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恋い焦がれる愉快犯  作者: 水無月旬
3/7

思慮分別

帰宅した一尺八寸だったが、ネットの書き込みを見て早々、思わぬ衝動に駆られ行動に出る。

ようやく家についた。


帰ると家には母親がいた。


ただいま、と、挨拶はするのだが、話をすることはなかった。


母親はなぜ早く帰ってこなかったのか疑問を持たなかったようなのか、ただ俺と話すことが無意味だということが目に見えているのかわからないが、俺はそのまま自室に上がり込んだ。


俺は部屋に入るや否や、何となく気にかかって、部屋にあるパソコンを開いてネットを開いた。


俺は、『桐原東高校 爆弾予告』との検索ワードで調べものをしていた。


一応、今日の事件が本当であったのか確かめるためだ。


一番最初に出てきたものは、やはり、書き込まれた、本掲示板なのだが、もう閲覧不可能になっていた。


そして次には、ニュース情報のページが出てきた。


それには今日木本担任が言った通りの事が書いてあったので、一言一句間違えはないのだろう。


桐原東(きりはらひがし)高校の校舎内に爆弾を仕掛けました。爆破予定は午後4時半~6時半の間。探しても無駄です、絶対に見つからないでしょう。』


俺は今日あった出来事を自分の心の中で思い出していく。


放送の内容、今日の予定、月見里(やまなし)の言葉、東雲(しののめ)の言葉、事件の内容、武瑠(たける)との会話。


俺はそのとき、何かいきなり妙な衝動に駆られ、ベットに放り投げておいた、携帯電話を持って、ある人物に電話を掛けた。



「そうか…、悪い、こんな時間に電話かけて、ありがとな。」


電話を切って俺は茫然としていた。


 今日は元々何か、胸騒ぎがしていた。


 俺は勝手に今日の事件を収束させようとしていた。


 それも意識的に。


 何か、この先に上がり込んではいけない気がした。


 たぶん俺には事件の大幅な事柄が見えていた。


「あの女が…」おれはボソッとつぶやいた。


 こんな事実は認めたくなかった。

 

 そして俺は行動に出た。


 俺はまた別のある人物にも電話を掛けた。


「悪い、今会えないか?近くの公園で待ってるからさ。」


 俺は窓から外を見た。


 夜が近くなっていた。

今回は短い内容になってしまいましたがご了承ください。

行間ということで。


この話を読んでいただくともしかしたら、犯人とその本意がわかっていただけるかもしれません。


トリックが稚拙な本作者ですが、客観的な意見を期待しています。

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