体で払います (修)
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「そうですね。きっとそんな不敬な人間、そのままにしておいたらカエルにでもされてしまいますよ」
「なんネ、まだ協力する言ってなかったか?」
「言ったけど頑固でな。強硬策に出た」
「それでは我々はマスターの非礼を詫びる為に体で返すしかありませんね」
「自分も頑張ってお館様と共に慰謝料を返します」
全員が同調するとファラオが慌てて言葉を挟む。
「ま、待て、そなたら礼で言えば妾らが助けられた方が先じゃ。そなたらを巻き込むのは危険すぎる!」
「なっ? こう言ってなかなか協力させてくんねーんだ」
「ねぇ、ファラオ。猫ちゃん含めてあたしたち、もう友達だよ」
「な…………友?」
こういうときオリオンの裏表のない言葉は力を発揮する。
「友達が困ってたら助けるのは普通だよ」
「そうです。お館様にどんとお任せ下さい!」
「おう、俺以外の誰かが解決してくれる」
「あんたね……」
浴場に笑い声が響き、どうやら俺の独断で助けようとしているのではないと察してくれたようだ。
「そなたら……すまぬ……」
オリオンは大きく首を振った。
「そういうときはすまぬじゃなくて、ありがとうだよ」
そう言ってオリオンはニカっと八重歯を見せて笑う。
「よし、そんじゃ明日黒のピラミッドに乗り込むぞ。メンバーは俺で選出する。残りは金色の蛇探しだ」
「「「おーー!」」」」
ナハルは俺たちに「ご協力感謝いたします」と言葉を述べてぐっと頭を下げた。
こうして俺たちの黒のピラミッドへの殴り込みが決まった。
風呂を出てからセトが殴りかかって来たのは言うまでもない。
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