第4話 女神様超かわいい!
2019年2月5日に改定と修正をしました。
「女神様きたぁーーーー!」
…………あのう、剛田光さん。どうしましたか?
「いや、だってこんなかわいい人………じゃないのか、あなたのような女神様なんて見たことなくて、いや、普通は見る事は絶対に無いから今俺の中でワクワクと興奮がるつぼっていて………とにかく、今幸せの絶頂?好きな子に告白して交際のオーケーを貰った感じ?とにかく、女神様最高ーーーー!」
…………………剛田光さん、少し落ち着きませんか。お話ができませんので。
「マジ、女神様かわいい!言葉にできないくらいかわいい!」
言葉にしていますが?
…………剛田光さん?落ち着いて下さい。お願いしますから。
「はっ!そうだ。なぜここにいるのか?なぜ体が治っているのか?なぜ俺は女神様と御対面しているのか?………………まぁ、いいや。女神様がかわいいから。」
それはおかしいだろう。
……………剛田光さん、少しは落ち着きましたか?
「あ、そのフルネームで呼ぶのやめてもらっていいですか?なんか落ち着かなくて。」
わかりました。では、なんて呼べばよろしいでしょうか。
「ぐへへへへ。ではひかる君でお願いします。」
わかりました。光君。最初にあった出来事からから説明します。よろしいですか?
「は、は~い!お願いします。」
少し話が長くなると思います。
まず剛田光君は事故によりお亡くなりになりました。
ここで普通は、魂が次の転生の為に色々と切磋琢磨して修行をします。その魂の穢れが落ちた時に、また1人の人として生まれ変わる所です。
ところが、私の間違いで光君の体と魂を甦らせ、この天界に呼び寄せてしまいました。
しかし、私のミスで本来なら剛田ひかりさんをここに来てもらう予定だったのですが…………なぜか光君がこの天界に来ていました。
「え、剛田光さん?そんな同名がいたんですね。しかし、名前がひかるとひかりか…………」
そうですね。日本語は難しいですね。すべて平仮名かカタカナにすれば分かりやすいのですが。
「え、女神様ですよね?日本語が難しいって、何ですかそれって?」
実は私イギリス生まれでして、日本語の勉強はあまりやらなかったもので…………
「え、女神様ってイギリス生まれなんですか?なるほど。だからそんなに綺麗なブロンドヘアーなんですね。目の色も青いし。…………………てか、ちがーーう!女神様がイギリス生まれ?それおかしいですよね?」
光君、女神や神は元々は普通の人間だったのです。
死んだ後に厳しい修行をこなしてその中から一番の素質と才能があると女神や神としての力がある者が生まれ、そして研修期間を終われば、神や女神になれるのです。
「へぇー、神様の世界でも研修とかあるんだ。そうなんだ。知らなかった。」(棒読み)
天界では、当たり前のはなしなのです。
では、光君話の続きをします。
本来、ひかりさんに任せる予定だった事を代わりに光君にお願いしたいのです。
「あ、わかっちゃった。これって異世界に転生して、その世界の魔王だか魔神を倒せって事ですよね。」
………………ごめんなさい。違います。
「え、違う?」
(おかしいなぁ~、この展開のテンプレなら…………)
テンプレでなくてごめんなさい。
「うわっ!考えてる事が筒抜け?」
はい。光君の考えてる事は全部筒抜けになります。
(ま、まずい!あの女神様をネタに……………)
光君、そろそろその考えはやめましょうね。
「ぐっ!」
では、話の続きを…………その異世界に行って転生するまではあってます。ただ、転生後成長して力を付けたら、その世界の魔王と友達になって下さい。
「は?」
そんな話聞いた事ないぞ。
女神様のかなりの無茶振りにビックリ!
最後まで読んで頂き、本当にありがとうございます。
誤字脱字などありましたら華麗にスルーしてお読み下さい。