世知辛いね
今日の投稿はこれで終わりです
明日もできたら今日と同じ感じで投稿していく予定です
この世界に産まれてから約半年が経った。
その間にした事と言えば身体を動かす練習と誰にもバレないように魔力操作の練習だけだった。
え?それだけ?と思うかもしれないが、赤ん坊の身体と言うのは思いの外不便で首が座らないとまともに移動することもできない、たかが寝返りをうつだけでかなり疲れる、なにをしてもすぐに腹が減るし疲れると、とんでもなく燃費が悪いのだ、その代わりどんどん成長していき今ではハイハイどころかつかまり立ちもできるようになった。ハイハイを見せたのは生後4ヶ月位で「少し早いか?」と思いつつも移動するには必要だと思い見せることにした案の定みんな驚いて「天才だ!」「将来が楽しみね」とか褒めてくれたが精神年齢が17の俺は少し恥ずかしかったのもいい思い出だ。このまま他にもできることをアピールして行動範囲を広げようとしたがハイハイできるぐらいなのにこれまで以上に監視の目が厳しくなり部屋の中には俺がどっか行かないよう常に人がいるようになってしまった。仕方がないのでとりあえずはいろんなものを鑑定してみた。その結果がこれだ。
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ランタン
魔石によって明かりを灯す
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エルダートレントの棍
エルダートレントを素材とした棍
魔法の発動媒体にも使用できる
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俺の部屋にあったランタン、何を燃料として明かりを灯しているのかわからず鑑定してみた結果だ、いつも母親が近くに置いている杖のようなものだ、見た目おっとりとしている母親の横にあるとかなり違和感がある、他にも人にも鑑定をしてみた。
まずは両親から
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【名前】カリオス・ケイニッヒ
【種族】人族
状態:健康
レベル:42
HP:4000/4000
MP:2300/2300
筋力:650
敏捷:570
魔力:230
器用:350
幸運:32
魔法
無魔法Lv5 火魔法Lv2 風魔法Lv3
スキル
魔闘術Lv5 気配察知Lv4 剣術Lv6 盾術Lv5 指揮Lv5
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【名前】アンソワーズ・ケイニッヒ
【種族】人族
状態:健康
レベル:45
HP:3300/3300
MP:6000/6000
筋力:270
敏捷:380
魔力:700
器用:450
幸運:46
魔法
無魔法Lv3 火魔法Lv4 水魔法Lv4 風魔法Lv6 光魔法Lv5
スキル
棍術Lv4 気配察知Lv3 短剣術LV2 料理2
加護
うん。とりあえず父親は脳筋、母親はスキル欄の構成が物騒だ。
領主なんだよね?辺境伯ってそんな強さ必要なの?まあ、魔物がいたりして戦ったりとかはわかるけど、これじゃそこら辺にいる騎士さんよりも強くない?まあ、俺もそういう環境を望んで辺境の貴族に転生させてもらったけど、想像以上だよ!
まあ、いいや、次いつものメイドさんと一般的な騎士さん
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【名前】エレーナ
【種族】人族
状態:健康
レベル:23
HP:1600/1600
MP:1000/1000
筋力:180
敏捷:200
魔力:180
器用:300
幸運:42
魔法
無魔法Lv3 火魔法Lv3
スキル
給仕Lv5 料理Lv4
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【名前】ルーク
【種族】人族
状態:健康
レベル:33
HP:3000/3000
MP:1800/1800
筋力:340
敏捷:400
魔力:190
器用:240
幸運:35
魔法
無魔法Lv3 火魔法Lv2
スキル
剣術Lv3 魔闘術Lv2 剣術Lv2 盾術Lv3
加護
…はい。知ってたよ。両親がかなり強いなんて薄々気付いてたけど、やばくね?こうして並べることによって際立つよね何と言っても母親が一番レベル高いってどうなのさ、まあ騎士さんはあくまで一般的なレベルであって一番強いわけじゃないからまだ他にも強い人がいるはず…
うちの両親守られる側じゃなくて守る側だよね?まあ、それでも神から貰った加護があれば俺が両親を守れる位強くなれるはず…なれるよね?
読んでいただきありがとうございます