歓迎試合は無双試合
本日2話目。
小説書くの難しいです。
時が過ぎ、今日は歓迎試合の日だ。
3年生は監督が見るからか、とても気合が入っている。
「今からチーム分けをする。3年と2年は、半分に別れろ。あと、片方はゼッケンを着ろ。1年組は…海斗はゼッケン組。直人と京介はゼッケン無しのチームに入れ。試合は、15分後に開始する。その間にポジションを決めたり、作戦を立てるなりしろ。あとは…サッカーを楽しめ!楽しくないことは上達しないし、やっても意味が無い!上のチームに行くために真剣に取り組むのはいい事だが、サッカーは楽しいスポーツだということを忘れることだけはするな!いいな!」
「「「「「「「はい!」」」」」」」
「海斗!」
「なんですか?先輩。」
「海斗は、どこのポジションがいいんだ?」
「俺ですか?俺は、攻撃的MFがいいです!」
「わかった。」
15分後……
「今から、歓迎試合を始める!整列、礼!」
「「「「「お願いします!」」」」」
最初は相手ボールか……
ピーーー
始まったな。
おいおい、ほとんどの人がボールがある所に言ってるじゃん。これが低学年にありがちのいわゆる団子サッカーっ言うやつか。あっ、先輩がボール取った!貰いに行こう。
「先輩!パスください!」
「おう!」
先輩はパスを出すか少し迷ってるみたいだが、ちゃんとパスをくれた。
よし、このままドリブルしてゴールを決めてやる!ってうおっ、たくさん相手が来た。ヤバいな…囲まれたぞ。パスを出そうにも人が俺を中心にして密集しずぎていて出せないし……。ドリブルで抜くしかないか…
あれ?抜けるぞ?って言うかどのタイミングで相手が足を出してくるのか、どこが1番スペースが空いているか、仲間の位置や相手の位置までいろんな角度から見ているかのようにわかる。この感覚は、バスケ人生最後の試合の時に1度だけ体験した感覚だ。確か、ピッチ全体を上から眺めているかのような感覚になることを鷹の目と言うんだったな。そして、この目を持つものはプロでもひと握りだと聞く。あれっ?俺は今いろんな角度から見ているし、いつ相手が足を出すかまでわかるぞ?これって、鷹の目の完全な上位互換じゃね?俺もしかしなくてもすごい?とにかくこの感覚を忘れないように。そして、いつでも発動できるように練習するか!取り敢えず今は、試合に集中しよう!
40分後……
ピッピッピーーー
「7対2でゼッケンチームの勝ち!整列、礼!」
「「「「ありがとうございました!」」」」
「あと、海斗は監督から話があるそうだから、水分補給をしたあと監督のところにいけ。」
「はい!」
「俺からは以上だ。整理運動を忘れるなよ!解散!」
さて、監督のところに行くか!
ついでに俺は、この歓迎試合で5得点2アシストしたぜ!
次回もお楽しみに