第38話 女の子二人
「ねぇ、ヒカル。この二人の事だけど、」
ナナはニヤけた顔をしながら話をしてきた。
こういう時のナナは危ない。
何を考えていたいるか、何をするのかがまったくわからない。
それでも、相手をしないと後が怖いから、返事をした。
「その二人がどうしたの?」
「私考えたんだけど、この二人を私達の奴隷にして、将来ヒカルの相手ができるよう教育と作法、剣術、体術、夜のヒカルの相手としてちょうどいいと思わない?一応、身分は奴隷だけど上級貴族の娘として、貴族令嬢の生活を保証するの。どうかな?」
「・・・・ナナは奴隷制度事態やめさせたい、ゆるせない、絶対に私が奴隷制度を廃止してみせる。て言ってたのにどうして?」
「この子達、どうやら孤児なの。それに小さい時から暗示をかけられて、感情が欠落しているの。それから、ある特定の人物からの命令でしか行動もできないように強い暗示か催眠術のような物にかけられているの。」
ナナ少し寂しそうに話す。
おそらく、あの二人の過去を、女神様のなんらかの力で見たんだと思う。
よほど酷い…………あんな小さな子に(それでも、太郎とナナの年上です。)していたんだと思う。
しかし、
「ナナ、それはかまわないけど、最後の俺の相手ってなんだよ。」
「太郎が成人したら、夜の相手をする事だよ。まぁ、それまで色々キッチリと教えるから安心してね。」
「何を安心しなきゃいけないんだよ?第一、俺は夜の相手なんか欲しくないぞ。」
「え?」
「えっ?」
「いやいや、ダメだよ。ちゃんと経験を積んで、若さを暴発させて、ゴッドハンドと言われるぐらいになって、私はその時に最高の経験と喜びができるの。もう、今から考えただけで興奮のウツボに……………はぁ。」
「はっ?なんだ、このエロ女神は。今、こんな年齢でそんな事を心配する事じゃないだろ?それに興奮のウツボ?るつぼの間違いだから。」
「とりあえず、今から私達の奴隷にするわ。ヒカル、血を少しこの魔方陣の上にたらして。」
「はぁ、わかった。」
簀巻きにされた二人の下に、魔方陣が光だし、ナナが奴隷契約の呪文を唱えた。
ナナの血と俺の血が混ざりあった瞬間、簀巻きにされた二人のお尻に…………いや、服の上から小さな奴隷紋が刻みこまれた。
二人は一瞬ビックて体を動かした。
そのあと、ナナのトンデモ行動に体が硬直した。
ナナの行動に頭の考える処理能力を上回る行動に、体が硬直してしまったのだ。
「それえ~!」
簀巻きにされていた二人は、ナナの何かの魔法で一瞬にして一糸纏わぬ状態になっていた。
二人は気絶しているので、見たい放題だった。
しかし。ナナはそんな俺の行動を見逃さなかった。
ニヤリと笑ったナナは………
「太郎もやっぱり男の子だね。」
俺はただ、体硬直して動けなかっただけなんだ。
でも、ナナは絶対に信用しない。
あのニヤケ面が、何故か俺の見える裸の少女二人と同じ場所にいる。むかつく!!
「ヒカルのヒカル君は今どんな状態かな?」
ああぁ~殴りたい!
最後まで読んで頂き、本当にありがとうございます。




