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第四十七話 最大の進展

やっとつなぎが終わりました。

 俺こと吉田よしだ英斗エイトは悲しいことに異世界転生を果たし、何でも屋ヴァンヴォリックと共に世界の敵となっているヨコタシュンスケの一味の一人、エミリー・フリッツを打倒することを決意したその矢先、イフが攫われ、サワムラハルコが重傷を負ってしまい、近衛騎士団から取り調べやらを受けたのち、バーズさんと再会を果たし、ヴァンヴォリック、国王直属騎士団、俺の三つ個人と勢力で協力しエミリー・フリッツを倒そうという提案を受け、ヴァンヴォリック、国王直属騎士団、俺の三勢力の協定がむすばれ、その最中、エミリー・フリッツの居場所が判明し、三勢力の共同戦線をもって、エミリー・フリッツ討伐作戦が始まり、過去に街であった少女がエミリー・フリッツであった事とイフがエミリー・フリッツの手によって心まで操られ敵となって再会した事の二つに驚きながらも戦いが始まり、イフを俺とバーズさんとアーノルド・ヴィン・ラハールを中心に構成圧された部隊で倉庫内に、エミリーを鬼町きまち兼弘かねひろとを中心に構成された部隊で倉庫外に隔離することが成功し、それぞれが相手専用に練った作戦に嵌めることに成功し、俺はイフの意識に入り込み精神的な操作を断ち切るべくイフの意識へと飛び込んだのだが、一方、エミリー・フリッツと交戦しているヤーヴェンさんとヨハンの策を逆手に取り、ヤーヴェンさんはエミリー・フリッツの一撃を食らってしまう、そして、イフの精神世界に入った俺は黒い繭を見つけ、自分の影と闘い、己の弱さと向き合い、意志を新たに固め、さらに影から勝利を奪い、黒い繭からイフを回収し、イフとの交戦は最終段階へと進むことができ、その一方、ヤーヴェンさんとヨハンと交代するように鬼町がエミリーと交戦を始め、鬼町は上に立つものとして教示を見せつけるようにエミリーにチェックメイト告げた、そんな好機の中、エミリーが仕組んでいた罠により、倉庫内にクラスタベアの地軍が流れ込み、イフ対応組とクラスタベア、イフと俺に分断された挙句、イフの攻撃により、俺とイフはエミリーの元に吹き飛ばされてしまう、ヤーヴェンさんとヨハンと鬼町と俺対イフとエミリーという構図の中、イフの操作を解除する手立てとして、俺の体をエミリーに遇えて触れされ、『何でも使い方が解っちゃう超絶感覚』で使用法、解除法を調べるという荒業の作戦を俺は考え付き、即座に実行に移したのだった、まる。



 駆け出した俺たちをはじめに襲ったのはエミリーの影の狂爪だった。

 地面や街頭、壁から前触れなく生える攻撃を鬼町は特典でかわし、ヨハンは瞬発力と魔法で、ヤーヴェンさんは魔法のみでいなし、俺は特典の第一段階とバアルの速度でよけてゆく。

 そしてほどなくして俺はイフを射程範囲内に捕らえ、全力で腹部を狙ってストレートを打ち込んだ。

 だが、

 がごんっ!

 腕を大剣に変え、面で受け止めた。

 そんなじゃ俺は俺は下がれない。

 イフを戦闘続行困難な状態にすることによってエミリーが見方を作らざるおえない状況にする。

 その第一目標を最低でも達成しなくてはいけないのだ。

 だから、俺は次々に一撃必殺級の攻撃を叩き込んだ。

 しかし、さすがイフ。

 俺の修業をすべて見ていただけある。

 自動的に防御するその反応は俺の癖への対策も織り込んであるらしく、俺に降り掛かる狂爪を防ぐ味方三人が時折繰り出す不意打ちにも対応するほどの余裕が見て取れた。

 だが、まだ隠し種があった。

 操作側への説得という今更過ぎる行動とイフにも秘密で行っていた体術の必殺技。

 必殺技はまだとして、今更過ぎることをするにした。


 「おい!エミリー・フリッツ!」


 その呼びかけにエミリーは立ち尽くしたまま反応した。


 「まだ、その余裕があったのか」


 「あぁ!あんたと話したかったからな!」


 「…話だと?」


 「そうだ!」


 「…いいだろう」


  思っていたより早く帰って来た求めている答えに俺は少しの笑いを浮かべ、話に入った。


 「迷子の親を捜した時、覚えてるか!?」


 「覚えているさ」


 「あの時なんでそんなことしたんだ?」


 「子供の幸せを願ってのことだ。罪のない人間は幸せに生きなければならない」


 「じゃあ、なんで罪のない存在であるはずのイフを操り、サワムラを攻撃した!?」


 「それは世界の敵である貴方の仲間だからよ」


 「それはおかしいな!俺の仲間であっても敵である俺だけをどうにかすれば良いだろう。イフとサワムラが何かの間違いで加担してるとすれば、その発想はおかしいくならないか?」


 俺のその言葉にエミリーは眉を寄せた。

 そして俺は続ける。


 「あんたのやり方に乗っ取って、もしそうだとすれば、俺はどんな手をちゅかってでも排除するがそれ以外はそれに当てはまらないんじゃないか?」


 そして、エミリーはその言葉に反応した。


 「うるさい!!!」


 大声、ではなく、例の特典だった。

 声は衝撃波となり、イフはその場で耐えたものの、ヤーヴェンさんとヨハンと鬼町は派手に吹き飛んだ。

 そして、その大声を出したエミリーは口と腹部から大量の血を流した。

 俺も彼女の特典を被ったが、イフ同様にバアルの力を借りて防ぐことができた。

 そして、俺は言う。


 「そんなになってまで、自分の信念とは違う事までして、お前、なんで戦ってるんだ!」


 その問いかけとともに俺はイフに隠し種の必殺技を見舞った。バアルの出力を最大にし、周囲の被害を考えずに放った右の中段回し蹴り、そこから無理やりつなげる左の正拳突き、そして、さらに無理やり繋げる左の前蹴り。

 それを空気との摩擦が起こる速さで放つ。

 その間0.003秒。

 いくら元世界を滅ぼしかけた悪魔でも防ぎきれずに食らった。

 そして、すかざず、出来た隙をねらい、イフを抑え込むことに成功した。

読んでいただきありがとうございます。

では、次回もお楽しみに!

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