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黒天白地 とある少女たちの物語  作者: たーじ
一縷の光の少女
1/26

一縷の光の少女 1

黒天白地

暗い空の下、黒き森のとある一端。

鳥も魔物も人も寝静まる刻。

それはいた。

一部夜行性の生物がいるもののそれを生物と呼んでいいのかはわからない。

それはあった。

生き物の死骸の道を超えた先に。


何者の外部干渉を許さない大規模な結界が張られた中、それは永久の悲劇の舞台となる。


そして、

そして。

そして!


朝を迎えた。それは絶望を迎えたにも等しかった。



1 一縷の光の少女



「いやいやいやいや!?!?うそぉぉぉぉ!?」

村の少し外れの小さな森の中、少女の声が響き渡る。どこかたのしそうだ。

森に木のみを取りに行った少女は今。

「ぎゃぁぁぁぁぁぁぁ!?!?!?!?」

子犬に追われていた。どうも犬が苦手らしい。子犬らしい鳴き声が森にこだまする。

「にっ、逃げっ逃げ逃げげげげげ!?」

村に逃げ帰る。が。


唐突に鳴き声が消えた。


・・・・・・?

と、その時、背後から

「危ないですよ!下がっていてください!」

声が駆け抜けたと思ったらレイピアを持った一人の少女が飛び出した。

座標変換(ポイントスライド)(ゼロ)!」

刹那、姿が消えた。

闇崩(アンキラス)・光の乱舞(ブライトナパーム)!」

直後、光の嵐が荒れ狂う。何が何だかよくわからない状況に犬に追われていた少女はもちろんのこと、周りの村人もただただ硬直するしかなかった。

「ふう、『座標変換・(パスト)』大丈夫?けがはないですか?」

突如眼前に現れた少女はにっこり優しく話しかける。

何が何だかわからずにただうなずく。と、ふと視界に映ったものは。右手には食人植物の口らしきもの、左手、もとい、左腕には。


・・・・・・ぎゃぁぁぁぁぁぁぁ!!!!!!!!


例の子犬がいた。


御剣(みつるぎ) (あや)()さんですね、おつかれさまです。こちらが報こ・・・・・・どうされました?」

「何でもないです・・・・・・。」

私はがっくりうなだれつつとぼとぼ歩く。助けたと思ってゆっくり近づいたらいきなり突き飛ばされて猛ダッシュで遠ざかっていったのだから当り前だろう。

「彩萌―、そっちは無事終わったみたいだね。このところ依頼が増えすぎて困るよねぇ。」

「まったくだね。私たちは3人集まって初めてまともな戦力になるのに。忙しすぎて苦手な一人仕事ばっかだよ。」

特に後ろも見ず、依頼報告書を後ろに投げる。

「今回の結果。依頼にあった食人植物は討伐しといたから。サブ目標の木の実は無し。はずれだったみたい。」

「了解。」

「んじゃ、後はまかせたよ、ちょっと用事あるから抜けるよ。」

「まって、彩萌。」

「何よ?有栖?」

彩萌は初めて後ろを向く。

彩萌に「有栖」と呼ばれたのは紀里(きり)() 有栖(ありす)。同じくホワイト・スラーのメンバーである。彩萌と同じく、魔法士だ。但し彩萌は体術使いなのに対し、有栖は魔術使いである。彼女の実力は相当なもので、大抵の下等魔法生物なら軽い一撃で薙ぎ払えるほどだ。彩萌が聖騎士と呼ばれていたのに対し、有栖は「太陽妃」「精霊王」などと呼ばれている。

「・・・・・・用って例の失踪のことだよね?」

「・・・・・・。」

このところ多い謎の失踪。原因、犯人、目的、手段、すべてが一切不明。

いや、全てではない。唯一わかっていることは、

失踪した人は全員討伐ギルド、もしくは守衛ギルドの戦士であることだ。

彩萌もさっきの様子を見てわかるとおり討伐ギルド「ホワイト・スラー」の3人の一人だ。俗称で「聖天使」「聖騎士」などと呼ばれ、親しまれている。聖騎士、聖天使と呼ばれるだけあり、魔法を利用しての剣術はほかの何者もの追随を許さない。その上戦いだけではなく応急手当や探索などもやすやすとこなし、必要となれば大抵のことはできる。正真正銘の猛者。

・・・とは言うものの本人は無自覚だったりするのだが。

「図星ね。それなら私も行くよ。」

「・・・・・・怖くないの?」

「そりゃ、怖いよ。討伐ギルドの人が次々と消えていくんだよ。私たちだって巻き込まれるかもしれない。」

有栖はあっさりと肯定した。

「けど、いや、だからこその方が正しいかな?彩萌が行く理由と同じ。人がいなくなる以上、だれかが解決しないと埒が明かない。ここは私たちが行くべきじゃない?これ以上失踪が起こらないためにもね。そして、彩萌だけには行かせられない。」

「・・・・・・ありがとね。」

重い静寂が辺りを支配する。


「何てね!あははは!!」


有栖の目が点になる。

「ええと・・・・・・どうしたの?」

「失踪の解決?用ってそんなのじゃないよ」

彩萌はレイピアを取り出して

「ほら、ここ、先端。さっき食人植物を叩き切ったときにフェイタルシードの先が折れたから直しにいくだけだよ。大体失踪の解決?そんなの今はできっこなぎゃ!」

「・・・・・・彩萌?あんまり人をからかうと痛い目にあうよ?おかしいなあ、何だか勝手にゲンコツかましちゃうんだけど、どうすればいいと思う?」

「いや、ゲンコツというより杖だよそれぎゃ!もう十分痛たたたた!!痛いからやめフギャ!分かった分かったごめんなさいずびばぜんイターイ!座標移動・零!」

突如として消える彩萌。

「チィ、座標移動・零って便利だよなぁ。・・・・・・ね、彩萌?」


ガゴォォォン!

有栖の真後ろにテレポートした彩萌はどうなったのかは、言うまでもない。

はい、たーじです。

すごい中途半端に終わりましたw

なんだかよくわからない世界観orz

一応解説を後々つける予定なので(世界観、魔法など)今はもう少し我慢くだされ(殴

読んでくださる方は続きをお願いします!

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