ハルマーレVSアメジン
今日の投稿はこれで終わりです。
監督に呼ばれてから1週間がたった。
今日は、待ちに待った練習試合だ。ついでに、バスダンスカップまでは、1週間ごとに1回練習試合をするらしい。
あっ、監督が来た。
「いいか!今日は、アメジンと練習試合をする!正直に言って、相手は私たちから見たら格下だ。だが、油断はするなよ。サッカーをめいいっぱい楽しんでこい!」
「「「「「「「はい!」」」」」」」
ピーーー
試合が始まった。
結果から言うと8対0の圧勝だった。最近になって、先輩達は俺を信用してくれたのか、たくさんパスをくれるようになった。そして、信用に応えようとした結果が7得点1アシストだった。
「海斗!明日から5年、いや、6年のチームに混ざれ!」
「えっ、いいんですか?」
「あぁ、お前なら大丈夫だろう。当初の予定とは違うが、お前は6年の…つまり、ハルマーレ福岡のAチームとしてバスダンスカップに出場てしもらう。」
「はい!頑張ります!」
いきなり、トップチームか……でも頑張らないとな!
「「海斗!」」
「「京介、直人!どうしたの?」」
「トップチーム入りしたんだってな。すごいじゃねえか。」
「うん!ありがとう!」
「海斗くん」
「何?京介。」
「僕は、負けないから。絶対に追いついてみせるからね。」
「俺も、すぐに追いついてやるからな!」
「うん!早く一緒にプレイしようね!」
「「あぁ」」
「じゃあ、またね。」
「「またな(ね)。」」
次の日
ここ何週間かコツコツと練習を積み重ねてきた俺は、ついにルックアップを完璧にした。そして、今俺はボールコントロールの練習をしている。
具体的内容は、横にちびポストをおいてポストの頂点がボールの一番下になるように心掛けてリフティングをしている。なかなか上手くいかない。
「おーい!」
「うん?誰だろ?って直人!?京介!?」
「よっ!」
「おはよう!」
「どうしてここに?」
「お前の母さんが教えてくれたんだよ。お前が毎朝ここで練習してるって。」
「僕達も混ぜてよ。」
「もちろん、いいよ!2人のポジションは何なの?」
「俺は、センターバックだ!」
「僕は、守備的MFだよ!」
「わかった。じゃあ1対2をしよっか。僕は攻撃的MFだし。」
………………………
やっぱ1人でするより3人でする方が身につくな。それに、二人ともこの数十分でかなり上達したし。
「よし、今日はもう終わろっか。明日もこの時間ね!またね。」
「「またね」」
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ついでに、俺の母さんの食事が最近、やけにバランスがいいと思ってたら、いつの間にかにアスリートフードマイスター3級の資格をゲットしていた。聞いてみたら、お父さんが俺にバスケかサッカーを選ばせることはあらかじめ聞いていたらしく、3ヶ月前からこっそり勉強していたらしい。そしてこの前、試験を受けて見事合格したらしい。
次回もお楽しみに