表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
1/1

プロローグ

-神は存在するのか? 


人類の永遠の疑問。 俺は存在すると思う。 なぜかって? そう思っていた方が前向きに生きられそうだし、否定派の人はそもそも信仰心がない。 俺みたいに信仰心の塊のような人間に神は救いの手を差し伸べてくれるんだろう。




-20XX年、4月某日-


ついにこの日が来たのだ。 いつもより二時間早く起きて、近所の神社でお祈りを済まして、学校へと向かった。 背負ったリュックには全国各地の開運のお守りが入っておりパンパンに膨らんでいる。 今日の為にお百度参りだって達成した。 そう準備は万端だ。 神様どうか俺に救いを・・・



学校に着き、廊下に貼られている張り紙を真剣な眼差しで見つめる、60程回見直して私は悟った。







神など存在しない。




2年A組、雨野雫。


2年F組、一途一。




評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ