表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
4/12

長い廊下を歩くのは面倒である

この古い校舎は、木造であり、剣から重要な建築物に指定されているとかで、未だに改築もできず、二階のない、ただただながっぽそい廊下が、続き、授業が教室で、行われないと、それを、歩いていかなければいけないからめんどくさい

特に、体育館なんて言うのは、行くまでだけで、徒競走のような長さなのだ

その日私は、トイレに入ってから授業に出ようとしていた

休み時間に、水を飲みすぎたせいだろうか

急いで駆け込んだが、なかなか出れず

ようやくトイレから顔を出したときに、私の目には、始業まで、残り一分を切った時計が、向こうのほうに見えた

「まずいぞ」

そう思うが、今から、教室で着替えて、体育館まで走ることを考えると

あまり良いこの先は見えない

しかし、立ち止まることもできず

必要最低限の怒られることを考えながら、私は、着替えると教室から出て、体育館へと向かう長い廊下を走ろうとして、スピードを緩めた

廊下の一部に、誰か掃除中に溢したのだろうか

水が、ばらまかれたように、濡れていた

私は、それにかまうことなく、走りはじめた

急がなくては

そう思いながら、廊下を曲がった時、足に何かが触れる

「ポシャン」

水である

そう思った瞬間に、私は、水の中に突っ込んでいた

水没である

何故か、廊下に、大量の水がたまり

校舎の低くなっている西側に、水が入り込んでいた

私は一瞬パニックになりながらも、急いで、陸地のある反対方向へと、這い上がる

サイワにして、2.3段の階段を上ると、

水につかることはない

「おい、何やっているんだ」

私は振り返ると、体育の木島がそこにジャージで立っていた

「っあ・・・水が」

「水?・・そういえば、お前、びしょ濡れだけど、どうしたんだ」

気が付くと、水などなく、私は一人、

乾いた廊下の木の板の上に、ジャージから水を、滴らせていた

後日「オモラシマン」と言う不名誉なあだ名を中学生にもなりつけられたが

良くよく調べてみると、あの学校は、1878の大洪水をもろに受けた城跡なのである

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ