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第三十九話 専用戦法

一方その頃系の戦いはソレなりに好きです。

 俺こと吉田よしだ英斗エイトは悲しいことに異世界転生を果たし、何でも屋ヴァンヴォリックと共に世界の敵となっているヨコタシュンスケの一味の一人、エミリー・フリッツを打倒することを決意したその矢先、イフが攫われ、サワムラハルコが重傷を負ってしまい、近衛騎士団から取り調べやらを受けたのち、バーズさんと再会を果たし、ヴァンヴォリック、国王直属騎士団、俺の三つ個人と勢力で協力しエミリー・フリッツを倒そうという提案を受け、ヴァンヴォリック、国王直属騎士団、俺の三勢力の協定がむすばれ、その最中、エミリー・フリッツの居場所が判明し、三勢力の共同戦線をもって、エミリー・フリッツ討伐作戦が始まり、過去に街であった少女がエミリー・フリッツであった事とイフがエミリー・フリッツの手によって心まで操られ敵となって再会した事の二つに驚きながらも戦いが始まったのだった、まる。



 開始した戦いはある作戦へと移行した。

 それは倉庫内にイフを残し、外にエミリー・フリッツを誘導するという作戦だ。

 イフは俺とバーズさんとアーノルド・ヴィン・ラハールを中心に構成圧された八十人の大部隊で対応し、エミリーは鬼町きまち兼弘かねひろとヨハン・ラウドとバウナフル・ヤーヴェンさんを中心に構成された三百人の軍勢が相手をする。

 俺たちは作戦通りに動き、先ずは倉庫内で分断することに成功し、簡単に作戦通り、イフを倉庫内にエミリーを外に出すことに成功した。

 そして、分断したあと、俺はバーズさんがあらかじめ用意していた俺がイフと闘うために保護と硬化の魔法を重ね掛けし続けた剣を受け取ると俺に向かい一閃を払ったイフの剣戟を止めた。

 普通の剣であれば真っ二つだった剣だが、刃こぼれ一つもぜずに硬度を保っていた。

 専用に用意した剣なだけはあるようだ。

 熟知しているイフの斬撃の癖と最大スピードを上回るそれこそイフ専用の戦い方をする。

 総てが魔剣イフリート専用の戦い方。

 予想通り、イフは苦戦するように見え切る動きと、疲労からの斬撃のぶれをちらちらと燃せるようになる。

 だが、まだ俺はそのすきを突こうとしなかった。

 その理由はただ一つ。

 イフの超自然発火能力だ。

 どこでその能力がつ変わるかはわからないが、半径十メートル圏内であればその能力を発揮できるため、俺以外の作戦にまだ参加しない人達はその圏内から離れるように時には魔法で援護射撃をしながらイフの体力を減らしてゆく。

 体力切れを起こさせる、これが作戦の全てなのだから。

 だから俺は攻撃の手を緩めない。

 そして、ようやくその時が来た。

 俺が腰に付けた火打石を撃ち、火花を出して合図を出すと、アーノルドが俺とイフの隙間に入り、振り下ろされるイフの一撃にカウンターするように峰内を十五連打、普通の目には止まらぬ速さで打ち込んだ。

 そして、その一撃を受けるまま、イフはその場から吹き飛ばされ空中に投げ出された。

 その瞬間、魔法使いの団員たちが空中のイフを魔法による拘束を行った。

 紐を出すのではなく、光の輪をかけるようにイフの身体を包み、イフの身体を空中にいる状態で拘束し、その場に止めた。



 一方、倉庫の外では兵士たちの身体に触れては命じ、同士討ちをさせるエミリーの行動から、鬼町は相手に触ることが能力のトリガーだと確信し、兵士たちに魔法で伝播させる。

 そして、触れられないように遠距離魔法でエミリーの行動範囲を無くして行き、一つのサークルを作り上げ、石弓を携えたバウナフルとナイフをナイフを二本逆手持ちで構えたヨハンをそこに入れ込むように一つの会場を完成させる。

 バウナフルとヨハンには身体強化、所持物の武器の強度を上げる魔法が掛かっており、単純に底上げされた戦力でエミリーを迎え撃つ。

 ヨハンが前に出たことにより、その会場での戦いがはじまり、ヨハンが縮地で近付き一撃を繰り出すとバウナフルが二人の間に石弓を打ち込み、それをエミリーが避ける瞬間にヨハンは一歩引く。

 そして、それらの動作を繰り返す。

 そう、ヒットアンドアウェイ戦法がエミリー対策の戦い方なのだ。

 そして、アーノルドが体験した影に溶け込む能力の対策として、


 「輝かせろぉッ!」


 そうバウナフルが叫んだ瞬間会場として作り出されたサークルが光のドームを形成しながら影がその場から消えるように前面から眩い光が放つ影のできないフィールドとなった。

 そして、外にいる鬼町は言う。


 「これでアイツの武器は粗方、封じるとができる」


 その通り、影さえできなければ不意撃ちも攻撃を逃げるために姿を隠すことすらもできなくなる。

 その作戦い嵌ったエミリーの表情は笑っていた。

 嘲るような、そんなものだった。

読んでいただきありがとうございます。

では、次回もお楽しみに!

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