第3話 女神様登場
2019年2月5日に改定と修正をしました。
「わかった!わかったからその『ちゃんと起きて下さい。』はやめて!」
仕方がなくちゃんと起きる事にした。
「あれ?腕が………足が………なんともない?」
不思議に思い、いやめーいっぱい不審に思い体を起こした。
「なんともない。なんで?」
剛田光さん、ちゃんと起きてくれましたね。
「あんたがしつこいからだ。で、なんで俺の体なんともないの?」
それは、順を追って説明します。
嫌な予感しかしない。
剛田光さん、あなたは学校帰りに事故に合い、残念ながら死んでしまいました。
「は?」
そして今、天界にてあなたとお話をしています。
「ちょ、事故?俺生きてたぞ。………確かに足は潰れてたし、右腕は変な方に曲がってたけど、意識はちゃんとあった。」
しかし、あなたは救急車の中でお亡くなりました。
「え、それって死んだって事?」
さっきから説明した通りです。
「……………マジか。俺死んだのか。しかし実感が湧かないそ。」
剛田光さん。
「ちょっと待て。俺の名前はごうだひかるだ!ひかりじゃない。」
え?
「ん?」
ひかりさんではないのですか?
「だからひかるだよ。何回言わせるんだよ。」
………………ひかりさんじゃないのですか?
「しつこいぞ。ひかるだ!てか、あんたは誰だよ。」
……………ひかりさんじゃない………
「コイツ、人の話を聞いていないな。」
ひかりさんじゃ………………
「だぁぁぁぁぁぁ!いい加減にしろっ!俺はひかるだよ!ひかりじゃない!」
大変な事になってしまいました。どうしましょう。
「俺が知るかよ!それより早くあんたの姿と名前を教えろ!」
いい加減キレそうになってきた。
本当にごめんなさい。ひかりさんと間違えてこの天界に呼んでしまいました。
「な、なんだって?間違い?てか、これどうすんだよ!早く元に戻してくれ!」
……………ごめんなさい。それは無理です。
「……………じぁどうしろと?」
ダメだ。怒りで頭が爆発しそうだ。
剛田光さん。ひかりさんの代わりに別の世界に行ってくれませんか?
「あのな、姿も見せず、名前も言わない奴の言う事をなんできかなくちゃいけないんだ?」
……………わかりました。
ブワァァァ
煙が立ち込めた後に出てきた人物を見てビックリした。
はじめて。剛田光さん。私は魔法神の女神の1人、ナナです。
俺はその女神から目が離せなかった。
だって、メチャクチャかわいいだよ?こんなかわいい子俺は見たこともないし、聞いた事もない。この世界にこんなかわいい子がいるなんて。
是非、俺の童貞を捧げたい!
いや、こいつ女神様相手に何無茶言ってるんだか。
最後まで読んで頂き、本当にありがとうございます。
新作、どうですか?
これからもよろしくお願いします。