最弱スキルと二人の仲間
リムリアと別れ、ノジュアスはギルドへ戻ってきた。
胸には、魔王から聞かされた“世界の闇”の言葉が重くのしかかる。
(仲間……必要だよな。
誰か一緒に戦ってくれる人を探さないと……)
ギルドの扉を開けた瞬間――
「どぉりゃああああああああ!!」
爆発音が鳴り響いた。
ノジュアス
「うわっ!? な、なに!?」
受付嬢
「こらあああああああ!!
『屋内爆裂魔法実験』は何度言ったら禁止だとわかる――!!」
少女
「申し訳ありません!
しかし爆裂魔法は浪漫! この世界で最も美しい魔法なのです!!」
少女は黒いローブに、赤い瞳。
杖を抱きかかえ、胸を張り、
「私は 《爆裂魔法使い エルミア=ブラスト》!
日課として毎日一度、爆裂魔法を撃たねばならぬ宿命にあるもの!」
受付嬢「だから屋内で撃つなー!!」
ノジュアスは思わず声をかけた。
「爆裂魔法って……強いの?」
エルミアは振り返り、キラキラした目で答えた。
「強い! というか最強! 世界の理を砕く一撃!
ただし――」
「ただし?」
「一発撃つと、動けなくなる!」
ノジュアス
「欠点でかすぎだろ!!」
だが、彼女の魔力はホンモノだ。
ノジュアスの“極めるもの”がわずかに反応している。
エルミアは興味深そうにノジュアスを見つめた。
「あなた、何か……秘めてるわね。
スキルの波動が普通じゃないもの」
ギルドの喧騒の中、ひとりの剣士が近づいてきた。
■ 最強格の剣士、現る
「おい、お前。
さっきスライムの依頼を成功させた新人だな?」
振り向くと、鋭い眼光を持つ青年が立っていた。
黒髪で背が高く、身体は無駄のない筋肉。
腰の大剣が異様なプレッシャーを放っている。
「……誰ですか?」
「俺の名は――
《剣帝候補 カイラ=ヴァーミリオン》」
周囲の冒険者がざわつく。
「あいつ……“剣帝家”の血筋だぞ!?」
「新人に声かけるなんて珍しいな……」
ノジュアスは困惑しながら聞いた。
「なんで俺に?」
カイラは静かに言った。
「お前から――
得体の知れない成長の気配 を感じた」
その瞳は嘘をついていない。
「俺は強者と戦うためにここへ来た。
だが最近、刺激が足りん。
……お前、面白い。ついて行く。」
ノジュアス
「え、ついて行く!?」
エルミア
「じゃあ私も! 面白そうだし!」
ノジュアス
「え!? ちょっと待って!?
俺そんなにリーダー感ないぞ!?」
カイラ
「問題ない。お前が一番“伸びる”。
それに、俺は強い奴の側にいる。」
エルミア
「私は爆裂魔法を撃たせてくれるなら何でもいい!」
ノジュアス
(……なんか変なのばっかり仲間になる気がする……)
だが――
どこか嬉しさがあった。
(ひとりじゃないって……こんなに安心するんだな)
ノジュアスは二人を見渡し、宣言した。
「俺はノジュアス。
まだ弱いけど……一緒に強くなっていけるなら、よろしく!」
エルミア
「爆裂の栄光に誓って、よろしく!」
カイラ
「剣に誓って、ここに誓う。」
こうして――
ノジュアスにとって初のパーティが結成された。
この小説、実は作者と見直し+投稿を
別の人がやっているのですが、
見直し+投稿係の私もクスって笑いました(笑)
作者には「守破離」をしてもらうように言っていますが
これはパロが多いですね、、、(爆裂魔法の辺り)
実力不足かもしれませんが、
この先も是非見てってください!




