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環状線が無くなったら

作者: 蓮薔薇 揺麗

=年=月=日=時=分=秒、環状線が=周回った時


電車内ではちょっとした揉め事が起きていた


それを見ていた傍観者は


今日もいつもと変わらず俯いて文字を追う


揉め事はいつものことではないのに


いつものことのように感じてしまうのは


傍観者ゆえにだろう


自分が入り込んだって何もできない


触れることさえ許されていない


俯くしかない




一周目から見てきた車内の光景は


何周目であろうと変わらない


こんな光景を見るつもりで環状線を作ったわけではないのに




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