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異世界人にとって俺のレゾンデートルは?  作者: 遊司籠
第四章 自分に出来る事を編
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第1話 意思と意志から理想へと至る道

 それでは第四章はっじま~るよ~!!

 見上げる空は雲一つなく綺麗に晴れ渡っている。頬を撫でる風が熱を帯びた肌には心地よく感じられた。

 地面に仰向けに倒れている今なら転寝(うたたね)するには丁度いい。ただし、全身に掻く汗と鉛の様に重くなった身体に波の様に押し寄せてくる疲労感さえなければの話だが……。

 俺は今、軍の訓練場である兵舎裏のグラウンドに倒れている。そう、倒れている(・・・・・)のだ。俺が何故グラウンドに倒れているかというと……


「いつまで寝ているの? さっさと起きてきなさい! 私に師事してきたのは貴方よハル君!」


 倒れ込む俺にカナリア隊長の叱咤が飛んでくる。

 流石に1番隊の隊長を任されるだけはある。俺をしかりつける声ですら、俺が地球で働いていた時の会社の上司とは迫力が違いすぎる……そもそも比べる基準が違いすぎるか。

 俺は王都に戻ってから自分に出来る事をやろうと決めていた。誰かに救いの手を差し伸ばそうにも俺に力が無ければ到底叶わない願いでしかない。思い……意思だけでは誰かを救えない。救う為に行動する事は出来るが、助ける事や守る事は力が無ければ出来ない。俺には与えられた力が……疑似的だが力が有る。

 だけど、与えられた力……シュードスキル『輝星憧憬』を俺は上手い事使えていないんじゃないかと思った。決して弱いスキルでは無いはずなのに戦いでは不利な状況に追い込まれ過ぎた。帝国荒野方面守備隊『荒れた荒野(ウィルダネス)』の隊長である葛木との戦いでは知略に嵌められ動けなくなる寸前まで追い込まれた。俺に足りないモノが多すぎた結果、片倉春香という少女を殺してしまった。殺してしまったという事実は消えない……例え転生して3番隊隊長エレナ・スカーフィールドに生まれ変わっていたとしても。

 俺が片倉春香と交わした約束は手の平から零れ落ちた。零れた約束は幻の様に消えていった。俺の意思は……通したかった意志は叶う事が無かった。このままでは突き通したい意志が通せなくなる……輝く星に憧憬するだけの俺のままだ。

 俺が意志を通すためには……憧憬した輝く星の様になるには力が必要と思った。今の俺が求める力は経験だ。経験という強さが欲しい! どんな状況だろうと、どんな強敵だろうと戦った事があるという経験は強みになる! 如何なる時、如何なる状況、如何なるスキルだろうと対処できれば俺は自分の意思を突き通せるはず! だからこそ今の俺に出来る事をするべきだと王都に戻りしだい1番隊隊長であるカナリアさんの下を訪れた。

 俺が何度も頭を下げ戦い方を教えてくれと頼み込んだ時のカナリア隊長の困り顔は今でも覚えている。

 頼み込みに行った当初は嫌がって追い返されていたが、しつこく何度も1番隊執務室に足を運び、俺に戦い方を教えてくれとお願した成果が出たのか渋々承諾してくれた。


『はぁ~……戦い方を教えてあげるわ。承諾したからには理由が知りたいわ……貴方はどうして強くなりたいの?』


『俺は力の無い人を助けたい、守りたいんです! でも、今の俺では力が足りない……助けを求める人に手を差し伸べられないんです!』


 カナリア隊長からの質問に対して自分の感じた事を言えたと思っている。


『助ける、守りたいねぇ~。でも、助けを求める人は西尾晴武……貴方に期待していないはずだよ? そもそも西尾君に守ってほしいとも思ってないかも? そうだね……例え話だが、君は日本にいた頃、治安や我々の生活の安全を守っていたのは警察だというのは分かっているよね?』


 何を言いたいのかは分からないが、それぐらいは理解しているので頷いた。


『だけど、誰が誰を守っているかなんて知らないだろう? 親・親類が警察に勤めているとかの話を除いてだがね。知り合いがいない者にとっては自分達の生活の安全を守っているのは誰なんて考えない。守ってくれているのは警察(・・)だと思うだろう。誰もが自分の安全を守っているのは警察の誰々さんと、個人を指さない。善良な市民達は守ってくれているのは個では無く個の集合と認識しているはずさ』


 何となくカナリア隊長の言いたい事が分かってきた。


『誰も西尾君に守ってもらおうなんて思っていないんじゃないのかな。こちらの世界に置き換えるなら人々は軍に守ってもらいたいんじゃないかな? 個人の名前も知らないけれども自分達を守ってくれるのは軍と思っているはずさ。個では無く組織だと……それなら個々に求められる力なんて微々たるモノと感じるだろう? それでも強くなりたいのかい西尾君?』


 そんな事、カナリア隊長から言われるまでもない……理解しているよ。それでも俺の意思で突き通したい意志はある!


『それでもです! 誰も俺に期待しなくていい! 俺の事を知らなくていい! だけど俺の意思は、助けを求めるしか出来ない誰かに手を差し伸べる事なんです! 人は本当に困った時、自分ではどうする事も出来ない状況下では誰かに(・・・)助けを求めるしか出来ないんです! 知らない誰か……第三者に助けを! 救いを求める! なら俺は、その第三者である誰かになりたい!! 困った人の、どうする事も出来ない誰かが助けを求める誰かに(・・・)なりたいっ! 俺の名前を呼んでくれなくていい……不特定多数の一人でも構わないからっ! 助ける事が出来る誰かになりたいっ!』


 俺は、心中を曝け出し肩で息をする。

 静かに俺の言葉に耳を傾けるカナリア隊長に少しでも自分の意思や意志を伝えようと言葉を紡いでいく内に、徐々に熱が籠ってしまった為か後半は叫ぶ形になってしまった……叫んだ事を恥ずかしく感じてカナリア隊長を見る事が出来ないでいる。


『……君は優しいな』


 執務机に座って静かに俺の言葉に耳を傾けてくれていたカナリア隊長は優しく笑みを浮かべると椅子から立ち上がり俺の近くまで歩いて来た。


『あぁもう! 真っ直ぐに誰かの為に強くなりたいと真摯に願う君は可愛いな!!』


 任務で迷いの森に同行した時の力強さというか、凛々しさを感じられない位に優しく微笑むカナリア隊長が、いきなり俺を強く抱きしめる。カナリア隊長は俺より小柄なはずなのだけど、俺の頭は彼女の胸に抱きこまれている。


『エレナが上層部に帝国の情報、インテグレーター等の報告で掛かりっきりでは無かったら今すぐにでもハル君を1番隊へ引き抜くべく話を持ち掛けるのに!』


 俺は強くカナリア隊長に抱き込まれている状況なので彼女の顔は見えないが、声色からして短い時間しか付き合いが無いけれど、カナリア隊長が普段聞かせないだろう甘ったるい感じなのだというのは分かった……ついでにカナリア隊長は着痩せするタイプの人間だ。服の上からではそんなに胸は大きくないと思っていたが、いざ抱きしめられて分かる事もある! 彼女はテレサに匹敵する巨乳だという事が!! 思っていた以上のボリュームがある胸に抱きしめられて幸せな俺にカナリア隊長が優しい声色で言葉を掛けてくる。


『ハル君……1番隊に来ない?』


 俺にスカウトの声を掛けてくれるのは嬉しいが俺は3番隊の方がいい。3番隊(・・・)が向いているんじゃないかな?


『俺の意思は、3番隊向きだと思うんです。都市防衛とかもそうですが、守る事に矜持をもつ3番隊だからこそ、俺の意思を意志として持ち得るじゃないかと思うんですよ……だから、すみません』


『誰かに救いの手を差し伸ばしたいという意思と差し伸ばした誰かを助ける、救いたいという意志か。意思と意志ね……少しばかり言葉遊びが過ぎるけれど、君の目指す理想は優しいな。私にみたいな職業軍人にしてみれば耳が痛い限りだよ。だけど……それがいい! 諦めるには惜しい人材だねハル君はっ!」


 俺を抱きしめる力が一段と強くなった気がするが、女性特有の柔らかさのおかげで痛みを全然感じない。それよりか気持ちいい位なのが困るぐらいだ。


『そろそろ離してもらえませんか?』


 流石に抱き付かれたままでは話が進まない気がしたのでカナリア隊長に離れてもらった。少し残念な気持ちもあるが、俺は抱き付かれる為にカナリア隊長の下を訪れた訳では無い。


『チッ! 色香には惑わされんか。まぁ、仕方ない……おいおいスカウトの為の下地を作ると思って、戦い方を教えよう』


 カナリア隊長の舌打ちやらスカウトうんたらは気になったが、俺に戦い方を教えてくれる事に間違いは無かった。

 カナリア隊長に師事して早一週間……今日も今日とてカナリア隊長に絞られた結果、地面に倒れているという訳なんだよ。


「ちょっと待ってください! 体力の限界なので少しは休ませてくださいよカナリア隊長!」


 地面に倒れ込むまで体力を消費した俺は、カナリア隊長の叱咤を受けても直ぐには立ち上がれずにいる。


「何度言えば分かるんだ! 私に師事している間はカナリア隊長や師匠と呼ぶな! 尊敬の念をもってルークリシュアと呼べと言っただろうが!!」


 カナリア隊長の本当の名前は、カナリア・エルエンジュ・ルークリシュアと言うそうで、ルークリシュアは血縁関係やら親しい間柄の人しか知らない真名だそうだ。なんでも竜人種の人達は真名が存在するらしい。俺も最近知った事なのだが、ある程度は一般的に知られている竜人の風習なのだとか……。それと知った事がもう一つ。

 人間種や竜人種、魔人種とか獣人種の簡単な見分け方がある事を知った。人界に中々姿を見せない竜人種は全員緑髪(・・)をしているので、緑髪の人を見たら竜人だと思って間違いないらしい。魔人種は銀髪や白髪が特徴的で肌が褐色であれば純粋な魔人種だそうだ。という事はソフィも純粋な魔人種の典型的な例といえるだろう。獣人種は必ず身体のどこかに特徴を持っているらしい。角などが代表的な特徴といえよう。これには納得がいく……ティナちゃんやテレサは牛の様な角にホルスタイン級のオッパイだからな! あ! オッパイは関係ないか……。そして人間種は多種族のどの特徴も持っていないので簡単に見分けがつくそうだ。

 倒れながら最近知った事を思い浮かべながら体力回復を計っていたら顔に影が差した。確認の為に目線を影の元凶に向けると、倒れ込む俺の頭付近に立つカナリア隊長……もといルークリシュアが見えた。ついでにスカートの中……魅惑のデルタゾーンもしっかり見えてます! ルークリシュアは俺との戦闘訓練の際には必ず戦闘に不向きなタイトスカート姿で現れる。初めの頃は気にしていなかったが訓練を続けていく内に、その姿が彼女なりのアメとムチと気付いた。

 戦闘で疲れて倒れる俺にワザと近づき下着を覗き込ませ、毎度色とりどりの下着で疲れて倒れ込む俺を励ましてくれる。

 ……今日は純情アピールが出来る白を着用っと。


「体力の限界といいつつ一部分は元気なようだぞハル君? それだけ元気があるという事は、まだまだ戦える! さっさと立ち上がれ! っと、別に違う部分を立ち上がらせなくてもいいんだぞ? ククッ」


 面白そうな声を洩らしつつ俺を見下ろしてくる。まぁ、俺は俺で良いモノを見上げさせてもらっているのだが……マイサンよ自重しろ! 今は君の出番では無いのだよ!


「勘違いしないでくださいよ! 女性下着の一枚や二枚で興奮する歳は過ぎてます! これは……あれだ! 命の危機に曝された雄の本能ですよ! 子孫を残そうとする本能とかそんなのです!!」


 自分で言い訳をしているんだが、その言い訳が本当なら俺は命の危機に立たされる位に危険な訓練をしている事になる。まぁ……否定は出来ないのだけれど。

 ルークリシュアとの戦闘訓練は時々死を覚悟するくらいの苛烈なものだった。ルークリシュアのスキルは訓練を始めて知る事が出来た。てっきりユニークスキル『一騎当千』しか持っていないと油断していた俺が悪いのだが、ルークリシュアはユニークスキル三つ所持していた。チートここに極まりってぐらい強力なスキル達によって1番隊隊長として職務についている事を身に刻んだのは、いい思い出の一つだ。

 『一騎当千』はルークリシュアの代名詞といえるスキルだが普段使用する事はほとんどないそうだ。 もっぱら『武器庫』と『武の坩堝』の二つをメインにルークリシュアは戦う。『武器庫』は名前の通り武器貯蔵庫なのだが、スキル保持者が武器(・・)と認識できるものなら何でも内包できるっていうチートの代表格みたいな能力だった。ルークリシュアが保持しているのがスキルが『武器庫』の一つだったら良かったのだが……良くはないが、もう一つの『武の坩堝』が最大の曲者だった。武の坩堝(るつぼ)……名前の指す通り、まさに坩堝だった。坩堝とはさまざまなものが混ざり合っても個々に味があると意味で、ルークリシュアの『武の坩堝』とは、色々な武術の集大成を示す……無手での武術から槍やら弓を使った武術の全てを混ぜ合わせた戦いが出来る上に、剣だろうが槍だろうが個々の技量がある一定以上の熟練度を持つという反則に近いスキルだった。『武器庫』で武器を取り出し『武の坩堝』で運用……これに『一騎当千』を組み合わせたら王国最終兵器の出来上がりと言う訳だ。本当にチートスキル自重しない世界だよ、ここは!


「それに、立て立てと言いますが、こちらとら毎回フルボッコにされているんですよ! 強くなるために訓練しているのに何時も死ぬ思いを俺は味わっているんです! これで俺は強くなれるんですか?」


 ルークリシュアとの戦闘訓練を初めてから今日まで俺のスキルは一切禁止されている。唯一使用していいのが『肉体再生』と『痛覚緩和』だった。まぁ、使うなと言われても自動的に発動するのでルークリシュアも仕方ないと諦めてくれている。


「君自身が言った事だろう? 色々な経験を積ませてくれと。だからスキルを使わずに対処できるまで鍛え上げるつもりなのだよ私は。それに強く為る事は簡単ではないとハル君でも分かるだろう? 強く為る事とは、そうだね……例えるなら体育のマラソンみたいなモノと思ってくれて構わない」


 今も下着を見せつけるかのように立つルークリシュアから言葉が降ってくる。


「マラソン……距離は何キロでも構わないから想像しろ。スタート地点からゴール地点までを思い浮かべるんだ。自分が走り出す目的はゴールを目指す為だろう? 好きで走る者、強いられて走る者など色々な者がいる。須く皆がゴール地点を目指し走る。そのマラソンを訓練や修行に当て嵌めろ。いいか、よく聞くんだハル君。まずはゴール地点を決めよう。ゴール地点になる目標を決めるんだ、いいね? 簡単なゴール地点としてスライムに勝つ事を例えとして挙げたとする。力が無い自分がスライムに勝つため努力する。君がスライムに勝った時にゴールした事になる」


 ルークリシュアは何かと物事を例えたがる気がするのは、俺の気のせいか……俺が働いていた職場にも何でも例え話に置き換えたがる奴がいたなと思い出す。


「簡単なゴール地点なら休まずに到着する事は出来るな。だけどゴール地点となる目標が大きくなるにつれてゴールが遠のいていく、距離が伸びると思ってくれて構わない。もしもゴール地点を世界最強としたら途方もない距離を走らないといけない事となる。ゴールなんて見えやしないだろう? しかし、それでもね……いつかゴールは見えるんだよ。ゴールを目指す事を諦めなければね」


「ゴールを目指す事を諦めない……」


 ルークリシュアの言葉にオウム返しの様に言葉を返す。


「ゴールを目指す事を諦めない。それが大事なんだよ。自分が決めた目標まで辿り着く事……目標が高ければ高いほど辿り着くには時間が掛かる。その人のセンスも問われるんだ……自分と同じような目標を決めた人が居たとしよう。けれど君より早くゴールしてしまう事なんて、よくある話さ……でも、それは仕方が無い事と割り切るんだ。人には得手不得手があるんだから得手とする人が先にゴールするに決まっているじゃないか。でも、それでも不得手な人がゴール出来ない事なんて絶対無い! 順位はどうであれゴールするという事に変わりはないんだ! ゴールに向かって走っている際、疲れて歩く時もあるだろう! それも仕方が無い事だ……しかし! 歩みを止めない限りゴールには近づいていくんだ! 止まらない、リタイアさえしなければ歩いてでもいいんだ! ゴールに向かって歩を止めない限りは時間が掛かろうがいつかは辿り着ける!」


 だんだんとルークリシュアの言っている意味が理解できてきた。言い得て妙だが的は得ている気がする。確かにルークリシュアの言う通りだと思う俺もいる。

 初めは分かり辛い説明だったがルークリシュアの言葉には希望がある。歩を止めない限りはゴールはある……。俺が決めた事に、諦める事なく歩を進める限り辿り着く事が出来る。


「ハル君が意思と意志を諦めない限り……強くなりたいという願いに辿り着けるんだ。君が憧れ、目指す理想は理想で無くなり、現実に到達できる目標に代わる。思い、想い、意思を意志として理想に至る道が開かれる! 立ち止まるな! 歩み続けろ! 歩は遅くとも至る道で立ち止まるな! 君が望む世界は、そこにあるから!」


 本当に俺はルークリシュアに……カナリア隊長に師事して良かったと心底思った。俺が吐いた綺麗事に手を貸してくれ、尚且つ応援も、励ましもくれる。

 疲労困憊の身体に鞭打って、その場に立ち上がる。そうだな……立ち止まらなければいいんだ! 諦めなければゴールが見える。俺が決めた事なのだから立ち止まる訳にはいけない! 誰かに助けを求めるしか出来ない誰かを守りたいのなら……その誰かになる為に強く願ったのなら歩を止める訳にはいかないよな?


「もう一回お願します!!」


 不敵に笑みを浮かべ『武器庫』から取り出した棍棒を肩に担いだルークリシュアに突撃する。



 俺が求める綺麗事は……自分でも綺麗事と分かっているんだ。偽善と言われると腹は立つが俺自身が掲げたモノは……想いだけあっても力が無くて成し遂げる事叶わなかった思いが意思となり成し遂げたい想いが意志となり願いが理想から目標に代わったと感じた。

 今章よりハル君の修行パートに突入します! 全然弱いハル君なので少しでも強く為って貰う為に勉強してもらいます!!

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