1000年間の滞在
前話かな?その前かな?のステータスに年齢を追加しました、10です
私が里に来てから翌日
「私はありすさまのじゅうしゃをつとめさせてもらうリーンです!」
恐らく実年齢もまだ5歳程度の少女がわたしに当てられた部屋に入る。
「宜しく頼むぞリーン」
彼女に声を掛ける。
私が里に来てから5年
「アリス様!起きて下さい!最近起きるのが遅く無いですか?!」
「んぅ、りーん、私も歳なんだ」
「まだ15ですよね?!5歳しか変わってません!」
「まて、着替えは自分で出来る。それに私も男だ、まっ」
「何時もそう言ってやらないでしょ!」
可愛らしいリーンから強い女になってる…
里に来てから10年
「アリス様?今日は図書館へ行くんですよね?」
「あぁ、リーンも着いて来てくれるか?」
「もちろんです!アリス様のお世話係は私なんですよ!」
私は20、リーンも15歳になった。
リーンは、その、C位にはなった、というかD位あるのか、?私は男だから分からんがとても、目のやり場に困る、私の恋愛対象は男なんだがな。
私が里に来てから20年
「アリス様?今日は何処に行くんですか?」
「今日はハウラに呼ばれて居てな、どうやらこの森の君主として私を立てたい様でな。否定的な龍王をノシてくる」
「大丈夫なんですか、?」
「私は最強だからな」
わたしも30を超え近接戦も多少出来るようになった、流石に龍王と近接戦で勝てるとは思って無いがな。
「ハウラ、来たぞ」
「賢者様、行きましょうか」
「あぁ」
『ハウラ殿、我は自身より下の者に着く気は無いぞ』
細い蛇のような龍、その巨体は神樹の森にある世界樹にも並ぶとも劣らない大きさで黒と青の龍王だ。
「本人を連れて来おったわトカゲ小僧」
「お前が龍王か?」
『…如何にも、我が神樹の龍王リーベンス・ハーディン。貴殿の力を見せて貰おうか』
随分と強気だが、弱いな
「〈秩序へ至る〉〈神杖【矛盾の杖】〉」
『ほぉ?凄まじい力だな』
黒いケープマントと靴が白色に変わると目は美しい金に光る。
「〈トリガーワード〉『我は世界に乞う、神の力の一旦を、我は秩序の調停者、混沌を祓おう。太古に滅んだ大魔術を見るといい、大賢者アリスの名において…この世を支配せしめたる大になる力を、大帝の力を見よ!』〈古代魔法〉【大権の稲妻】」
『なにをっ!』
空が曇るとそこから世界樹に匹敵する大きさの雷が落ちリーベンスを打つ
『ア…ガ…』
「それ見ろ、小僧め。ハイエルフとは神々の系列に名を連ねる種族じゃぞ?龍王ですら地上で神に近しい、とだけだがハイエルフはちゃんとした神々じゃ。格が違うんじゃよ」
「さて、ハウラ?なんかハウラって言いにくいな。フーラ、これで良いかい?」
「どこから取ったのか分かりませぬがフーラでも良いでしょう、はい。これで後は君主と紹介するだけです」
私が里に来てから30年
「リーン、今気付いたが私も40だぞ。」
「私も35ですねぇ」
リーンは成長が早い様でもう少女とは言えない。Fはあるか、?
「アリス様、見た目が一切変わってませんね」
「は、はぁ?!僕だってちょっとおっきくなったし!」
「アリス様、私から僕になってますよ」
「あっ、」
「あとおっきくなったのは下が数cm程度でしょう」
「だまれぇぇぇ!」
私が里に来てから40年
「私、50、?」
「私も45ですね。」
「リーン、」
「どう致しましたか大賢者様」
そう言えばリーンの呼び方が暫く前から大賢者に変わったな。
「リーンさ、今までは均等に成長してたけど最近胸に全部」
「アリス様、そんなところ見てたんです、?」
「待ってくれ、誤解だ!そもそも私がリーンと会った時君は5歳だぞ?そこからここまで成長するとは…」
Hはあるか?
私が里に来てから50年
「はぁ、森に君主として去年立てられてから色んな問題が起きてるね、特に人との交流かぁ。」
「大賢者様、こちら書類です」
「えぇ、森の整備の予算申請と、あとその他諸々。リーン、ルーク達に隣のディーン王国に使節団として行くように言ってくれ、あとはフーラにカサンドラ帝国へ向かうようにも、フーラの方には護衛としてハーディンを向かわせるようにしてくれるか?」
「承知しました」
私は神皇アリス・バーベとして即位した、因みにバーベは私を転生させたクラン・バーベと言う邪神の名前からだ。
私が里に来てから100年程
「…リーン」
「どう致しましたか?大賢者様」
「私も代替わりしていいと思うんだが。」
「お子は?」
「…」
お世継ぎ問題か〜
「はぁ、」
私が里に来てから500年
「大賢者様、人の世界に学園を作られてからもう100年、学園長として頑張ってますね、ふふ、国から正式に大賢者の称号を与えられるなんて!それで神樹国は?」
国の名前は神樹国ユグドラシル聖神帝国とした、いまは放置してるが。
「分かった、帰るよ。」
私が里に来てから985年程
「おぉ、カルム、マーヤ、2人目が生まれたのか?」
カルムとマーヤはリーンの両親でリーンの弟が出来たと報告に来たのだ
「はい!大賢者様のお陰で暮らしやすくなったので…それに最近はリーンも大賢者様の専属侍女として誇りです!」
「お母さん…やめてよ…」
「はは!弟にも教えてやってくれよ?」
「もぉう!」
「ふふ、弟君の名前は何かね?私も雇いたいよ」
「あ!そうなんです、実はお願いがあって。大賢者様にお名前を決めて欲しくて来たんですよ!」
私に、?
「私でいいのなら、ユイなんてどうかな?」
「ありがとうございます!」
私も人気になったものだな。
995年ほど
「おねー様!ぼくもぼくも!」
「はいはい、ユイはこっちね?」
ユイがリーンにおねだりしている
「ぼーくーも!だいけんじゃさまてつだうの!」
「ふふ、可愛らしいな」
私はユイの頭を撫でる
「えっへへ、!」
金髪に翡翠の目の美人姉弟、良いな。
「リーン、ユイ、フーラの所で自身を鍛えて来るといい、ユイムキムキにはなってはいけないよ?魔法を鍛えるんだ。」
「はーい!」
「大賢者様、何故?」
「あと五年で里を出る、人の街で暮らすつもりだ。後継者はフーラが神皇代理として暫くは君臨する」
「もーう、大賢者様!なんでその事を早く言わないんですか!」
リーンももう1000歳だと言うのに子供っぽいなぁ
私が里に来てから1000年
「フーラ、任せたぞ?」
「勿論ですぞ陛下、この老いぼれめにお任せ下さい」
「長老!行ってくるね!」
「リーン、気をつけるんじゃぞ?」
「ばーば!ばいばい!」
「ユイ、元気でな」
挨拶を交わすと私達は里を出る
やっと、書けるぞ!