表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。

君が語るなら、僕は消える

作者:霧島 惟
2045年、東京。
雪の舞う屋上で、ひとりの高校生が落ちた──はずだった。

記憶を失った少女。静かに繰り返される映像。
そして、どこかで確かに聞いたはずの「声」。

名前も、過去も、輪郭も曖昧なまま、
誰かの視点で語られる“わたし”の物語は、少しずつ軋みを帯びていく。

「君は、誰の記憶を読んでいるの?」

記憶と語りが交錯するとき、
ひとつの物語は、静かに自分自身を語りはじめる。

誰かの声で始まり、誰かの中で終わる物語。
あなたが読み終えるとき、それはあなた自身の記憶になる。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ