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異世界で女神様と結婚して魔王と友達になる  作者: アドリブコージ
第1章 初めてだらけ
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第2話 ちゃんと起きて下さい。







気がつくと、横になって寝ていた。


「あ~、今から手術でもするのかぁ。てか、いつの間に病院に?」


周りは白一色。


「眠い。麻酔でもされたのか。」


段々と意識が遠退いていく。


………ん


…………………さん



「ん、まだ麻酔がきいてないのか?」



……………光さん



「は、はい?」


(麻酔が効いているか、医者かもしくは看護師にでも確認の為に声をかけられたのか。)



……………剛田光さん



「な、なんでしょう?」


(な、なんか違う。てか、声が裏返ってるし。)



起きて下さい。剛田光さん。



「いや、けが人にそれは…………」


(意味がわからん。俺多分重症なんだよ。)



剛田光さん。起きて下さい。


(何、この機械じみたやりとりは。一体誰だ。)



剛田光さん、起きて下さい。


「はい、起きてますよ。」


若干イラついた感じで返事をしてみた。



剛田光さん、ちゃんと起きて下さい。


「は?何いってるんですか?俺は大ケガをしてるんですよ。起きれる訳ないじゃないですか!」


さすがに怒りが頂点に達しそうだ。



剛田光さん、大丈夫ですからちゃんと起きて下さい。



「…………………てか、あんたは誰なんだよ!」


ヤバい。久々にケンカになりそうな感じになってきた。



剛田光さん、体はもう大丈夫ですから、ちゃんと起きて下さい。



「…………………いやだ!何で起きなくちゃいけないんだ?俺は今眠いの。だから寝かせてくれ。」



剛田光さん、お話があります。だからちゃんと起きて下さい。



「お前はそれしか言えないのかよ!」



ちゃんと起きて下さい。ばっか。

最後まで読んで頂き、本当にありがとうございます。


前回の話の誤字は修正しました。

一部セリフも追加しました。


また誤字などありましたら華麗にスルーしてお読み下さい。

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