表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
<R15>15歳未満の方は移動してください。
この作品には 〔残酷描写〕が含まれています。
苦手な方はご注意ください。

不覚人を返上いたし候 ~うつけの子は大たわけ~北畠中将奇譚(仮)

作者:泣き虫黒鬼
 現代(令和)から戦国時代の赤子に転生したのは、薬丸自顕流を学び大河時代劇『太平記』で美少女アイドル・後藤田久美が演じた北畠顕家に目が釘付けになって以来、若くして世を去った悲劇の武将・北畠顕家に尊敬の念を抱く、“おっさん”だった。
 そんなおっさんが転生した赤子は、戦国の覇王《うつけ》織田信長の命で北畠に養子に入ったにもかかわらず家中を纏める事が出来ずに、養祖父・北畠具教が武田信玄の南進に合わせて反旗を翻そうと画策することを許し、憤慨した信長から北畠を誅殺するように命じられ唯々諾々と従ってしまった織田信雄だった。
しかも、その後に伊賀の国に単独で戦を仕掛けて有能な家臣を死なせ、信長に叱責されて天正伊賀の乱を引き起こし、本能寺の変では安土城を焼失させるなど数々の不始末を連発し、織田家は残したものの僅かな領地しか子孫に残せなかった“戦国の不覚人”と呼ばれた愚物。
 敬愛する北畠顕家の家を潰し、子孫は残したものの“戦国の不覚人”という汚名を後世に残すこととなった男に転生したと知ったおっさんは、不退転の決意で“戦国の不覚人”という汚名を晴らし、北畠家を後の世に残すため邁進していく…

注:作者は、織田信雄を史実で“不覚人”(覚悟の出来ない者・不心得者)と揶揄されるほどの愚かな人物だとは考えておりません。
 覇王・信長の子息だった信雄は、秀吉や家康という信長に続く天下人から見れば自分たちの地位を脅かす危険な人物と考え、目の敵にされて族滅の憂き目にあってもおかしくないにもかかわらず“愚物”と見做されることで、子孫を現代にまで残した傑出した人物なのでは?と思ってしまうのです。
ただし、意識して天下人たちにそう見做されるように身を処し振舞っていたのなら、ですが…
最初へ 前へ 次へ 最後へ
エピソード 1 ~ 100 を表示中
第一話 不覚人だと…
2021/01/01 12:00
第二話 伝聞・桶狭間
2021/01/01 18:00
第三話 家族との対面
2021/01/02 00:00
第四話 対面の褒美
2021/01/03 00:00
第五話 剣の稽古
2021/01/04 00:00
第七話 出会い
2021/01/06 00:00
第八話 出会い・その二
2021/01/07 00:00
第十話 閑話・墨俣築城
2021/01/09 00:00
第十二話 火縄銃の改造
2021/01/11 00:00
第十七話 稲葉山城攻城
2021/01/16 00:00
第三十九話 家康の帰還
2021/02/24 00:00
第五十一話 元服
2021/05/26 21:40
第六十話 安濃津城開城
2021/08/08 00:00
第六十六話 大河内城陥落
2021/09/26 00:00
登場人物紹介
2021/10/23 01:00
第七十話 婚儀
2021/10/30 00:00
第七十二話 南伊勢の統治
2021/11/13 00:00
第七十九話 伊賀臣従
2022/01/02 12:00
第九十六話
2022/06/27 23:00
第九十七話 徳姫の婿取り
2022/07/18 23:00
最初へ 前へ 次へ 最後へ
エピソード 1 ~ 100 を表示中
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ