第44話 どんな言い訳をする?ナナ。
さてさてさてさて。ナナをくノ一達が連れてくるまで、中庭の芝生の上で寝てまっいるんだが·····
かれこれ2時間が経とうとしている。
「はてはて?俺は一体あと何時間待てばいいのだろう?」
ヒカルは段々と眠気に襲われてきていた。
現在時間は、夜中の·····4時30分くらい。
「それって夜中か?」
ヒカルは一人で腕時計を見ながらツッコミをいれていた。
「さすがにもう眠い。ってか、いい加減にして欲しい。来るなら来る。来ないのなら来ない、とハッキリして欲しいけど、あれだけいたくノ一達が一人もいない。」
ヒカルはもうどうでもいいや。と思い出し、ゆっくりと瞼を閉じた。
「おやすみ〜。」
誰に言ったのかわからないから、ヒカルの意識はドンドンと沈んでいった。
「ヒカル!おはよう!今日もいい天気になりそうだね!」
いきなりナナがヒカルの耳元で大声で元気に朝の挨拶をした。
「ゔわっっ!!」
ヒカルは突然の出来事に聞いたことが無い叫び超えをあげた。
「ヒカル、早く起きて!もう朝だよ?」
ヒカルはムッスリとした顔をしながら体を起こした。
「ナナ·····俺はちょっとムカついていたんだけど、今のでかなりムカついた。」
ナナはポカーンとしていた。
「何その何の事?みたいな顔は。さらにムカついたんですけど。」
「いやだー、ヒカルったら。朝から何をそんなに怒ってるの?せっかくのカッコいい顔がさらにカッコいい顔になってるよ。」
「え?そ、そう?······じゃなくて、俺のナナに話があるんだけど。」
真剣な顔をしているヒカルの顔に、ナナはうっとりしていた。
ヒカルの話を全然聞いてはいなかった。
「ナナ、聞いてる?真剣に話があるんだけど。」
真剣な顔をしているヒカルの顔をぽーっと見惚れていた。
またまた話を聞いてはいなかった。
「ナナ、いいかい。良く聞いてね。俺はもうナナとは付き合っていくのに疲れてきたんだ。この先こんな調子で付き合っていくと身も心もボロボロになる事が見えてきた。だから、俺との婚約を破棄させてもらうから。」
話の後半にヒカルの顔が段々と悲しい顔になってもナナはまた違う顔のヒカルのカッコよさに夢中で話なんか全然聞いてはいなかった。
「そう言う事だから、後は家の両親とナナの両親で話をして婚約を破棄してもらうから、ナナも家に帰ったら·····って、ここはナナん家だった。」
ナナはやっと普通に戻り、返事をする。
「わかったわ。じゃあ、今日は何をしましょうか?」
「え?」
え?当然の反応するヒカル。
しかし、非常識な返事をするナナにヒカルは脳の思考が止まってしまった。さらに、ほぼ1日寝ていなかった事と、夜に色んな騒動があった為、脳が強制的に思考をとめそのまま意識を断ち切った。
脳が自己防衛の為に反射的に意識を断ち切ったのだ。
そのままヒカルは芝生にたおれた。
それを見ていたナナはすかさずヒカルを抱きかかえて······いや、お姫様抱っこしながら、走り出した。
「お父様〜!ヒカルが、ヒカルが倒れたの!誰かお医者様を呼んで!」
ナナの悲痛な叫び声を聞いた数人のくノ一が集まりだした。
「部屋の準備を。」
ナナが指示を出す。
「はい、ではこちらの部屋に。」
くノ一の一人が準備をされた部屋に付き添った。
「早く、お医者様を呼んで。」
「すぐに参りますので、少しだけお待ち下さい。」
部屋にヒカルを運びこみ、大きなベッドに寝かしつけた。
「どうしてこんな事に····」
ナナは今にも泣きそうな顔をしてる。
「今、お医者様が到着しました。」
「そう、早くお連れして。」
せかすナナに対して、冷静に対応するくノ一の一人。
部屋の扉が開くと、医者より先にナナの父親が入ってきた。
「ナナ、これは一体どういうことだ?」
「お父様····」
「お医者様がいらっしゃいました。」
「早く見て頂戴。ヒカルが突然に倒れたの。」
原因の元が一番慌てている。お医者様、ヒカルが倒れた原因がここにいますよ!
「すぐにヒカル君の両親に連絡をしなくては。」
原因がわかっているので大丈夫だが、知らないみんなは健康優良児だったヒカルがたおれるなんて思いもしなかったからかなり焦っていた。
「ヒカル。」
はい、そこのあなた。忘れていそうだけど、いや、憶えてはいないだろうけど、ヒカルが倒れた事より婚約破棄をされた事を忘れないように。
ヒカルが目覚め後が大変だ。
最後まで読んで頂き、本当にありがとうございます。
前話、約5ヶ月ぶりに更新をしました。ら、ビックリする程のアクセス数がありました。
(素人の書いたものですから。)
読んで頂き本当にありがたいと思いました。
これからも、読んでくださる方がいる限りなるべく、がんばって、なんとか更新をしていきますのでよろしくお願いします。




