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芥の春化粧

作者: 幻燈日灯

 目を隠せないクズの端くれが、今日も今日とて海を泳ぐ。

 その穂先が穢れないと信じ、哀れみ。

 なんとも無残な塵と化す。

 素晴らしきものは我にありと、機械的思考に操られ。

 洗脳に討ち負けたまたも哀れな海のヒトは、そうして今日も増えていく。

 刀の持ち方を知らぬ武士に、生きる価値などもちろんなく。

 生かされている慢心的その生き恥に、気づく者は誰一人としていない。

 厚顔無恥と正義を罵り、詐欺の心で世界を壊す。

 心の清きと水を浴び。

 その行く先に何があるかと。

 見えない壁に抗い続け。

 あり得ないその均衡に、だんだんだんだん蝕まれ。

 気が付けば飢餓の一員と。

 餓鬼の態度は神にも勝ると。

 無知で無能な伝説の英雄は、馬鹿な観客に嘘を吐く。

 一対一の正義バトルに負けたとすれば。

 どちらに転がるかの生産工場。

 結局は勝ちの出来レース。

 三日天下の腐った国民。

 馬鹿の冠は非常に汚い。

 無知の戦は非常に醜い。

 自分が誰だかも分からずに。

 生かされている恥も知らずに。

 何もできない自分を知らずに。

 今日も、ヒトを殺していく。

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