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第一話 番長、日常生活からの?

初投稿です。

俺の名前は剛田武<ごうだ たける>だ。

国内でも有数の底辺校、天竜館高校3年でトップをやっている。

もちろんトップというのは成績じゃねえ。頭、リーダー、番長、そういう意味だ。

1年にして関東最凶といわれる天竜館をシメ、一度の敗北も知ることなく3年になった。

今ではここいらのヤンキー共は俺の顔を見ただけで頭を下げて挨拶してきやがる。


「剛田先輩ッ!!チィース!!」

「「「「チィィーーッス!!!!!」」」」

今日も校門に入るとリーゼントやらパンチパーマの野郎共が左右に並んで挨拶をしてくる。


(どっかに喧嘩売ってくる気合入った野郎はいねえのかねえ)


俺は退屈していた。この天竜館シメるまでは毎日スリリングな喧嘩を楽しむ事が出来た。

時には20人もの得物を持ったヤンキーに囲まれて拳一つで切り抜けたこともある。

だが、その楽しい日々も長くは続かなかった。

入学から半年もすれば校内のワルは俺を見るだけで逃げるようになったし、他校の連中はここより更にレベルが低かった。

たった一年で周辺校を勢力下に治め、その後一年で関東圏まで勢力を拡大した。

3年になった今、もはや敵は居ない。この後1年もこんな退屈な日々が続くと思うとうんざりする。


そう思っていた。

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