。もし私の作品を読んでくださる機会がありましたら、ご理解とご指導をいただければ幸いです。至らない点や誤りがあれば、ぜひご指摘ください。この物語の登場人物は、決して格好良い人物ではない。過去に何か謎めいた事情があってそうなっているのだが、実はとても面白い人物だ。最後に、私の作品を読んでくださった皆様に感謝申し上げます。!

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