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羽毛を思う。
星も輝くこの町を照らすものはライトだけ
太陽の温かさも何もない
そうなんだと思っていた
あったかい袋が
あの場所に
人のポッケの中に入ってる
そして白の仮面をかぶってる
何かを隠してる
黒い毛布を頭にかけて
目元しか見せず
その温かい美貌を
あどけなさを
隠してる
ティッシュに包まれた
てるてる坊主のように
笑顔をで窓際に並べている
たくさんの言葉を
並べて
みんなが聞こえる
明るい言葉をみんなが聞こえる
並んで
たくさんの言葉が
一人ぼっちにならないように
ぷかぷかと
大空に高く浮かんでいる