第六十一話 未来の切符
会話文が多すぎる回です。
デスが地の文を入れるとネタバレというか、そういう試しに使ったネタが飛び出るので、想像してみてください・・・(一番やってはいけない行為)
俺こと吉田英斗は悲しいことに異世界転生を果たし、山あり谷あり、様々を経て、ヨコタシュンスケの手からフィエナという町を守るため船で移動していたところ海賊で魔法使いの少女に襲われ、イフリート第二形態をやむを得ず使用してしまいながらも退けることに成功するがイフの人間化が進行してしまうもたどり着いたヨグソトルスにて、とうとうヨコタシュンスケの一味の一人の変態と遭遇し交戦、第二形態を使うもイフと俺の何かが合わずに変態ことミャリャリ・クェクェとの戦況は不利に陥っていり、負けてしまった、そして、反省を生かし、クェクェの宣言にて確実に起こる再戦に備え、作戦を企て、リベンジを決意するのだった、まる。
特訓を終え、水浴びをすると傷が開き、病院送りにされた俺とイフは病室でアルク帝の謁見を受けることになった。
「容体はどうだ?」
アルク帝の質問に、
「まぁ、回復薬を何本か飲めばすぐに」
心配はないと言葉には出さずとも答えた。
それにアルク帝はほっとしたような表情を浮かべ、
「して、無礼なのは承知の上だが、一度、敗北を喫した相手、再戦を望んでいるとは聞いているが、其方に勝算はあるのか?」
不安そうな表情で聞いた。
一刻を背負うものとして、自分ではどうにもできない相手がいる、だが頼りの綱は一度負けてしまう。
不安なのは当たり前だろう。
アルク帝の表情に、俺は改めて、やる気を沸かせ、
「勝算はあります」
そう答えた。
その日の夜、回復薬を十本がぶ飲みし、おなかを壊すのではないか田尾器具をしつつも完全復活を果たした。
だが今回は俺たちは出撃しないでほしいとアルク帝からのお達しにより、俺はアルク帝の警護をイフとサワムラも加えて行うことにした。
アルク帝の仕事が一段落付き、執務室から出ると、
「エイト、私の部屋で話したいことがある。その間、サワムラとイフは部屋に侵入者が来ないように見張っててほしいのだが、よいだろうか」
俺たち三人はその言葉に顔を見合わせ、それぞれに頷き、
「わかりました」
俺は短く答えた。
アルク帝の部屋に入り、テーブルを挟み、対面に置かれた一人掛けの椅子にお互い座った。
「すまないな」
「お気になさらないでください。アルク帝、ないかあったのですか?」
「…そうだな、すこし談笑を挟もうかと思ったが、現状が現状だ。本題を話すことにしよう」
アルク帝は懐から、一つの箱を取り出した。
そして、その箱をひらくと、水色のビー玉の様な輝きを放つ石が入っていた。
アルク帝はその5秒後に、そそくさと箱を占め、懐にしまいなおした。
「これは?」
「恐らくではあるが、これがヨコタの一味が狙っているものだ」
「狙っているもの?」
「この石はこの世界にある5つの主軸国が持っている『神代石』だ。これはビスタリア王国、バルバンディス民主主義共和国、アルタヴェガ皇国、シュトルム共和国、そして我がフィエナ帝国、この5つの主軸国がこの世界を維持するために保護という形で代々受け継ぎながら持つ、火、土、風、光、水の属性を持った宝玉だ。我々、フィエナ帝国は水の神代石を保持している。先日、壊滅されたバルバンディス民主主義共和国の調査で主軸4国が調査したところ、土の神代石が持ち去られていたというのが判明した」
「・・・その神代石は世界の維持のためって言ってましたけど、どういう事ですか?」
「石の存在については別にいいのだが、この話、ここからの話については口外禁止だ。神代石は5つそろえ、この世界をかつて支配していた魔王の城に存在する『プルトーナ』と呼ばれる石板に正しい位置で神代石をはめ込むとこの世界がひっくり返り、無に帰される。そんことが起こってしまうんだ。到底信用できる話ではないが、私はそれが起こったときの記憶を石から、見せられている。この医師を引き継ぐときにどうしても歴代の持ち主たちは見せられる。恐ろしい風景を」
「・・・なるほど、それはどうしても止めなければならないですね」
「信じるのか?私が信じきれないと思ってしまうほどの記憶という事実を」
「まぁ、私はなんだかんだ信じられない目に会い過ぎてるんで」
「はは、そうか。そうかそうか、よかったよ。ならば、その話を信じたうえで、受けてもらいたい話がある。これは元々、主軸5国がヨコタの狙いに感づき始めたころから企てていたものだ。ヨコタシュンスケ撃退任務。これを君の所属するギルドに提出する。いつ君に言い渡されるのかはわからないが近いうちに、おそらく世界からして間もなく、出す。だから、そのクエストをうけてくれるか?」
「わかりました」
そして、俺とアルク帝は握手を交わした。
読んでいただきありがとうございます。
では、次回もお楽しみに!




