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神へ。

作者: 破魔 七歌 
掲載日:2023/01/15

月明かりに凍える影

冬の生きものたちが

息をひそめて眠る

土の中

この世に生まれた肉は

ひしひしと耐え忍ぶ

春を夢みたサナギ

苗床に食い破られる苦しみ

誰も知らない夜の空気

満天の星空さえ

いつかの天体の死骸

果てない苦しみに答えなく

ソクラテスやプラトンの言葉を礎に

死してなお輝き続ける星空をみた

誰しもが夢に想いに馳せる

肉体を抜け出した時間

呼吸とともに繰り返される生死

何億光年か先でも生まれ変わる

誰かの生み出した言葉や想いにとらわれることなく

天国も知らず地獄も知らず

自由になる

大いなるものたちの棲み家で

息をひそめる

声を聴いてはくれないか

黙ってはいないで

熱い想いにも答えようとはしないのか

私の想いこそ無へと幻想の内に帰る現実リアル

対話をこそ求めたい

君の心の奥底にあるもの

どうして君の声はそんなにも小さいのか

とても薄くて

頼りない

人間らしさを知らない君

そうは言っても

君には響かないだろう

だから僕は

君を信じることなんて出来ない

今も独り言を言ってる僕がバカみたいじゃないか

それでも君は

僕らには分からない理由を突きつけて

黙っているんだろう

悔しいよ

そんな裏切られ方ってあるかい?









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― 新着の感想 ―
[良い点] 儚い精緻な硝子を思わせる想い。 とても素敵でした。 [一言] なんか、がんばれーって書きたくなりました。 神は黙して語らない。 時に人もです。 事情は様々でも、そうなっていることがありま…
[良い点] こんな素晴らしい詩にこのような感想で申し訳ありません。 「全くでござる!!」
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