午後の魔法の授業
なんと!昨日でpv1万突破&ブクマ100突破しました!初めて書く小説で読んでもらえるか不安でしたが嬉しい限りです。
これからも武術チートをよろしくお願いします(≧∇≦)
父様が張り切りすぎて怪我人が続出する訓練が終わり、訓練場を出て中庭に移動してから待ちに待った母様による魔法の授業となった。
「では、今からアルくんに魔法の授業をしたいと思います。
まずは魔法の属性についてから説明すると、
魔法の属性というのは
無、火、水、土、風、光、闇、時空、召喚
の9つの属性があって、その人の才能によっては上位魔法を使えるようになる事があるわね。
まずは基本から説明するとして、無から説明しましょう
無は基本誰でも使う事が出きて魔法が使えない剣士にも必須の魔法よ。
無は他の属性に比べて使い道はあまり無いけど、これが上手く使えないと剣士にも魔法使いにも一流には慣れないわ。
代表的な使い道は
魔力を身体に流す「身体強化魔法」と、
魔力を自分の前の空間で圧縮、固定する「魔力障壁」の2つね。
簡単に無についてまとめると、
全ての魔法の基礎で、これが上手く使えない人は騎士でも冒険者でも一流には成れないわ
次に火、水、土、風の4つについて説明します。
火、水、土、風は無と違って魔法適正が無いと使えないわね、アルくんの魔法適正は説明が一通り終わってから調べるからちょっと待っててね?
各属性の特徴を説明すると、
火魔法=攻撃特化
水魔法=サポート中心
土魔法=バランス型
風魔法=バランス型だけど、攻撃力が高い
って感じかしら?
これが上位魔法になると少し変わってきたりするんだけど、まだアルくんに教えるのは早いから使えるようになったらね。
話を戻して、火魔法から説明すると…」
分かりやすかったが、更に簡略化すると、
無→誰でも使える、すべての魔法の基礎
火→攻撃力が高いがサポートには向かない
水→攻撃力は高くないがちょっとした回復なら出来る
土→他と比べ質量があるので色々と使える
風→見えないので攻撃が避けづらい
光→回復等のバフ系魔法アンデットに有効、神官に使い手が多い
闇→禁じられた魔法などもあり使い道は気をつけなければならない。
時空→アイテムボックス等の便利な魔法が使え冒険者憧れの魔法
召喚→契約する事によって初めて使用可能、契約した魔物等を呼び寄せることができ終わった後は返すことができる。
説明詳しいのは嬉しいんだが、本に書いてある事もあったのでまとめてみた。
「魔法適性を調べる前に少し、魔法適正についても説明するね?
魔法適正は無以外はみんな何かしら持っていて火、水、土、風のどれかを持っていることが多いわね、光と闇は持っている人が少なくて、時空と召喚はかなり持っている人が少ないわ。
複数属性を持っている人も2つ、3つならそこまで少なく無いけど、4つ以上はかなり少ないわ、そういう私も4属性ね」
魔法適正を測る前に詳しい説明をして貰ったが、やはり全属性は少なそうだな、時空魔法が聞いた限り1番使えそうだ、何と言ってもアイテムボックスが魅力的だろう、何としても覚えなくては!
「じゃあいまからアルくんの魔法適正を調べたいと思いま〜す!
ここに用意した水晶に手を乗せると、持っている魔法適性がわかるようになってます!じゃあ、アルくん手をここに乗っけてみて」
そう言われて俺は水晶の上に手を乗せてみた。
すると水晶は、赤、青、茶、緑、黄、黒、銀、金の色に光始めた。
「えっ?」
俺は、「なるほど、こんな風に光るのか、いかにもファンタジーって感じだな」なんて考えながらいつまで手を乗っけていれば良いのか分からずとりあえず母様に視線を向けると、そこにはいつもの慈愛に満ちた微笑を浮かべる母様の初めて見る驚愕の表情だった。
俺は美人は驚いた顔でも絵になるんだな、なんて考えながらも待っていると母様はみるみるうちに驚愕からいつもみるような微笑ではない喜びの笑みを浮かべ、
「アルくん凄いよ!私、全属性なんて初めて見たよ!それに、魔力量も他の子と比べてかなり多いし、天才だよ〜‼︎」
そう言って俺を抱きしめ少女のようにはしゃぐ母様
そのまま、「あの人にも教えてあげないと!」と言って今父様が居るであろう執務室に向かって歩いて行った。
あのー、魔法の訓練がしたいのですが…
読んでいただきありがとうございます




