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没落令嬢の悪党賛歌  作者: もちもち物質
第六章:没落令嬢の主題による狂詩曲
162/177

24話「戦うのも好きですけれど勝つのが好きでしてよ」

 ごきげんよう!ヴァイオリア・ニコ・フォルテシアよ!

 いよいよ待ちに待った武道大会が開幕しましたわ!

 挑戦者はたったの23人になってしまいましたけれど、逆に精鋭揃いということですからこれは期待が持てますわね!




 挑戦者は半分くらいが他国の貴族でしたわ。

 やはりというか、女1人が治めている国ということで舐められているようですわね。でもそんな舐めた態度をとっていられるのも今の内ですわ。決勝戦でお会いしましょうね。ぶちのめして差し上げますわ。

 ……ただ、彼ら、他国の貴族達が決勝戦まで行けるかどうかというと微妙ですわね。

 なんといっても……今回、うちの連中が出ていますのよ……。




「他国の戦士か。楽しみだ」

「こういうとこに俺、出るの初めてなんだよなあ……。ま、見世物も悪かねえかな」

 まず、戦闘狂が2人。その内1人は人狼でもう1人は薬中ですわね。

「僕、絶対に優勝してみせます!前回の武道大会で約束を果たせなかった分、今度こそは!」

「身の程弁えろよクソガキ」

 続いて魔法使いが2人。ちなみにキーブはリタルをクソガキ呼ばわりしていますけれど、そんなに齢は変わらないはずでしてよ。私からしてみればどちらもガキですしいい子ですもの。おほほほ。

「ふむ。前回は参加を見送ったが……今回は折角だ、参加してみるかな」

 そしてお兄様が1人!

 ええ、まさかお兄様まで参戦なさるとは思っていませんでしたわ!でも仕方ありませんの!お兄様が入ってくださらなかったら挑戦者が22人になっていましたわ!そうなると今回のトーナメントが組めませんでしたのよ!

 ええ。今回のトーナメントでは、シード権が4人。

 まず、ドラン。彼の強さは前回の武道大会で証明されていますから文句は出ないでしょう。

 次に、キーブ。彼は王城の魔法使い代表として来ていますからまあいいでしょう。

 それから、リタル。彼もまあ、王城関係者ですし、問題ないはずですわ。

 そして!お兄様!ええ!お兄様もシード権ですのよ!何故ですって!?少しでも哀れな犠牲者を減らすためですわ!

 ……ちなみにチェスタは実績も何も無いので普通に参戦してもらいますわ。ええ。精々頑張りなさいな。

 ……さて。

 ここまででシード権が4人。その他の挑戦者が23人。こうすると、一般参加枠が1つ空いていることにお気づきかしら?


 ええ。最後の1人が居ますのよ。最後の参加者。それは……!

「私も楽しみですわ!」

 私ッ!私ですわーッ!


「え?まあ、ヴァイオリアは決勝戦に出るってだけでしょ?」

「いいえ?トーナメント表をご覧になって?」

 キーブにトーナメント表を見せてあげると……びっくりした顔ですわね。ええ。

「え、なんでヴァイオリアの名前が」

「参加するからですわ!」

「おいおいおい、決勝戦で女王と戦うってのはどこ行ったんだよ」

「私が勝ち抜くので結局は私と戦うことになりますわ!」

 どうやったって私の優勝は間違いないですわ!ですから、私が気を付けることといえば、精々お兄様と別ブロックになるようにしておくことだけですわね!それさえ気を付けておけば確実に私が決勝戦ですわ!

「……もしお前が負けたらどうするんだ」

「……その時は決勝戦で勝った方と戦いますわぁ……」

 そ、そうなると格好がつきませんわね!ですから私、本当に気が抜けませんのよ!絶対に負けられない戦いがここにありますわ!私、絶対に勝ちますわよ!




 勝つことも大切ですけれど、楽しむことも大切ですわ。まあそこ2つはほとんど一緒ですわね。

 ……ということで、私、参戦しましたわ!

 開幕の挨拶をさっさと済ませたら、私はそのまま舞台の上へ!観客がざわめく中、司会が発表したのは第一試合のカード!

「えー、では第一試合を開始いたします。第一試合はクリス・ベイ・クラリノ対ヴァイオリア・ニコ・フォルテシア陛下です」

 ええ。私の対戦相手、クリスですの。ええ。彼、いつの間にか招待状を手にして出場していましたのね。

 観客のざわめきが最高潮の中、私は悠々と手を振って観客に応えますわ。

 ……最初の対戦相手がクリス、というのも、中々見栄えがしていいんじゃないかしら。ね。


「くそ……対戦表を組んだのは誰だ……!」

 それはジョヴァンですわ。賭けを担当する以上、対戦表の仕込みは大切らしいですわ。ということで全部任せたらこうなりましてよ!

「ここで貴様に勝って、自由の身を手に入れる!」

「あら。私、優秀で使い勝手のいい奴隷を手放す気はありませんわよ?まあ、精々頑張って掛かってらっしゃいな。『本気を出すように』。命令よ」

 そして私はクリスを挑発しつつ、いざ勝負、ですわね。

 ……クリスは奴隷になってからも律儀に鍛錬を続けて、以前よりも成長したようですわ。なんというか、驕りのような部分が無くなって、ますます強くなりましたわね、彼。間違いなく、この大会の決勝戦候補でしたわ。

 まあ、ここで私とぶつかってしまったのが運の尽きでしたわね!その間私も十分に成長しているのですわ!いくら訓練したって、敵うもんじゃーなくってよ!




 ということで、クリスにも勝ちましたわ。ええ。ちょいとばかりステージが壊れましたけれどね。でもまあ、その分見栄えのする戦いを観客に提供できたのではないかしら。

「ば……化け物か……」

「主人に向かってなんて口の利き方かしら。まあよくってよ。許しましょう。何と言っても私は今、気分がいいですもの!」

 ええ!鍛錬を積んだクリスにもこうして余裕を残しつつ勝てるようになったのですから、私、自分の成長を実感できてとっても嬉しいんですのよ!

 ……ちなみに私が積んだ『訓練』は、まあ、公務の合間を縫って気晴らしにお兄様と『遊ぶ』ことだったり、ドランと『遊ぶ』ことだったりしたのですけれど、それ以外に……旧王城から盗んできた宝物の中で、魔法の力があるものを選んで身に着けているというだけのことですわ!

 国宝級の装備を手に入れた私は、ますます強くますます美しくなって、こうして無敗最強の女王の姿を観客に見せることができているというわけですのよ!

 ……あ、そういえば、チェスタが旧王城のドラゴンと馬と馬車を盗んでくる時にどこかからか拾ってきたというルビーの腕輪。あれ、魔法の力が込められている代物だったらしくて、今も私の左の腕にしっくり収まっていますわ!チェスタもお手柄ね!中々いいものを拾ってきてくれましたわ!


 ……さて。そのチェスタでしたけれど、負けましたわ。

 何故かって?第二試合でお兄様といきなり当たったからですわ!

「我が鉄パイプをあそこまで避け続けたのは君が初めてだ!楽しめたぞ!感謝する!」

「鉄パイプで義手の指一本斬れたんだけど……なんだこれ?マジであれ鉄パイプなのかよ」

 ええ!お兄様流の鉄パイプ術ですわ!お兄様の鉄パイプは鉄さえ斬り裂くのですわ!……ですから、チェスタはまあ、しょうがないですわ。お兄様と当たったら流石に負けますわよ。ええ。




 第二試合。私の対戦相手は……。リタルでしたわ。ええと……リタルは泣きそうな顔ですわね。ええ。

「さあ、リタル。楽しみましょう。あなたの成長がどの程度のものか、私に見せてくださいな」

「神よ!どうしてこうなるんですか!」

 知ったこっちゃーありませんわね!大体、このトーナメント表を作ったのは神でもなんでもなく、裏方をやっているジョヴァンでしてよ!文句なら彼に仰いなさいな!




 はい。勝ちましたわ。当然ですわ。動揺しまくっているリタル程度、赤子の手をひねるより簡単に倒せましたわ。

「次に来る時はもっと強くなってくるのですわ」

「つ、次はヴァイオリア様と決勝戦以外で当たることが無いように神に祈っておきます……」

 ですから神に祈っても無駄でしてよ!

 ……と思ったら、リタルはブツブツと『賄賂を』だの『他の参加者へ意識を向けさせる』だの言っていましたわ。……『神』が誰か分かってたようですわね……。




 そうして試合は続き、私は適当な他国の貴族を一瞬でぶち転がして勝ち……いよいよ準決勝となりましたわ。

「さあ、キーブ。あの時できなかった戦いの続きといきましょうか」

「……これ、決勝戦でやりたかったんだけど」

 さて。私の準決勝はキーブとの対戦でしたわ。……ちなみにこの準決勝。残っているのは私とキーブとドランとお兄様、というほぼほぼシード権同士の戦いになりましたわね。

 ……そして、私とキーブは前回の武道大会で対戦できなかった相手同士ですもの。ええ。これは期待が高まりますわね?




 キーブも相当、腕を上げてきましたわね。

 何と言っても彼、王城の魔法使いになってから今日まで、旧王城に仕えていた年配の魔法使い達にうまく取り入って、彼らの魔法のノウハウを全て教えてもらってきたようですから。

 才能も向上心もある可愛い子に懐かれて、旧王城の魔法使い達も悪い気はしないらしいですわ。キーブったら、すっかり王城の人気者ですのよ。本当に罪な子ね!

 ……ということで、磨けば光る原石が磨かれて光っている、というのが今のキーブなのですけれど……ええ。噂以上の実力でしてよ。

 キーブの魔法はとにかく、精度が上昇しましたわね。最初に出会った頃の、避ければいくらでも避けられる雷の魔法が懐かしいですわ。

 今や雷の魔法だって、私を追いかけてくるくらいですもの。ええ。本当にこれ、精度が上昇しましたのねえ……。

 更に、連射速度も上がっていますわ。何ならキーブ、一度に2つの魔法を発射、なんてこともやっていますもの。観客もこれには大いに沸きますわねえ。

 ……けれど、相手が悪かったですわね!


 私、キーブの魔法を恐れずに突っ込んでいきましたわ。

 今の私には耐魔法装備がありますから、ある程度は魔法だって弾くことができますの。

 勿論、キーブだってそれは織り込み済み。私が接近してくるや否や、耐魔法装備で防ぐことが難しい地の魔法を使って、私を足止めしに来ましたわね。

 ……でも!私だってそれは織り込み済みでしてよ!


 私、キーブの目の前から、さっと消えてみせましたわ。ええ。旧王城を燃やしたあの日、お父様とお母様がやってらっしゃったのを真似て、幻覚の魔法を使いましたの。

「えっ」

 目の前の私と次に放つ魔法とに集中していたキーブは、私の魔法に反応するのが遅れましたわ。

 ただ、反応が遅れたなりに、全方位へ向かって雷の魔法を放ったのは悪くない手でしたわね。ええ。おかげで私、キーブの背後に居たのに、雷の魔法を弾く音が出て所在がバレてしまいましてよ。

 ……まあ、バレたところでもう関係ありませんわね!

 私は背後からそのままキーブにタックルかまして……キーブを抱っこして、試合終了ですわ!




「……ステージの上で抱き着かれたんだけど」

「可愛い子は抱っこしたくなるものですわ!」

「あ、そ……」

 控室に戻ったキーブは少々ご機嫌斜めでしたわねえ。まあ、あれだけ成長したということは、あれだけ努力したということでしょうし、それが実らなかったのですから不機嫌にもなりますわね。ええ。気持ちはよく分かりましてよ。

「……ねえ、ヴァイオリア」

「ええ、何かしら」

 そんなキーブは、じっとりした目で私をじっと見つめてきましたわ。

「また来年、挑むから。待っててね」

 ……まあ、また来年。キーブの成長を楽しみにさせてもらいましょうか。




 そうして準決勝……私とキーブの組ではない方は、お兄様とドランの一騎打ちですわ。

 まあ、これは私、勝敗が分かりましてよ。お兄様ですわ!絶対に勝つのはお兄様ですわ!何と言ってもお兄様ですもの!

 ……ということは、第一回フォルテシア武道大会の決勝戦は、フォルテシア家の兄妹喧嘩、ですのねえ……。それはそれでまあ、いいかもしれませんわね。フォルテシア家の強さを見せつけるという点ではこれ以上ない組み合わせでしてよ!

 ……ただ、それをやりすぎると、このフォルテシア武道大会も私の学院での武道大会のように『男子』『女子』『フォルテシア』に分けられてしまいますわねえ。いえ、それはそれで楽しいのですけれど……。




 ドランとお兄様がステージの上で向かい合っていますわ。

 ドランは徒手空拳。お兄様は……。

「……ふむ。まあ、折角だ」

 そう仰ると、鉄パイプを放り捨てられましたわ!

 な、なんてこと!お兄様が武器である鉄パイプを捨てられるなんて!つまり……つまり、お兄様も徒手空拳で戦われる、ということですわね!?

 これは一体どうなることでしょう!まあ、私、お兄様の勝利を信じて疑いませんけれど!おほほほほ!


 試合が始まってすぐ、両者が衝突しましたわ。

 ドランがお兄様を投げ飛ばそうとして組み付いて、お兄様もドランを投げ飛ばそうと組み付いて……えっ、なんでいきなり組み合いの形になりましたの?

 こうなると体重が軽いお兄様の方が不利ですわね。お兄様はアッサリと投げ飛ばされ……でも、空中で姿勢を立て直して、場外にならないようにステージへ戻ってらっしゃいましたわ!

「中々面白いな、君は!ふむ、こうして戦えることを嬉しく思うぞ!」

「俺もあんたとは一度、本気でやりあってみたかった」

 両者はまた向かい合うと、にやり、と笑って……次は、ひたすら拳と脚の打ち合いですわねえ。

 お兄様は避けるタイプで、ドランは防ぐタイプ。お兄様は手数で勝負なさるタイプで、ドランは一撃一撃が重いタイプ。うーん、タイプの違う両者の戦いって、見ていて面白いですわねえ。

 ……ただし、『タイプ』が違うというだけで、能力がそう違うわけではありませんわ。

 ドランだってお兄様に匹敵するかもしれない程度の速さを備えていますし、お兄様はドランを超えるかもしれない程度の力を持っておいでですのよ。

 ですから、手数で勝負するお兄様の一撃一撃だって相当に重くて、一撃一撃の重さで勝負するドランの手数は決して少なくありませんのよね。

「化け物と化け物の戦いだなぁ、おい」

「あーあ、雷落としてやりてえ」

 チェスタとキーブのコメントも已む無し、ですわ。ええ。


 ……けれど、そんな攻防にも、終わりが来ましたの。

 ドランの側頭部を狙ったお兄様の脚が、見事、ドランの側頭部を打ち抜いた、と思われたその時……。

「……ふむ。君は正に化け物だな!称賛に値する!」

 ドランは、自分の側頭部を囮にして、お兄様の脚を捕まえていましたのよ。


 相手の脚一本を捕まえるために、自分の側頭部への攻撃をそのまま受ける。

 中々気が狂った発想ですわね。ええ。いくら頑丈な人狼だからといっても、お兄様の蹴りですのよ?食らって無傷なわけはありませんわ!脳味噌ぐらぐらしてるはずですわ!

 ……でも、ドランは捕まえたお兄様の脚を振り回して……投げ飛ばしましたの。


「いや、面白い戦いだった!中々楽しめたぞ!」

 そうしてお兄様は場外にひらりと着地して、からりとした笑顔を浮かべられましたのよ。




「お兄様!手を抜かれましたわね!?」

 私、控室へ戻ってらっしゃったお兄様に詰め寄らせて頂きましたわ!

 だってお兄様でしたら、ドランに投げ飛ばされた後も靴に仕込んだロープを使って復帰できたでしょうし、何なら空中で風の魔法を展開してステージに復帰することだってできたでしょうし……別に、あそこで場外になる必要はなかったのですわ!

「ん?当然だろう。第一回武道大会がフォルテシア対フォルテシアになってどうする」

「伝説の第一回となっていたでしょうね!」

「はっはっは。そうは言っても、見栄えというものがある。ここはやはり、決勝戦を彼に譲るべきだろうと判断したまでのことだ」

 ああ、やっぱりお兄様ったら手を抜いてらっしゃったのね!?折角、お兄様とステージ上でやり合えると思いましたのに!思いましたのにぃ!

「……それに、第一回の武道大会はやはり、女王の勝利で飾りたいだろう?」

 ……あら。

 そう言われてみれば……そう、ですわね。

 ええ。もし私がお兄様と戦っていたら、お兄様に負けていましたわね。となると、やはりここはドランと戦う方でよかったのですわ。

 私が負けることはあってはなりませんし、お兄様が負けるのもなんか癪ですし……。そう思えばこれは最適解ですわね!


「そういうことだ。お前の雄姿を兄に見せておくれ」

「ええ!ドランをぶっ飛ばして参りますわ!見ていてくださいまし!」

 ……ということで、私、お兄様に背を押されて、ステージ上へと向かいましたわ。


 ステージ上に待ち受けるのは、ドラン。人狼である以上にバケモンな彼との戦いは……まあ、楽しいことは間違いないでしょうね!

 観客席は大いに沸いていますわ。私もドランも、どちらも実力は拮抗しているように見えるでしょう。ジョヴァンに見せてもらった賭けの状況を見ても、私に賭けている者とドランに賭けている者が半々くらいでしたわね。まあ、私が勝ちますからドランに賭けている皆は残念でしたわね。

「やっとお前と戦えるな」

「ええ。私もあなたとは一度、やりあってみたかったんですのよ」

 思えば、前回の武道大会では彼とやり合うことなく終わってしまっていますものね。

 今ようやく戦うことが叶ったのですもの。これは楽しまなければ損ですわね!


「さあ。楽しみましょう。そして命令よ。『楽しませて頂戴』」

「約束しよう。……観客もお前も、楽しませてやる!」

 そうして私達は、ぶつかり合ったのですわ!


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― 新着の感想 ―
全24人、シードが4人?これ、シードが試合数有利にならないような歪なトーナメントになっちゃわないか? トーナメント表が思い浮かばない。。。
[一言] お兄様が!一人!
[良い点] 鉄をも裂く鉄パイプ……!
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