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折衷世界3 折衷無関係  リューク・下   作者: 西江くら
折衷無関係  リューク・下 
2/28

プロローグ

 人が死ぬ。

 登場人物が死ぬ。

 それは避けられないことであり、必然的なことでもある。

 避けられたと思うのは、それは傲慢であり、未来から振り返って感じた感傷に過ぎない。

 人は死ぬ。

 選択肢はそこにはないし──誰も、生死の天秤に触る資格は、ない。

 誰を生かすか。

 誰を殺すか。

 誰を拾い。

 誰を捨てるか。

 それを決めるのは人間ではあるが、それを決めさせるのは状況だ。

 未来を決めるのは人間の選択ではあるが、選択によって状況を決めることは出来ない。

 この章では人が死ぬ。

 つまり、いつものように自然に世界は回ったのだろう。

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