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鉄塊のマギア  作者: 佐倉。
12章
121/138

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・曇天、異常なし

・本日も明朝より引き続き表層部の依頼業務を受注。該当業務に従事。問題なく完了。

・以前と比較して、特定の人物たちから声をかけられる機会が微増している印象。彼ら/彼女らの対応からは特段害意は感じられない。尚、現在テンプレートでの応対を継続中。自身がいくつかの対象/冒険者コミュニティに認知されつつあると思われる。


・以前より問題とされていた日誌の管理について

 上記依頼業務より帰還後、本冊子に認識阻害の魔術を施行。阻害対象を自身以外の全てと出来る限り単純化したことで、隠匿率は極めて高い状態を維持している。また自身の胸骨体部位に書き込んだ照応魔術を認識タグとしており、これを以って完了とする。


 しかしながら、外の魔術については予想していた以上に数多の派生が存在していた。自身の認知しているものやそれと類似するもの、いくらか劣るものも数多く存在しているが、全くもって未知の領域にあるものを見かけることもそう珍しくはない。またある一定以上からは秘匿性が異様に高くなる為、すべてを知ることは非常に困難である。

 彼ら/彼女らは、とても勤勉で貪欲である。常に歩み、進歩を続ける。

 今回の対応と状態を常に見直し「覆い隠す行為」に尽力を続けねばならない。要警戒。


・曇天では、月や星々が見えない。


 以上

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