表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
418/918

痛みと殺意

 殺人鬼を語り手にしたアメリカの小説を読んでいて

 その行為自体にはまったく共感できないし

 バカバカしいくらいに突き放されて描かれてもいたが

 私には常に鋭い痛みがある

 その痛みが他人に振りかかればいいと思うくらいだ

 そう独白する瞬間には

 こころを動かすものがあった

 痛み

 それはだれもが抱えているのだろうか

 殺された人間も

 殺した人間も

 痛みに気づかない人間にも

 痛みは存在しているのだろうか

 そのことをどう考えれば

 痛みをどう名指せば

 殺意を和らげられるのだろう

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ