勇者さま、異世界で巨乳に会う
ツッコミ「どうも~」
ボケ「底辺ホームレス・ランキング1位です」
ツッコミ「どの世間が許すかな、そんなの」
ボケ「強いていうなら、やっぱり異世界に転生した先の巨乳美少女だけは許すよね……いひっひぃ」
ツッコミ「発想も笑いかたも気分を害する相方なのはいずれ土下座しますけどもね。ところでその、異世界とか言うのは何ですか?」
ボケ「巨乳美少女が絶対に存在する世界だよ」
ツッコミ「絶対なのかな……まあまあ、じゃあその巨乳美少女がいる世界、そんな異世界に来たていで良いよ。キミ、その世界の勇者でボクが巨乳美少女ね」
ボケ「巨乳じゃねえだろ!」
ツッコミ「そこは、ていだ」
ボケ「ふははは。異世界って本当にボーイミーツガールだなあ」
ツッコミ「待て待て待て。え、そのテンション、勇者?」
ボケ「はあ。あ、ボーイミーツガールって少年、少女に出会う。つまり青春ね!」
ツッコミ「そっちかあ。まあまあ、確かに知らなかったお客さんは勉強になったしいいよ。次からちゃんと勇者してよ」
ボケ「オッケーガール」
ツッコミ「うん。うん、じゃあ勇者どうぞ」
ボケ「ふははは。悪い魔物を片っ端からファッキン・ナゲットにしに来たぜ」
ツッコミ「まあ、勇者さま。悪い魔物を退治しに来てくれたのね」
ボケ「違うよお。ファッキン・ナゲットが分からねえなんて、テメエ……魔物だな。ザクザク、ザック~」
ツッコミ「待て待て~。スルーしてあげた優しさ」
ボケ「はっ。そんなもん、オッケーガール」
ツッコミ「勇者さま。悪い魔物を退治しに来てくれたのね」
ボケ「ああ。キミという美しすぎる、恋の魔物をね」
ツッコミ「オッケーガァールってコラ。初対面で口説く勇者なんて、勇者の意味合いが違ってくるからね」
ボケ「オッケーガール」
ツッコミ「勇者さま。魔物のボスをやっつけて」
ボケ「ふははは。いいぜ、いくらだ」
ツッコミ「こ、ここになけなしの金貨100枚なら」
ボケ「よし、乳を見せろ」
ツッコミ「そして勇者は、魔物のボスを倒しました」
ボケ「ふははは。酒だ酒。あと大量のカネと女もだあ」
ツッコミ「オッケーガァールってコラ。ハッピーエンドにしてください」
ボケ「オッケーガール」
ツッコミ「勇者さま。魔物のボスをやっつけて」
ボケ「ボスも巨乳じゃねえか。おっぱいガァール」
ツッコミ「オッケーガァールってコラ。たとえ巨乳でも、敵だからね」
ボケ「オッケーガール」
ツッコミ「勇者さま。魔物のボスをやっつけて」
ボケ「ごめん。倒したけどもちょっとミリエナちゃんとの写真、インスタにアップで忙しいから」
ツッコミ「オッケーガァールってコラ。ミリエナちゃんでもミリパナちゃんでも、女遊びがそもそもだから」
ボケ「オッケーガール」
ツッコミ「勇者さま。魔物のボスの次は危ないドラゴンがいます」
ボケ「それは俺の下半身にいるドラゴンだな。いくらだ?」
ツッコミ「オッケーガァールってコラ。下ネタは、やりすぎるとPTA来ます」
ボケ「オッケーガール」
ツッコミ「勇者さま。危ないドラゴンがいます」
ボケ「よし、後は任せた」
ツッコミ「オッケーガァールってコラ。他力本願勇者とか言う新しい発想をやめなさい」
ボケ「オッケーガール」
ツッコミ「勇者さま。危ないドラゴンがいます」
ボケ「よく見ろ。ただここにいるお客さんだぞ!」
ツッコミ「オッケーガァールってコラ。危ないドラゴンどころか、みんな神さま!」
ボケ「オッケーガール」
ツッコミ「勇者さま。危ないドラゴンがいます」
ボケ「遺書と保険はバッチリだから安心して。いくぞドラゴン」
ツッコミ「オッケーガァールってコラ。痛ましい要素を異世界に入れすぎ」
ボケ「オッケーガール」
ツッコミ「勇者さま。ドラゴンは倒せましたが、最後に悪い魔法使いがいます」
ボケ「それはキミだな。だって俺をこんなにもドキドキさせる」
ツッコミ「オッケーガァールってコラ。二番煎じ半端ねえって」
ボケ「オッケーガール」
ツッコミ「勇者さま。悪い魔法使い倒して」
ボケ「押し倒すのはキミ以外予定にないよ」
ツッコミ「オッケーガァールってコラ。ただ単純に好きなのかい」
ボケ「オッケーガール」
ツッコミ「勇者さま。悪い魔法使い倒して」
ボケ「どいてくれ。キミという光がまぶしすぎて敵が見えない」
ツッコミ「オッケーガァールってコラ。魔法使いが暇を持て余したようです」
ボケ「オッケーガール」
ツッコミ「勇者さま。悪い魔法使い倒して」
ボケ「巨乳さま。悪いけど俺と結婚して」
ツッコミ「オッケーガァールってコラ。巨乳さまは基本的に悪口」
ボケ「オッケーガール」
ツッコミ「勇者さま。悪い魔法使い倒して」
ボケ「倒したよ。あとはキミのボクへの未練を袈裟斬りするだけかな?」
ツッコミ「オッケーガァール」
ボケ「オッケーガァール」
2人「どうも、ありがとうございました」




