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プロローグ
あるところに精霊界という精霊が住む世界がありました
そこは人々の中核となる世界でした
精霊界に住む精霊達の力によって世界は安定していたのです
だが、魔物が突然増えていき
精霊界に歪みができてしまいました
この歪みを直すため、精霊王は自らを人柱にして世界を護っていたのです
そんな中、ある一人の人間がやって来ました
男の人は言いました
精霊王、魔物が増えたのは精霊王のせいだと聞いた
精霊王を殺せばすべて元通りになると…世界は安定すると…
そして
男は精霊王に剣を向けた
ザシッュ
男の剣は真っ赤に染まった
これで…これで…きっと
男は嬉しそうにそれでいて悲しそうに泣いていた…




