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逆行してバスケかサッカーどっちかを選ばされるんだったら、プロになったら、たくさん稼げるサッカーを選ぶに決まってるよね。

よろしくお願いします。NARAです。

ついでに作者名は奈良県とは関係ありません!笑

不定期で投稿していくつもりです。

これは、限りなく日本に類似した世界の物語である。




2038年12月25日、数多くの若者が今日という日を楽しんでいる。


そんな中、俺は近所の居酒屋でポテトサラダを食べながらビール

を飲んでいた。もちろん、1人である。


「はぁ、そろそろ結婚しないとなぁ…」


この言葉を今年で何回言っただろうか……。


「さて、そろそろ帰るか、おっちゃん勘定頼む」


「あいよ、3480円だ」


「ビールとポテサラしか頼んでねぇのに高すぎねぇか?」


「確かにビールとポテサラだけだが、ビール7杯とポテサラ8皿頼


んだんだ。こんぐらいすんに決まってんだろ」


「確かにな...。ほれっ。」


「まいど!」


居酒屋を出て、家に帰るため夜道を歩く。


およそ700mくらい歩いただろうか。信号が青なのを確認して道を

歩こうとする。ふと、横を見ると車が来ていた。


「危ねぇ、信号無視かよ。横見て正解だったな…」


そして立ち止まり、スマホを見ながら車が通り過ぎるの待ってい

ると、突然、視界が真っ白になった……


居眠り運転していた車が激闘したのだった。


...........................



体がなにか暖かいものに覆われれている気がする…


ゆっくり目を開けてみると、どこかで見たことがあるような気が

する天井だった。ついでに、体をおおっていたのは布団だった。

とりあえず、起き上がって部屋を見回してみる。


ベッドと机、椅子、時計、鏡、漫画2冊だけという簡素な部屋。

間違いなく、小さい頃の俺の部屋だ。


急いで部屋にある鏡を見てみる。


「マジかよ…」


そこには5、6歳くらいの頃の俺の姿があった。


俺は現状を把握するため、机に置いてある新品の小学校で使う教科書と共に置いてあったノートに今の状況と、今後のことなどを書いていった。


「まず、名前とかから書くか…」


俺の名前は、如月 海斗。37歳


小中高の12年間をバスケに捧げ、そこそこの大学に行き、そこそこの会社に就職して、そこそことは言い難い量の給金を貰っていた。(もちろん少ない)


そして、クリスマスに居酒屋に行って帰る途中に何かがあって逆行した。⇦今ココ




さて、これからどうするか…。そうだっ、せっかく昔に戻れたんだし今から猛勉強したら将来いい生活ができるかもしれない…。


あっ、でも学校に入ったら親父からバスケかサッカーどちかを選ばされるんだった…。どうせなら、バスケじゃなくてサッカーやってみるか。今から必死に練習したらプロになれるかもしれないし。それに、プロになった時にバケとサッカー、どっちが稼げるか考えてみると、圧倒的にサッカーの方が稼げるし。


「よし、決めたぞっ。俺はサッカー選手になって、綺麗な人を嫁にもらってイチャイチャするぞっ。ウォォォォォ!」


コンコン、「海斗?どうしたの?急に大声なんか出して」


「大丈夫だよ、おふ、母さん」


「そう、大丈夫ならいいわ。後、お父さんがリビングにこいって言ってたわよ。」


「わかった、すぐに行くよ。」


リビングのドアを開けると親父が座って待っていた。


「どうしたの?おや、父さん」


「えっとね、海斗も明日から小学生になるわけだし、なにかスポーツをした方がいいと思うんだよね。そこで聞くけど、バスケとサッカーどっちがいい?」


「サッカーがいい!」


「そっか、わかった。サッカーね。この近くだと、ハルマーレ福岡が1番近いかな?」


あそこは、天然芝のグランドだし環境的にはいいかもね。


「よし、そこにしよう。海斗、明日入学式が終わったらハルマーレ福岡のグランドに行くよ。クラブに入る手続きをしよう!」


「うん!わかった!」



次回もお楽しみに

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