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助けを呼べばすぐに駆けつける! ──俺はギフトマン

作者: ギフトマン
掲載日:2025/12/30

「助けて!」


 助けを求める女性の声がする。

 一般人のフリをして町を歩いていた俺は、早速駆けつけた。

 変身はしない。

 変身するまでもなく、俺は正義のヒーロー『ギフトマン』なのだ!


「ギフトマン、参上!」


 見ればクワガタの怪人が、俺好みの女性の腰をハサミでがっちり捕らえ、どこかへ連れ去ろうとしている!


「そこの怪人! そのひとを放せ!」


 しかし放せと言われて素直に放す怪人はいなかった。当たり前だ! 俺としたことが無駄なセリフを口にしてしまった。


 俺は四次元ポケットから包装紙に包んだ箱を取り出すと、クワガタ怪人に差し出した。


「つまらないものですが……」


 しかしクワガタ怪人は俺を無視して女性を連れ去ろうとする。当たり前だ! つまらないものを受け取ってくれる怪人などいるものか──! 俺としたことが……

 女性の失望したように俺を見る表情が痛い!


 俺は戦法を変えることにした。


 俺よりも優れたヤツは、この世にいくらもいない。


 そう! 俺は神に選ばれし者──『ギフテッド』と呼ばれる人間なのだ! けっして『岐阜産のテディベア』とかいう意味じゃない、特別な才能をもった者なのだ!


 IQは180!


 感受性、最強レベル!


 周りとのギャップに苦しみ、その実何もできない男!


 クワガタ怪人は女性を連れ去った。



「フッ……」


 ギフテッドとして産まれたがゆえの生きにくさを胸に、今日も俺は生きていく──






 

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― 新着の感想 ―
助けに駆けつけただけだと!? IQ180なんてデューク東郷のようなキャラクターなのに! もっと熱くなれよ!
いつか、ギフトマンを受け取ってくれる人が必ず現れるはず!……頑張れ、ギフトマン!負けるな、ギフトマン!(´;ω;`)
映画やドラマでは何かよく描かれても、ギフテッドの方は生きづらさハンパないと思います。 いいよいいよギフトマン!自分を救おうギフトマン!٩( 'ω' )و ギフトマンとしてやることはちゃんとやりました…
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