第33話 実は………狙われています。
「えーーーーーーっ?なんで?」
「え?何を驚いてるの?」
「いやいや、だって侯爵様の寝室に行くんだよね?」
「えぇ、そうだけど。」
「なんでそんなに当たり前のように言うの?おかしいでしょう。」
「ヒカル、どこがおかしいのかしら。」
「だって侯爵様の寝室だよね?」
「そうよ。お父様がお休みになっている部屋に行くのが、何か変かしら?」
「……………いや、普通そんな所に………あ、疲れた。」
ナナが、壁に一枚の風景画飾られていた所で止まり、その絵の真ん中を押すと、加部が横にスライドして、地下に続く階段があらわれた。
絵の真ん中の部分はトリックアートのようになった押しボタンになっていた。
「わかった。じゃあ早く侯爵様の所に案内をしてくれる?」
「こっち。」
「はーーーーーっ?」
ナナはしたに続く階段に見せた、またまたトリックアート的な壁になっていて、またしても真ん中にあるボタンを押した。
すると、今度は壁がまた横にスライドした。
そして、スライドをして開けた場所は、普通に寝室だった。寝室だった。
「ねぇ、ナナ。これって意味合いあるの?」
「その話し始めあとにしましょう。早くお父様に不審者の事を知らせなくては。」
「そ、そうだね。」
ナナはツカツカと部屋の中に入っていった。
その後を追うように、俺もナナ後についていった。
まぁ、当然かな。あの壁がスライドをする大きな音が2回も聞こえたら起きますよね。
侯爵様は起きてベットに腰をかけていた。
「ナナ、何かあったのか?」
「えぇ、ヒカル説明お願いしてもいいかしら。」
「うん。いいよ。…………侯爵様、夜遅くにすみません。先ほどこの屋敷に不法侵入してきた者がいまして、取り押さえる前に抵抗力しましたので、捕縛しました。」
「そうか。ヒカル君。ありがとう。ナナはすぐに夜勤担当の衛兵を呼ぶように、門番をしている兵士に伝えなさい。」
「わかりました。お父様。」
ナナが部屋から出ていった。
「申し訳なかったね。」
「あの、侯爵様は何者かに狙われているのですか?」
「そうだね。ヒカル君には話しておいた方がいいかな。」
「一体どうして…………」
「ヒカル君とナナが一緒になって、将来公爵家となることを良く思っていない大物貴族派閥があってね。私や君のお父さんの命を狙っている…………らしいと言う情報を、今日の夕方にわかってね。しかし、まさかわかったその日の夜に襲撃とは………一応、そんな話を聞いたので、秘密の部屋で寝ていたのさ。ナナには教えてあったけどね。」
「あれ?それではお父さんは…」
「君のお父さんは、今日その話を相談に王城にいるはずだから大丈夫だと思うよ。」
ホッ、としたら、ナナが報告書から帰ってきた。
「お父様、伝えてきました。すぐに衛兵は来ると思います。」
「そうか、ありがとう。ヒカル君、悪いけど衛兵が来たら事の顛末を話して暮れないか?」
「わかりました。」
「終わるまで私もです一緒に起きてます。」
「ナナありがとう。」
3人で、捕らえた不審者のところに戻った。
「うん、やっぱりこの拘束魔法は便利だ。」
不審者は全身を拘束され、目や口も塞がれていた。
「これは…………」
侯爵様が何かに気がついた。
「闇部隊の1人か?」
「「闇部隊?」」
面倒なワードが出てきた。
最後まで読んで頂き、本当にありがとうございます。
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