針の止まった喫茶店にて
最新エピソード掲載日:2025/11/29
街の喧騒から切り離されたこの場所では、秒針の音だけがやけに大きく響く。
秋傘隼人は、カウンターの奥でその静寂を保つ役割を担っている。
ここには本当にいろんな人が来る。街のご老人、帰り際の高校生、休憩中のサラリーマンなど、人目につきにくくても客はけっこういる。常連さんが座る席はほぼ一緒だし、どのメニューが好きかも覚えている。
それは俺の記憶力が少しばかり良いせいだが、客と会話はしない方だ。俺にとって、この店は静かに流れる時間の記録庫のようなものだった....
不定期です
秋傘隼人は、カウンターの奥でその静寂を保つ役割を担っている。
ここには本当にいろんな人が来る。街のご老人、帰り際の高校生、休憩中のサラリーマンなど、人目につきにくくても客はけっこういる。常連さんが座る席はほぼ一緒だし、どのメニューが好きかも覚えている。
それは俺の記憶力が少しばかり良いせいだが、客と会話はしない方だ。俺にとって、この店は静かに流れる時間の記録庫のようなものだった....
不定期です