表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
7/12

第7話 レベルアップとレッサースケルトン


【レベルが上がりました】


勝利の余韻に浸っていた私の頭にそんなメッセージが響いた。


(びっくりした〜。レベルが上がったのか〜。)


頭の中に話しかけられるという経験は、初めてなので驚いたがそれより大切なのは、レベルが上がったという報告だ。レベルが上がるというのが、生まれて初めてなのでとてもワクワクしている。


(ステータス!!)


そう頭の中で唱えると案の定、目の前に半透明な板が出現した。


ステータス

名前:ーーー(ー)

種族:レッサースケルトン

Lv:2/10 ↑1

HP:27/27 ↑2

MP:17/17 ↑2

STR:6 ↑1

VIT:6 ↑1

AGI:6 ↑1


固有能力(ユニークスキル)

ステータス閲覧

■■への道


能力(スキル)

剣技 Lv.2

魔導の才 Lv.0

魔力探知Lv.2


称号

生まれたて ■■の卵 太陽に嫌われし者 世界を渡りし者 


出現したステータスは、だいぶ変わっていた。加護の欄は何も変わっていない今は考えない事として。今大事なのはステータスとスキルだ。今回の戦闘で自身のレベルとスキルのレベルが上がった。レベルが上がったことでステータスも上がった。


(なるほど。1レベル上がるたびにHP.MPは2ずつ、他は1ずつ上がるのか。)


上がったステータスは、HP.MPが2つずつ上がって攻撃力、防御力、素速さは一つずつ上がっている。レベルが上がるごとに増えていくステータスの上がり幅は少ないが、塵も積もれば山となる、ということわざがあるくらいだ、たった1されど1、このままレベルが上がっていけば、それなりのステータスになるだろう。


(頑張ってレベルを上げていこう。取り敢えずはカンストのレベル10を目指そう。)


そう目標を定めた。このままレベルが上がって行けば最終的には、ステータスが今のレベルの3倍近くの値になるはずだ。それにレベルがカンストすれば私の予想が正しければ何かが起きるはずだ。この洞窟が安全かどうかは分からないが予想なら2、3日あればカンストまで行く筈だ。


(あとはスキルレベルが上がったな。上がったスキルは、剣技と魔力探知か。称号も変わっている、弱者の称号が無くなっている。)


剣技と魔力探知のレベルが1ずつ上がった。剣技は、剣を使ってスライムを倒したからだろう。魔力探知が上がったのは恐らく使い続けているからだろう。魔力探知に関しては特に意識使って無いので自然にレベルが上がるのを待つしかない。まぁ、今の状況で困ってないのでレベルが上がらなくても困らない。弱者の称号が無くなっているのは恐らくレベルが上がったから無くなったと思っている。他にもステータスの一定の値を超えたなど考えられるがステータスはそれ程上がっていないのでそれはないだろう。


(弱者の称号は、特に効果がついていると思わないが無くなっただけでもだいぶ嬉しいな。)


弱者の称号は効果がついていると思わないので(本当は効果はついている)見栄えが悪いだけの只の邪魔な称号と言う印象しか持っていないので無くなってくれてとても嬉しい。


(それにしてもレッサーがついているとなんか嫌だな〜。どうにかして無くせないかな〜。)


レッサーついていると何かに劣っているみたいで嫌な感じがするので、レッサーは早いうちに消しておきたい。そんな事を考えながら自分の種族について考えていると不意に、


【レッサースケルトン】

《レッサースケルトンとはスケルトンよりも状態の悪い骨に怨念が籠もってモンスター化したスケルトン。状態の悪い骨がモンスター化したのでスケルトンの半分の力しか出せない。》


そんな画面が目の前に浮かんできた。


(この画面については今更なので置いておくことにして。今はレッサースケルトンについてだ。)


急に物が浮かんでくるのは今更なので後回しにしておいて。このレッサースケルトンについて考えてみる。レッサースケルトンの成り立ちは大事そうだが、今は関係無いので置いておこう。大事なのは、普通のスケルトンの半分の力しか出せないと言うところだ。


(そんな!!!この体は半分の力しか出せないだなんて!)


そんな事実に驚いているが、レッサーがついているのでそんな気はしていた。きっとレッサーから脱出する方法がある事を願って今後の事を考えていく。


(取り敢えず、今分かる不確かな部分を調べたら敵を倒しまくってレベル上げだ!!!)


レッサーから脱出する方法も、この洞窟から脱出する方法も後回しにしてレベル上げをすることに決めた。何故ならば最低限生き残るだけの力を手に入れ無いと、ゆっくり考える時間も無いからだ。それにレベルを上げていけば大体の問題がどうにかなる気がするからだ。


(さて、これについて考えるか。)


但し、こんな状況でも先に考え無いといけない問題がある。それがこの目の前に表示されているステータスに関してだ。










【弱者】

《この称号は一度も生き物を殺した事が無い者に送られる。

効果:生物を初めて殺すと必ずレベルが1上がる。》

最近忙しくて小説を書いている暇がなく、これからしばらくの間、一日一回の投稿にしたいと思います。

来週には、戻るとと思いますが、しばらくの間どうぞ宜しくお願いしますm(_ _)m

評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ