国家戦略論
読者諸君が、戦争という言葉を聞くとどのようなことを考えるのだろう??
戦争は残虐だ、人が多く死ぬから悲惨だ、絶対すべきことではない。
戦後GHQが作った日本国憲法9条と戦後教育の成果から、多くの人はそう考えるはずだ。
だが、今一度考えてもらいたい。諸君の持っている腕時計は、戦場で時刻を見やすくするために懐中時計から進歩したものである。また、遠くのものを見る双眼鏡や位置を知らせるGPS、すぐに検索し連絡することのできるタブレット端末など、我々の生活圏には数多くの戦場で生み出された兵器や機械などが、お茶の間を彩っているのだ。
我々の日用生活用品の多くは戦争で生まれた副産物であり、軍からの放出品と言っても差し支えないのである。
さて、本題に移ろう。
これからの世の中は、AIとドローンの世界になる。
どういうことか、それはウクライナ戦争やインド・パキスタン紛争、中東での戦争を見れば一目瞭然だ。
彼らの頭上には、戦略的に動かされる無数の戦闘ドローンが日々飛び回り、AIなどの自立飛行で敵兵を一掃する、まさにSFのような世界がもう戦場では確認され始めているのだ。
この技術は、ある意味監視体制を築く上では非常に扱いやすい代物で、機体の量産が容易だという事も非常にポイントが高いだけでなく、AI搭載で監視の人員削減も可能になる。
事実、われわれ日本の隣国では監視カメラと人工知能を融合した監視体制が構築されており、犯人逮捕に活用されているとも聞く。
我々は、SNS上のトレンドや流行というものに目が向きがちだが、賢い人間はつねに戦場で試験運用されている新たな兵器や機器から未来を想像しているのである。




