第2話 ステータス
ステータス
名前:ーーー(ー)
種族:レッサースケルトン
Lv:1/10
HP:25/25
MP:15/15
STR:5
VIT:5
AGI:5
固有能力
ステータス閲覧
■■への道
能力
剣技 Lv.1
魔導の才 Lv.0
魔力探知Lv.1
加護
■■■の興味
太陽神の嫌悪
創造神の加護
邪■■加■
称号
生まれたて ■■の卵 弱者 太陽に嫌われし者 世界を渡りし者
(これは私のステータスなのか?名前が書いていないのは私に名前が無いからだろう。しかし、この読めない能力は何だ?)
己の内側に意識を向けてみると現れたコレは、俗に言うステータスなのだろう。ステータスと上に書いてあるし、コレを見れるのは固有能力にある、ステータス閲覧という能力ものなのだろう。
(固有能力にあるという事は、他の人には見えないという事か。何かあっても伏せておいたほうが良さそうだ。)
次に種族だ、レッサースケルトンと表示されている事から私はやはり、スケルトンになっているようだ。しかもレッサースケルトン。レッサーが付いていて良い事なんてそうそうない。私が知る限り、レッサーが付いていて損してないのは、レッサーパンダくらいだ。
(やはりスケルトンになっていたか。予想してたとはいえ、やはりショックだ。しかもレッサーだなんて。)
嘆いていてもしょうがない、次だ、Lvはレベルの事なのだろう。私のレベルは1と書いてある、隣の10は、レベルの上限だろう。称号にもあるように、私は生まれたてなのだからレベルが1なのは、しょうがない。
(この世界の平均は、分からないがステータスが一桁なのは少ないのだろう。)
私の思っている通りなら、HPは、体力でこれがなくなると死んでしまうのだろう、次のMPは、魔力だと思うスキルにも魔力探知があるし、この世界には魔力があることが分かった。次いで上から攻撃力、防御力、素速さだろう、どれも一桁は、低いと思っている。レッサースケルトンだからステータスも低いのだろう。
(この世界には、魔力がある!魔力があると言う事は魔法が使えるのでは無いか?後で試してみよう。)
続いて固有能力だ。固有能力は、今見ているステータスを見る能力、ステータス閲覧と■■への道だ。ステータス閲覧は、そのままだし、使い方もだいたいわかる。しかし■■への道とか云う固有能力は全くわからない文字化けしてるから、文面から想像することもできない。
(これについては、ひとまず置いておこう、考えても分かるとは、思わない。)
次は、能力だ。能力では、剣技と魔導の才と魔力探知である。固有能力と比べてこれらは、非常にわかり易い。剣技は、剣を使う時に働く能力だろうし、魔導の才は魔法を使う時に補正がかかるのだろう、最後に魔力探知だ、これも字のまま魔力を探知する能力だと思う。ただこれには、別の能力も含まれていると思う。何故なら目などが一切無いスケルトンでも、周りの事が見えているし、暗闇でも周りが見える。コレは、魔力探知のおかげだと思っている。
(もしそうなら、今は魔力探知が一番重宝することになりそうだ。)
能力が一段落したところで次は、加護と称号だ。