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エッセイ

文学フリマ サークル参加の思い出(漫画つき)

作者: チャーコ

 文学フリマというイベントはご存じですか? 

 文学フリマは、作り手が「自らが【文学】と信じるもの」を自らの手で販売する、文学作品展示即売会です。


 たくさんの思い出が詰まった文学フリマサークル参加の喜怒哀楽(?)を、貴様二太郎さんにお願いして4コマ漫画にしていただきました。


挿絵(By みてみん)


 ふわっと体験を伝えただけで、こんな素晴らしい漫画に仕上げていただき、二太郎さん、本当にありがとうございました!


 いろんな年代の方がいろんな文学作品を販売しているので、買い手側で見て回るのも楽しいですね。買い手側で参加するのでしたら入場無料なので、気軽に行ってみるだけでも雰囲気など楽しめると思います。


 コミケやコミティアと似ている部分もありますが、文学作品を販売したい・買いたいと考えるのでしたら、とてもおすすめのイベントです。もちろん、コミケやコミティアも非常に楽しいイベントだと思っています(有名作家ではない小説販売だと苦戦しますけどね!)


 文学フリマは、私自身は過去何回参加したのか具体的な回数は忘れてしまいましたが、行くたびにたくさんの面白い体験ができるので、もうすぐ開催予定の文学フリマ東京(2023年5月21日)もサークル参加で申し込み済みです。よかったらお越しくださいませ!


 以下は、あっきコタロウさんに作っていただいたお品書きです。


挿絵(By みてみん)


 今まで、東京・大阪・京都・金沢でサークル参加してきました(金沢は現在休止中)

 開催される地域の特性もありますし、会える方々も変わってくるので、どこの文学フリマ参加も楽しいこといっぱい!


 私は相方のみずがめさんと知り合ってから、東京と大阪のイベントにずっと誘っています。みずがめさんは人気あるWEB小説を書いていますが、視覚障害者ということもあって、私以外のネット上の知り合いに会ったことはありませんでした。


 障害者でもイベントに行って楽しんでほしい! という私の主張に付き合ってくれたみずがめさんは、初参加の文学フリマ大阪で、熱心なファンの方に握手を求められました。

 ファンの方は、文学フリマ大阪が開場して真っ先においでくださって、握手したあとに


「この作品の続きはいつ投稿されますか?」


 と、並べていた同人誌を指してくださったので、みずがめさんは慌てて


「大阪から帰ったらすぐに書きます!」


 とお返事をしていました。

 私もファンの方がイベントに来てくださって、差し入れまでくださった嬉しさは忘れられません。みずがめさん、文学フリマに参加して、たくさん出会いがあってよかったですね!


 漫画に描いていただいた通り、ファンの方に直接出会えることは喜びそのものです。

 怒るってほどでもないのですが、同人誌イベントで一万円札を出されたらすごく驚いて焦ってしまいますので(つり銭用意が大変)できれば控えていただけるとありがたいですけれど。


 自分の宣伝や売り場工夫があまりできていなくて、そんなに売れなかったときは哀しかったですね。そういった反省を次の文学フリマ参加で活かせるように張り切っています!


 個人的には「年下男子×年上女性の恋愛小説」を書くのが大好きであるため、「年上男性との恋愛小説はありませんか?」とお客様に聞かれて「ごめんなさい~!」となってしまった体験もいい思い出です。


 でも、やっぱり楽しいから文学フリマ参加はやめられません!

「次の新刊はどんな内容で、イラストレーターさんに表紙依頼はどうしようかな」と考えるだけでもワクワクです。


 一生懸命イラストレーターさんにイメージを伝えて、ものすごくこだわった表紙絵を、通りかかった方がじいっと見つめて


「このイラスト、私とても好きです。買います!」


 と、お買い上げいただいたときの楽しさと嬉しさといったら! どうか中身も楽しんでいただけますように。


 あとは各地で出会った作者さんとの交流も楽しいです。

 次回開催の文学フリマ東京では前回に引き続き、志茂塚ゆりさんと合同で出店します。ゆりさんは前回、初めて直接会うことができましたが、愛らしく真面目な雰囲気は執筆している小説の印象と同じだなあと、素敵な出会いに感謝しました。


 前回の文学フリマ大阪では、ナユタさんと佐倉治加さんと一緒に参加して盛り上がりました。ナユタさんは売り手側では初参加ということで、治加さんと


「ファンの方は実在するんですね」


 など二人で話していたらしく、直接ファンの方や作者さんと楽しんでいただけたようで嬉しく思います。


 文学フリマで出会った方々も非常に多くなり、みなさんのお名前を全員挙げることは難しいのですが、毎回大阪のイベントを手伝ってくださる十六夜亰也さんと、このエッセイを後押ししてくださった黒鯛の刺身♪さんには特にお礼を申し上げます。


 まだ会っていないみなさんにも会いたい! 楽しみたい!


 そんな気持ちで2023/5/21の文学フリマ東京と、2023/9/10の文学フリマ大阪に申し込んでいますので、よろしければお越しくださいませ。

 なろうで読んだり書いたりしている方々ならば楽しめると思います。


 みずがめさんと一緒にお待ちしていますので、ぜひお気軽にご参加ください。おしゃべりを楽しむのも大歓迎です!

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― 新着の感想 ―
[良い点]  素敵なエッセイで、楽しく拝読しました! 〝文学が大好きな人たちが集まる場〟って、良いですよね~。「みんな、仲間!」という印象です。 [一言]  二太郎様の4コマ漫画(『喜怒哀楽』ならぬ『…
[良い点] わあっ(≧▽≦) 楽しんで来てくださいね( ´艸`)
[一言] 楽しそうな雰囲気が伝わってきました (*´▽`*) 一万円は酷いですよね ><。 でも会場の周りでの両替行為もマナー違反なんですよね ><。
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